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公開番号2024067742
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-17
出願番号2022178054
出願日2022-11-07
発明の名称プリンタ
出願人ブラザー工業株式会社
代理人弁理士法人コスモス国際特許商標事務所
主分類B41J 2/525 20060101AFI20240510BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】カラー印刷が可能なプリンタであって、特定色についてユーザの好みの色合いになり易い技術を提供すること。
【解決手段】プリンタ1は、色合いを調整するキャリブレーション処理を実行可能である。プリンタ1は、RGB値で示される画像データを含む印刷ジョブを受け付けた場合に、RGB値をCMYK値に変換する前に、受け付けた印刷ジョブが特別赤を利用する印刷ジョブであるか否かを判断し、キャリブレーションの実行条件を満たしているか否かを判断する。プリンタ1は、受け付けた印刷ジョブが特別赤を利用する印刷ジョブでないと判断した場合、累積枚数が第1閾値よりも大きい場合にキャリブレーションを実行する。プリンタ1は、受け付けた印刷ジョブが特別赤を利用する印刷ジョブであると判断した場合、累積枚数が第2閾値よりも大きい場合にキャリブレーションを実行する。第2閾値は、第1閾値よりも小さい。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
カラー印刷が可能な印刷デバイスを備えるプリンタであって、
前記プリンタは、
RGB値で示される画像データを含む印刷ジョブを受け付ける受付処理と、
前記受付処理にて受け付けられた前記印刷ジョブに含まれる前記画像データを、CMY値に変換するCMY変換処理であって、特定のRGB値である特定色に類似する複数の選択色の1つが指定された前記印刷ジョブである特定印刷ジョブが受け付けられた場合、前記画像データに含まれる前記特定色のRGB値を、指定されている前記選択色に対応するCMY値に変換する前記CMY変換処理と、
前記CMY変換処理にてCMY値に変換された前記画像データに示される画像を、前記印刷デバイスに印刷させる印刷処理と、
を実行可能であり、
前記プリンタはさらに、
色合いを調整するためのキャリブレーション処理と、
前記受付処理にて前記印刷ジョブを受け付けた場合に、前記CMY変換処理を実行する前に、受け付けた前記印刷ジョブが前記特定印刷ジョブであるか否かを判断する第1判断処理と、
前記第1判断処理を実行した後、前記キャリブレーション処理を実行する実行条件を満たしているか否かを判断する第2判断処理と、
を実行可能であり、
前記実行条件には、第1実行条件と、前記第1実行条件よりも条件を満たし易い第2実行条件とがあり、
前記プリンタはさらに、
前記第1判断処理にて、受け付けた前記印刷ジョブが前記特定印刷ジョブでないと判断された場合に、前記第2判断処理にて、前記実行条件として前記第1実行条件を満たしているか否かを判断し、前記第2判断処理にて、前記第1実行条件を満たしていると判断された場合に、前記キャリブレーション処理を実行し、
前記第1判断処理にて、受け付けた前記印刷ジョブが前記特定印刷ジョブであると判断された場合に、前記第2判断処理にて、前記実行条件として前記第2実行条件を満たしているか否かを判断し、前記第2判断処理にて、前記第2実行条件を満たしていると判断された場合に、前記キャリブレーション処理を実行する、
ように構成される。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
請求項1に記載されるプリンタにおいて、
前記第1実行条件は、前回の前記キャリブレーション処理の実行から累積した印刷回数が第1閾値回数を超えたことであり、
前記第2実行条件は、前回の前記キャリブレーション処理の実行から累積した前記印刷回数が前記第1閾値回数よりも小さい第2閾値回数を超えたことである、
ように構成される。
【請求項3】
請求項1に記載されるプリンタにおいて、
前記第1実行条件は、前回の前記キャリブレーション処理の実行時と現在との温度もしくは湿度の差が第1環境閾値よりも大きいことであり、
前記第2実行条件は、前回の前記キャリブレーション処理の実行時と現在との温度もしくは湿度の差が前記第1環境閾値よりも小さい第2環境閾値よりも大きいことである、
ように構成される。
【請求項4】
請求項1に記載されるプリンタにおいて、
前記第1実行条件は、前回の前記キャリブレーション処理の実行時からの経過時間が第1閾値時間を超えたことであり、
前記第2実行条件は、前回の前記キャリブレーション処理の実行時からの経過時間が前記第1閾値時間よりも短い第2閾値時間を超えたことである、
ように構成される。
【請求項5】
請求項1に記載されるプリンタにおいて、
前記印刷デバイスは、現像ローラを有し、
前記プリンタは、
前記キャリブレーション処理において、前記現像ローラに印加される現像バイアスを設定する現像バイアス補正と、入力画像の階調に対応する露光面積率を設定するガンマ補正と、の少なくとも一方を行う、
ように構成される。
【請求項6】
請求項1に記載されるプリンタにおいて、
前記プリンタは、
前記第1判断処理にて、受け付けた前記印刷ジョブが前記特定印刷ジョブであると判断された場合に、前記特定印刷ジョブに含まれる前記画像データに、前記特定色が含まれているか否かを判断する第3判断処理を実行し、
前記第3判断処理にて、前記特定色が含まれていると判断された場合、前記第2判断処理にて、前記実行条件として前記第2実行条件を満たしているか否かを判断し、前記第2判断処理にて、前記第2実行条件を満たしていると判断された場合に、前記キャリブレーション処理を実行し、
前記第3判断処理にて、前記特定色が含まれていないと判断された場合、前記第2判断処理にて、前記実行条件として前記第1実行条件を満たしているか否かを判断し、前記第2判断処理にて、前記第1実行条件を満たしていると判断された場合に、前記キャリブレーション処理を実行する、
ように構成される。
【請求項7】
請求項1に記載されるプリンタにおいて、
前記プリンタは、
前記複数の選択色から構成されるカラーチャートを、前記印刷デバイスに印刷させるカラーチャート印刷処理を実行可能であり、
