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公開番号2024066606
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-16
出願番号2022176083
出願日2022-11-02
発明の名称多相モータ
出願人株式会社オートネットワーク技術研究所,住友電装株式会社,住友電気工業株式会社
代理人弁理士法人グランダム特許事務所
主分類H02K 3/50 20060101AFI20240509BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】多相モータを小型化する。
【解決手段】モータ10は、円筒状のステータコア21A、及び複数相のコイル21B,21C,21Dを有するステータ部21と、ステータ部21を収容するハウジング11と、各コイル21B,21C,21Dにおいてコイル部群Cの接続状態を切り替える切替部31と、を備えている。切替部31は、複数のリレースイッチ31Bを有している。リレースイッチ31Bは、ステータ部21の外周面と、ハウジング11の内周面と、の間の空間S1に配置されている。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
円筒状のステータコア、及び複数相のコイルを有するステータ部と、
前記ステータ部を収容するハウジングと、
各前記コイルにおいて複数のコイル部の接続状態を切り替える切替部と、を備え、
前記切替部は、複数のリレースイッチを有し、
少なくともいずれかの前記リレースイッチは、前記ステータ部の外周面と、前記ハウジングの内周面と、の間に配置されている、多相モータ。
続きを表示(約 460 文字)【請求項2】
前記切替部は、複数の前記リレースイッチを保持する環状の回路基板を有し、
前記ハウジング内において、所定方向における前記ステータ部の一端よりも前記ハウジングの一端側であって、前記ハウジングによって囲まれた空間が形成されており、
前記空間に前記回路基板が配置される、請求項1に記載の多相モータ。
【請求項3】
各前記リレースイッチは、半導体リレーである、請求項1又は請求項2に記載の多相モータ。
【請求項4】
少なくともいずれかの前記リレースイッチは、前記ステータ部の外周面と、前記ハウジングの内周面との間に配置されつつ前記ハウジングの内周面に接触している、請求項1又は請求項2に記載の多相モータ。
【請求項5】
少なくともいずれかの前記リレースイッチは、前記回路基板から突出し、前記ステータ部の外周面と、前記ハウジングの内周面と、の間に配置されており、
各前記コイル部の端部は、前記回路基板に固定されている、請求項2に記載の多相モータ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、多相モータに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、モーターケースの開口端がアルミ等の熱伝導性の良い金属で形成されたフレーム部材によって閉鎖された構造の駆動装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-34205号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のものは、熱電導性の良いフレーム部材を挟んでステータと反対側に回路基板が配置されている。回路基板には、複数のSW素子が実装されている。これらSW素子は、放熱ゲルを介してフレーム部材に近接している。しかし、このように回路基板やSW素子を配置すると、駆動装置におけるシャフトの軸線方向の寸法が大きくなりがちになる。
【0005】
本開示は、より小型化した多相モータの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の多相モータは、
円筒状のステータコア、及び複数相のコイルを有するステータ部と、
前記ステータ部を収容するハウジングと、
各前記コイルにおいて複数のコイル部の接続状態を切り替える切替部と、を備え、
前記切替部は、複数のリレースイッチを有し、
少なくともいずれかの前記リレースイッチは、前記ステータ部の外周面と、前記ハウジングの内周面と、の間に配置されている。
【発明の効果】
【0007】
本開示は、多相モータをより小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態1のモータの分解斜視図である。
図2は、ステータ部の端面図である。
図3は、ハウジングにステータ部を収容した状態を示す側断面図である。
図4は、切替部の斜視図である。
図5は、ハウジングにステータ部及び切替部を収容した状態を示す側断面図である。
図6は、U相におけるコイル部とリレースイッチとの接続の一例を示す回路図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下では、本開示の実施形態が列記されて例示される。なお、以下で例示される〔1〕~〔5〕の特徴は、矛盾しない範囲でどのように組み合わされてもよい。
【0010】
本開示の多相モータは、
〔1〕円筒状のステータコア、及び複数相のコイルを有するステータ部と、
ステータ部を収容するハウジングと、各コイルにおいて複数のコイル部の接続状態を切り替える切替部と、を備えている。切替部は、複数のリレースイッチを有している。少なくともいずれかのリレースイッチは、ステータ部の外周面と、ハウジングの内周面と、の間に配置されている。
(【0011】以降は省略されています)

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