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公開番号2024066661
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-16
出願番号2022176215
出願日2022-11-02
発明の名称液体繊維処理剤組成物
出願人ライオン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類D06M 13/02 20060101AFI20240509BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約【課題】被膜の形成や、保存安定性及び使用性の低下を抑制しつつ、肌保湿性を繊維製品へ付与できる繊維処理剤を提供する。
【解決手段】(A)炭化水素油、(B)アルキレンオキシド付加型ノニオン界面活性剤、(C)多価アルコール、及び、(D)水を含有し、
液体繊維処理剤組成物の総質量に対して、
(A)成分の含量が10~30質量%であり、
(B)成分の含量が5質量%超~20質量%であり、
(C)成分の含量が1~30質量%であり、
(A)成分と(C)成分との質量比(A/C)が2.0~30である、液体繊維処理剤組成物。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
液体繊維処理剤組成物であって、以下の(A)~(D)成分:
(A)炭化水素油、
(B)アルキレンオキシド付加型ノニオン界面活性剤、
(C)多価アルコール、及び、
(D)水
を含有し、
(A)成分の含量が、液体繊維処理剤組成物の総質量に対して10~30質量%であり、
(B)成分の含量が、液体繊維処理剤組成物の総質量に対して5質量%超~20質量%であり、
(C)成分の含量が、液体繊維処理剤組成物の総質量に対して1~30質量%であり、
(A)成分と(C)成分との質量比(A/C)が2.0~30である、液体繊維処理剤組成物。
続きを表示(約 400 文字)【請求項2】
(A)成分と(B)成分との質量比(A/B)が0.5~5である、請求項1に記載の液体繊維処理剤組成物。
【請求項3】
25℃における粘度が200~500mPa・sである、請求項1又は2に記載の液体繊維処理剤組成物。
【請求項4】
(A)成分が、20℃以下の融点を有する炭化水素油である、請求項1に記載の液体繊維処理剤組成物。
【請求項5】
(B)成分が、ポリオキシアルキレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレン硬化ひまし油、及びポリオキシアルキレンアルキルエーテルからなる群より選ばれる一種以上である、請求項1に記載の液体繊維処理剤組成物。
【請求項6】
(C)成分が、炭素数2~6の多価アルコール及びポリエチレングリコールからなる群より選ばれる一種以上である、請求項1に記載の液体繊維処理剤組成物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、液体繊維処理剤組成物に関する。
続きを表示(約 3,300 文字)【背景技術】
【0002】
繊維処理剤の市場は年々拡大している。柔軟性、抗菌性や静電気防止効果を繊維製品へ付与するという基本的機能に加えて、近年は香りが重視され、様々な香りを持つ繊維処理剤が販売されている。
また、化粧品で採用されているスキンケア成分を配合することで、処理した繊維製品にスキンケア機能(例えば、肌の保湿)を付与するという、新たな機能を訴求した繊維処理剤も展開されている(特許文献1~2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-54305号公報
特開2005-82915号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明者は、肌の保湿を訴求した繊維処理剤を開発するにあたり、保湿成分の含量を高めたところ、被膜の形成や、保存安定性(分離や亀裂の発生)及び使用性の低下が起こることを初めて見いだした。被膜の形成は、繊維処理剤を洗濯機の投入口へ入れた後、長時間放置することで生じる。被膜は、繊維処理剤の外観を損ねるだけでなく、繊維処理剤の投入口から洗濯槽内への移動を妨げて繊維処理能力の低下にもつながる。
そこで、保湿成分の含量が高くても、被膜の形成や、保存安定性及び使用性の低下が抑制された繊維処理剤の提供を課題として設定した。
【課題を解決するための手段】
【0005】
この課題を鋭意検討した結果、本発明者は、特定種類の保湿成分と、ノニオン界面活性剤と多価アルコールとを特定の質量比で配合すると、前記課題を解決できることを見いだした。本発明は、この知見に基づいてなされたものである。
【0006】
すなわち、本発明は、以下の〔1〕~〔6〕に関するものである。
〔1〕液体繊維処理剤組成物であって、以下の(A)~(D)成分:
(A)炭化水素油、
(B)アルキレンオキシド付加型ノニオン界面活性剤、
(C)多価アルコール、及び、
(D)水
を含有し、
(A)成分の含量が、液体繊維処理剤組成物の総質量に対して10~30質量%であり、
(B)成分の含量が、液体繊維処理剤組成物の総質量に対して5質量%超~20質量%であり、
