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公開番号2024067655
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-17
出願番号2022177890
出願日2022-11-07
発明の名称コネクタ
出願人株式会社オートネットワーク技術研究所,住友電装株式会社,住友電気工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H01R 13/502 20060101AFI20240510BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】異なる端子間での相対的な位置ずれを少なくすることを目的とする。
【解決手段】第1端子10Aと第2端子10Bとを保持するコネクタ20であって、第1端子がセットされる第1セット凹部32を有するベース部品30と、第1セット凹部の底とは反対側の開口を塞ぐようにベース部品に重ねられると共に、第2端子がセットされる第2セット凹部52を有するインナ部品40と、第2セット凹部の底とは反対側の開口を塞ぐようにインナ部品に重ねられるカバー部品70と、を備え、ベース部品とカバー部品との間にインナ部品を挟んだ状態で、カバー部品がベース部品に接した状態で合体する、コネクタである。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
第1端子と第2端子とを保持するコネクタであって、
前記第1端子がセットされる第1セット凹部を有するベース部品と、
前記第1セット凹部の底とは反対側の開口を塞ぐように前記ベース部品に重ねられると共に、前記第2端子がセットされる第2セット凹部を有するインナ部品と、
前記第2セット凹部の底とは反対側の開口を塞ぐように前記インナ部品に重ねられるカバー部品と、
を備え、
前記ベース部品と前記カバー部品との間に前記インナ部品を挟んだ状態で、前記カバー部品が前記ベース部品に接した状態で合体する、コネクタ。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
請求項1に記載のコネクタであって、
前記ベース部品と前記カバー部品とは、前記インナ部品の周囲を囲っている、コネクタ。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載のコネクタであって、
前記ベース部品は、前記第1端子及び前記第2端子に接続される相手側端子をガイドする挿入ガイド孔を有する前壁を有する、コネクタ。
【請求項4】
請求項1又は請求項2に記載のコネクタであって、
前記ベース部品、前記インナ部品又は前記カバー部品は、前記ベース部品、前記インナ部品及び前記カバー部品の合体方向に突出し、前記ベース部品、前記インナ部品及び前記カバー部品の合体状態で潰れることが可能なクラッシュリブを有する、コネクタ。
【請求項5】
請求項4に記載のコネクタであって、
前記ベース部品又は前記カバー部品は、前記クラッシュリブとして、前記ベース部品と前記カバー部品との接触箇所に位置する第1クラッシュリブを有し、
前記インナ部品又は前記カバー部品は、前記クラッシュリブとして、前記インナ部品と前記カバー部品との接触箇所に位置する第2クラッシュリブを有する、コネクタ。
【請求項6】
請求項4に記載のコネクタであって、
前記クラッシュリブは、基端側から先端側に向うに連れて徐々に幅狭になる形状である、コネクタ。
【請求項7】
請求項4に記載のコネクタであって、
前記ベース部品、前記インナ部品又は前記カバー部品は、前記第1端子及び前記第2端子に接続される相手側端子をガイドする挿入ガイド孔を有する前壁を有し、
前記クラッシュリブは、前記ベース部品、前記インナ部品又は前記カバー部品において、前記前壁から遠い縁よりも前記前壁側の縁の近くに位置している、コネクタ。
【請求項8】
請求項1又は請求項2に記載のコネクタであって、
前記カバー部品は、前記第2セット凹部の底とは反対側の開口を塞ぐカバー本体と、前記カバー本体の両側から前記インナ部品の両側外側を通り、前記ベース部品の両側に向かって延びて、前記ベース部品の両側に係止する一対の係止壁とを有する、コネクタ。
【請求項9】
請求項8に記載のコネクタであって、
前記一対の係止壁の内面にスライド突部が形成され、
前記ベース部品の両側に、前記スライド突部を前記第1端子の延在方向に沿ってガイドする合体用ガイド溝が形成されている、コネクタ。
【請求項10】
請求項9に記載のコネクタであって、
前記ベース部品に、前記合体用ガイド溝の延在方向に対して交差する方向に延び、前記ベース部品に対して前記インナ部品又は前記カバー部品が浮いた状態で、移動しようとする前記スライド突部と干渉する干渉面が形成されている、コネクタ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、コネクタに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、保持部材とカバー部材を電線の軸線方向と交差する方向に合体して構成され、内導体を収容可能な誘電体を開示している。カバー部材に、誘導部が形成されている。誘導部は、カバー部材と保持部材との合体時に、カバー部材が仮組付位置から正規組付位置へ前後方向に変位する過程で保持部材とカバー部材を合体方向へ接近させる。これにより、カバー部材と保持部材との合体方向におけるがたが抑制される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-147558号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、複数の端子が上下段に分けてコネクタ内に収容され、かつ、上下段の端子が上下別々のカバー部材によって位置規制されることが想定される。
【0005】
この場合、複数の部品の寸法公差の累積が、上下のカバー部材の位置誤差に影響を与える可能性がある。上下のカバー部材の位置誤差が大きくなると、上下段の端子間での相対的な位置ずれが大きくなる可能性がある。
【0006】
そこで、本開示は、異なる端子間での相対的な位置ずれを少なくすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示のコネクタは、第1端子と第2端子とを保持するコネクタであって、前記第1端子がセットされる第1セット凹部を有するベース部品と、前記第1セット凹部の底とは反対側の開口を塞ぐように前記ベース部品に重ねられると共に、前記第2端子がセットされる第2セット凹部を有するインナ部品と、前記第2セット凹部の底とは反対側の開口を塞ぐように前記インナ部品に重ねられるカバー部品と、を備え、前記ベース部品と前記カバー部品との間に前記インナ部品を挟んだ状態で、前記カバー部品が前記ベース部品に接した状態で合体する、コネクタである。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、異なる端子間での相対的な位置ずれを少なくできる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は実施形態に係るコネクタを示す斜視図である。
図2は同上のコネクタを示す斜視図である。
図3は同上のコネクタを示す分解斜視図である。
図4は同上のコネクタを示す分解斜視図である。
図5は図1のV-V線断面図である。
図6は図1のVI-VI線断面図である。
図7はコネクタの組立作業例を示す説明図である。
図8はコネクタの組立作業例を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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