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公開番号2024068285
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-20
出願番号2022178609
出願日2022-11-08
発明の名称操作表示装置及び画像形成装置
出願人株式会社リコー
代理人個人,個人,個人
主分類G09F 9/00 20060101AFI20240513BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】タッチパネルの浮き上がりを抑制しつつ、タッチパネルと液晶パネルとの間の間隔を小さくする。
【解決手段】前面に操作体が接近又は接触する操作面45aを有する透明基材45の背面に、操作面45aに対する操作体の接近又は接触を検知する静電容量式のセンサシート47が設けられるタッチパネル40と、タッチパネル40の背面側に配置される液晶パネル46と、タッチパネル40の前面を除く部分を覆う外装カバー41と、タッチパネル40と液晶パネル46との間を封止する封止部材50と、を備える操作表示装置9であって、外装カバー41は、タッチパネル40と液晶パネル46との間に介在するスペーサ部51を有し、センサシート47は、透明基材45とスペーサ部51との間には介在しないように配置される。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
前面に操作体が接近又は接触する操作面を有する透明基材の背面に、前記操作面に対する前記操作体の接近又は接触を検知する静電容量式のセンサシートが設けられるタッチパネルと、
前記タッチパネルの背面側に配置される液晶パネルと、
前記タッチパネルの前面を除く部分を覆う外装カバーと、
前記タッチパネルと前記液晶パネルとの間を封止する封止部材と、
を備える操作表示装置であって、
前記外装カバーは、前記タッチパネルと前記液晶パネルとの間に介在するスペーサ部を有し、
前記センサシートは、前記透明基材と前記スペーサ部との間には介在しないように配置されることを特徴とする操作表示装置。
続きを表示(約 360 文字)【請求項2】
前記センサシートは、前記外装カバーの互いに反対側の縁に設けられる前記スペーサ部同士の間隔よりも小さく形成される請求項1に記載の操作表示装置。
【請求項3】
前記センサシートは、前記液晶パネルの表示領域よりも大きく形成される請求項1又は2に記載の操作表示装置。
【請求項4】
前記タッチパネルは、前記スペーサ部に対して固定される請求項1又は2に記載の操作表示装置。
【請求項5】
前記液晶パネルは、前記スペーサ部に対して押し付けられるように前記外装カバーに締結される締結部を有する請求項1又は2に記載の操作表示装置。
【請求項6】
画像形成部と、
請求項1又は2に記載の操作表示装置と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、操作表示装置及び画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
複写機、プリンタ、ファクシミリ、又はそれらの複合機などに搭載される操作表示装置として、タッチパネル式の操作表示装置が知られている。
【0003】
タッチパネル式の操作表示装置は、タッチパネルと、その背面に配置される液晶パネルなどを備えており、これらを貼り合わせる方式として、ダイレクトボンディング方式とエアギャップ方式とがある。ダイレクトボンディング方式は、タッチパネルと液晶パネルとが全面的に貼り合わされる方式であるのに対し、エアギャップ方式は、タッチパネルと液晶パネルとがこれらの間に空間を介在させて部分的に貼り合わされる方式である。
【0004】
スマートフォン、タブレット端末などにおいては、ダイレクトボンディング方式が主流であるが、ダイレクトボンディング方式の場合、タッチパネル又は液晶パネルに不具合が生じた場合、タッチパネルと液晶パネルを一緒に交換する必要があり、交換コストが高くなる。これに対して、エアギャップ方式の場合、タッチパネルと液晶パネルを個別に交換できるため、交換コストを低減できる利点がある。しかしながら、エアギャップ方式の場合、タッチパネルと液晶パネルとの間への異物侵入を防止するため、これらの間をスポンジなどの封止部材によって封止する必要がある。
【0005】
ところで、このような封止部材を必要とするエアギャップ方式においては、部品の寸法誤差あるいは取付誤差などにより、タッチパネルと液晶パネルとの間隔が所定の間隔より小さくなると、封止部材が過度に圧迫されるため、タッチパネルが封止部材の弾性力により押し出されて、外装カバーに対してタッチパネルが浮き上がることがある。特に、タッチパネルの前面全体が露出する、いわゆるフルフラット構造においては、タッチパネルの前面が外装カバーによって保持されていないため、タッチパネルの浮き上がりが生じやすい。
【0006】
斯かる問題に対して、特許文献1(特開2022-30026号公報)においては、封止部材を、タッチパネルと液晶パネルとの間ではなく、液晶パネルの側面と外装カバーとの間に介在させることにより、異物侵入を防止しつつ、タッチパネルの浮き上がりを抑制する方法が提案されている。
【0007】
また、タッチパネルの浮き上がりを抑制する別の対策として、タッチパネルと液晶パネルとの間の間隔を大きくすることにより、部品の寸法誤差あるいは取付誤差などの影響を低減する方法も考えられる。しかしながら、静電容量の変化を利用して操作する静電容量方式の操作表示装置においては、タッチパネルと液晶パネルとの間の間隔が大きくなると、操作性の低下、及び、視差の影響による視認性の低下が懸念される。
【0008】
特許文献1においては、タッチパネルの浮き上がりを抑制する方法について提案されているが、タッチパネルと液晶パネルとの間の間隔に起因する操作性及び視認性については検討されていない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
そこで、本発明においては、タッチパネルの浮き上がりを抑制しつつ、タッチパネルと液晶パネルとの間の間隔を小さくすることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決するため、本発明は、前面に操作体が接近又は接触する操作面を有する透明基材の背面に、前記操作面に対する前記操作体の接近又は接触を検知する静電容量式のセンサシートが設けられるタッチパネルと、前記タッチパネルの背面側に配置される液晶パネルと、前記タッチパネルの前面を除く部分を覆う外装カバーと、前記タッチパネルと前記液晶パネルとの間を封止する封止部材と、を備える操作表示装置であって、前記外装カバーは、前記タッチパネルと前記液晶パネルとの間に介在するスペーサ部を有し、前記センサシートは、前記透明基材と前記スペーサ部との間には介在しないように配置されることを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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