(C)成分の含量が、液体繊維処理剤組成物の総質量に対して1~30質量%であり、
(A)成分と(C)成分との質量比(A/C)が2.0~30である、液体繊維処理剤組成物。
〔2〕(A)成分と(B)成分との質量比(A/B)が0.5~5である、前記〔1〕に記載の液体繊維処理剤組成物。
〔3〕25℃における粘度が200~500mPa・sである、前記〔1〕又は〔2〕に記載の液体繊維処理剤組成物。
〔4〕(A)成分が、20℃以下の融点を有する炭化水素油である、前記〔1〕に記載の液体繊維処理剤組成物。
〔5〕(B)成分が、ポリオキシアルキレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレン硬化ひまし油、及びポリオキシアルキレンアルキルエーテルからなる群より選ばれる一種以上である、前記〔1〕に記載の液体繊維処理剤組成物。
〔6〕(C)成分が、炭素数2~6の多価アルコール及びポリエチレングリコールからなる群より選ばれる一種以上である、前記〔1〕に記載の液体繊維処理剤組成物。
【発明の効果】
【0007】
後述の実施例に示すように、本発明の液体繊維処理剤組成物は、被膜の形成や、保存安定性及び使用性の低下を抑制しつつ、肌保湿性を繊維製品へ付与できる。したがって、本発明は、従来製品にはない付加価値を有する繊維処理剤を提供できる。
【発明を実施するための形態】
【0008】
〔(A)成分:炭化水素油〕
(A)成分は、肌を保湿する機能(肌保湿性)を繊維製品へ付与するために配合する。
(A)成分を構成する炭化水素(以下、「炭化水素」)は飽和又は不飽和のいずれでもよいが、飽和が好ましい。炭化水素は脂肪族又は芳香族のいずれでもよいが、脂肪族が好ましい。炭化水素は直鎖状、分岐鎖又は環状のいずれでもよい。
(A)成分は、単一種類の炭化水素から構成されていてもよく、複数種類の炭化水素からなる混合物であってもよい。
(A)成分の常圧下の融点(以下、「融点」ともいう)は、好ましくは40℃以下、より好ましくは20℃以下ある。融点は、炭化水素について慣用の測定方法、例えば示差走査熱量測定法(DSC)法で測定できる。具体的には、示差走査熱量計(例えば、DSC120(セイコーインスツル(SII)社製))を用いて測定できる。
(A)成分の例としては、流動パラフィン(融点:-10℃以下)、イソパラフィン(融点:0℃)、スクワラン(融点:-38℃)、スクワレン(融点:-75℃)やテトラデカン(融点:6℃)が挙げられる。これらのうち、融点が20℃以下である流動パラフィン、スクワラン、スクワレン、イソパラフィン及びテトラデカンが好ましく、流動パラフィン及びスクワランがより好ましく、流動パラフィンが更に好ましい。
(A)成分は公知物質であり、市場で容易に入手可能であるか、又は調製可能である。
(A)成分は単一種類を使用してもよく、複数種類を併用してもよい。
【0009】
(A)成分の含量は、液体繊維処理剤組成物の総質量に対して10~30質量%、好ましくは10~25質量%、さらに好ましくは15~25質量%である。(A)成分の含量が10~30質量%であると、処理後の繊維製品のべたつき発生を抑制しつつ、配合目的を達成できる。
【0010】
〔(B)成分:アルキレンオキシド付加型ノニオン界面活性剤〕
(B)成分は、主に、液体繊維処理剤組成物における被膜形成の抑制や、保存安定性の向上(分離や亀裂の発生抑制)のために配合する。
(B)成分としては、繊維処理剤分野で公知のアルキレンオキシド付加型ノニオン界面活性剤(例えば、多価アルコール、高級アルコール、高級アミン又は高級脂肪酸から誘導されるもの)を特に制限なく使用できる。
アルキレンオキシドとしては、炭素数2~4のアルキレンオキシドが好ましく、エチレンオキシド又はプロピレンオキシドがより好ましく、エチレンオキシドが特に好ましい。
(B)成分1分子あたりのアルキレンオキシドの平均付加モル数は、好ましくは7~100モル、より好ましくは10~80モル、さらに好ましくは10~60モル、特に好ましくは20~60モル、最も好ましくは20~40モルである。
(B)成分の例としては、
ポリオキシアルキレングリセリン脂肪酸エステル、
ポリオキシアルキレンソルビタン脂肪酸エステル、
ポリオキシアルキレンショ糖脂肪酸エステル、
ポリオキシアルキレンペンタエリスリトール脂肪酸エステル、
ポリオキシアルキレンひまし油、
ポリオキシアルキレン硬化ひまし油、
ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、
ポリオキシアルキレンアルキルフェニルエーテル、
ポリオキシアルキレンアルキルアミンや、
ポリオキシアルキレン脂肪酸アミド等が挙げられる。前記の化合物名中の「オキシアルキレン」は、アルキレンオキシド付加物であることを示す。
これらのなかでも、ポリオキシアルキレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレン硬化ひまし油及びポリオキシアルキレンアルキルエーテルが好ましく、ポリオキシアルキレンソルビタン脂肪酸エステル及びポリオキシアルキレンアルキルエーテルが特に好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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