前記プリンタはさらに、
前記カラーチャート印刷処理を実行する場合に、前記カラーチャートを印刷する前に、前記キャリブレーション処理を実行する、
ように構成される。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書に開示される技術分野は、カラー印刷が可能なプリンタに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、カラー印刷が可能なプリンタであって、特定のRGB値である特定色についてユーザの好みの色合いに対応する技術が知られている。例えば特許文献1には、特定色について複数の類似色のパッチを含むカラーチャートを印刷する機能を有し、各パッチに対応する色番号とCMY値とを対応付ける変換テーブルを記憶するプリンタが開示されている。このプリンタは、特定色の色番号が指定された印刷ジョブを受信した場合に、受信した印刷ジョブに含まれる画像データを示すRGB値をCMY値に変換する。この際、プリンタは、画像データに含まれる特定色のRGB値を、変換テーブルを用いて、印刷ジョブに指定される色番号に対応するCMY値に変換する。その後、プリンタは、CMY値に変換された画像データに示される画像を印刷する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-092814号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
プリンタでは、印字特性の変化に対応するため、累積の印刷枚数が閾値を超えた場合や温度等の周辺環境が変化した場合に、現像バイアス値の更新やガンマ補正等を行って色合いを調整する、いわゆるキャリブレーション処理が実行される。このキャリブレーション処理の実行後、印刷が数多く実行されることで、色合いに変化が生じる場合がある。そのため、特許文献1に開示されているように、特定色の好みを指定した印刷ジョブを投入した場合に、印刷結果がユーザの好みの色合いにならないことがある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
この課題の解決を目的としてなされたプリンタは、カラー印刷が可能な印刷デバイスを備えるプリンタであって、前記プリンタは、RGB値で示される画像データを含む印刷ジョブを受け付ける受付処理と、前記受付処理にて受け付けられた前記印刷ジョブに含まれる前記画像データを、CMY値に変換するCMY変換処理であって、特定のRGB値である特定色に類似する複数の選択色の1つが指定された前記印刷ジョブである特定印刷ジョブが受け付けられた場合、前記画像データに含まれる前記特定色のRGB値を、指定されている前記選択色に対応するCMY値に変換する前記CMY変換処理と、前記CMY変換処理にてCMY値に変換された前記画像データに示される画像を、前記印刷デバイスに印刷させる印刷処理と、を実行可能であり、前記プリンタはさらに、色合いを調整するためのキャリブレーション処理と、前記受付処理にて前記印刷ジョブを受け付けた場合に、前記CMY変換処理を実行する前に、受け付けた前記印刷ジョブが前記特定印刷ジョブであるか否かを判断する第1判断処理と、前記第1判断処理を実行した後、前記キャリブレーション処理を実行する実行条件を満たしているか否かを判断する第2判断処理と、を実行可能であり、前記実行条件には、第1実行条件と、前記第1実行条件よりも条件を満たし易い第2実行条件とがあり、前記プリンタはさらに、前記第1判断処理にて、受け付けた前記印刷ジョブが前記特定印刷ジョブでないと判断された場合に、前記第2判断処理にて、前記実行条件として前記第1実行条件を満たしているか否かを判断し、前記第2判断処理にて、前記第1実行条件を満たしていると判断された場合に、前記キャリブレーション処理を実行し、前記第1判断処理にて、受け付けた前記印刷ジョブが前記特定印刷ジョブであると判断された場合に、前記第2判断処理にて、前記実行条件として前記第2実行条件を満たしているか否かを判断し、前記第2判断処理にて、前記第2実行条件を満たしていると判断された場合に、前記キャリブレーション処理を実行する、ように構成される。
【0006】
本明細書に開示されるプリンタは、受け付けた印刷ジョブが、特定色に対応する選択色が指定された特定印刷ジョブではない場合、キャリブレーション処理の実行条件を第1実行条件とし、特定色に対応する選択色が指定された特定印刷ジョブである場合、キャリブレーション処理の実行条件を、第1実行条件よりも条件を満たし易い第2実行条件とする。これにより、特定印刷ジョブの印刷前にキャリブレーション処理が実行される可能性が高まる。従って、色合いが調整された状態で特定印刷ジョブの印刷が行われるので、特定色の印字結果について、ユーザの想定した好みの色合いになり易い。
【0007】
上記プリンタを含む印刷システム、プリンタの機能を実現するための制御方法、コンピュータプログラム、当該プログラムを格納するコンピュータにて読取可能な記憶媒体も、新規で有用である。
【発明の効果】
【0008】
本明細書に開示される技術によれば、カラー印刷が可能なプリンタであって、特定色についてユーザの好みの色合いになり易い技術が実現される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
プリンタの概略構成を示すブロック図である。
カラーチャート印刷処理の手順を示すフローチャートである。
補正値設定処理の手順を示すフローチャートである。
カラーチャートの例を示す説明図である。
変換テーブルの例を示す説明図である。
選択色登録処理の手順を示すフローチャートである。
印刷ジョブ処理の手順を示すフローチャートである。
印刷準備処理の手順を示すフローチャートである。
キャリブレーション判断処理の手順を示すフローチャートである。
キャリブレーションの実行タイミングの例を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、実施の形態にかかるプリンタについて、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本実施の形態は、カラー印刷を実行可能なプリンタを開示するものである。
(【0011】以降は省略されています)

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