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公開番号2024066531
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-16
出願番号2022175905
出願日2022-11-02
発明の名称画像形成装置
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人
主分類G03G 15/16 20060101AFI20240509BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】押圧部により像担持体を押圧する際に生じる衝撃音を抑制することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】
画像形成装置は、トナー像が形成される1以上の像担持体と、像担持体に形成されたトナー像を転写する転写ベルトと、転写ベルトにトナー像を転写させるために転写ベルトを像担持体に押圧させる押圧部と、カムの回転角度に応じて、押圧部の位置を切替える切替機構と、を備え、切替機構は、押圧部の位置を、転写ベルトを像担持体に押圧させる第1位置、像担持体から離間させた第2位置、および像担持体から離間させた位置であり、かつ第2位置よりも像担持体からの離間距離が小さい第3位置のいずれかに切替える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
トナー像が形成される1以上の像担持体と、
前記像担持体に形成されたトナー像を転写する転写ベルトと、
前記転写ベルトに前記トナー像を転写させるために前記転写ベルトを前記像担持体に押圧させる押圧部と、
カムの回転角度に応じて、前記押圧部の位置を切替える切替機構と、を備え、
前記切替機構は、前記押圧部の位置を、前記転写ベルトを前記像担持体に押圧させる第1位置、前記像担持体から離間させた第2位置、および前記像担持体から離間させた位置であり、かつ前記第2位置よりも前記像担持体からの離間距離が小さい第3位置のいずれかに切替える、画像形成装置。
続きを表示(約 770 文字)【請求項2】
前記切替機構は、前記押圧部の位置を前記第1位置とする場合、前記押圧部を前記第3位置から前記第1位置に切替える、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記第2位置は、前記押圧部を前記画像形成装置から脱着させるときの前記押圧部の位置である、請求項1または2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記第3位置は、前記画像形成装置が印刷待機中のときの前記押圧部の位置である、請求項1または2に記載の画像形成装置。
【請求項5】
モノクロ印刷時に前記トナー像が形成される第1像担持体を含む、複数の前記像担持体と、
前記第1像担持体を押圧する第1押圧部を含む、複数の前記押圧部と、を備え、
前記切替機構は、前記モノクロ印刷時では、前記第1押圧部の位置を前記第1位置に切替えるとともに、複数の前記押圧部のうち前記第1押圧部を除く残余の押圧部それぞれの位置を前記第3位置に切替える、請求項1または2に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記カムは、同一の回転軸により回転する第1カムおよび第2カムを含み、
前記切替機構は、前記第1カムの回転角度に応じて、前記第1押圧部の位置を切替えるとともに、前記第2カムの回転角度に応じて、前記残余の押圧部それぞれの位置を切替える、請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記カムの外周は、第1周縁部と第2周縁部とを含み、
前記切替機構は、前記カムの回転角度に応じた前記第1周縁部の位置に基づき、前記第1押圧部の位置を切替えるとともに、前記カムの回転角度に応じた前記第2周縁部の位置に基づき、前記残余の押圧部それぞれの位置を切替える、請求項5に記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1では、像担持体から中間転写ベルトを介して用紙へトナー像を転写する転写装置を備えた画像形成装置が提案されている。特許文献1に開示された画像形成装置では、転写装置が像担持体に対して離接する方向に変位自在な転写ローラを備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-61016号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、像担持体から離間した位置にある押圧部(転写ローラ)が、像担持体を押圧する位置まで移動し、像担持体を押圧すると、押圧部と像担持体との間で大きな衝撃音が生じる。
【0005】
本開示の目的は、押圧部により像担持体を押圧する際に生じる衝撃音を抑制することができる画像形成装置を提案する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る画像形成装置は、トナー像が形成される1以上の像担持体と、前記像担持体に形成されたトナー像を転写する転写ベルトと、前記転写ベルトに前記トナー像を転写させるために前記転写ベルトを前記像担持体に押圧させる押圧部と、カムの回転角度に応じて、前記押圧部の位置を切替える切替機構と、を備え、前記切替機構は、前記押圧部の位置を、前記転写ベルトを前記像担持体に押圧させる第1位置、前記像担持体から離間させた第2位置、および前記像担持体から離間させた位置であり、かつ前記第2位置よりも前記像担持体からの離間距離が小さい第3位置のいずれかに切替える。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、画像形成装置は、押圧部により像担持体を押圧する際に生じる衝撃音を抑制することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の実施形態に係る画像形成装置の内部構造の一例を示す概略図である。
本開示の実施形態に係る中間転写ベルトユニットが備える全ての中間転写ローラが離間位置にあるときの構成の一例を模式的に示す図である。
本開示の実施形態に係る中間転写ベルトユニットが備える中間転写ローラが押圧位置と退避位置とにあるときの構成の一例を模式的に示す図である。
本開示の実施形態に係る中間転写ベルトユニットが備える全ての中間転写ローラが押圧位置にあるときの構成の一例を模式的に示す図である。
本開示の実施形態に係る中間転写ベルトユニットが備える全ての中間転写ローラが退避位置にあるときの構成の一例を模式的に示す図である。
図2に示す中間転写ベルトユニットの平面図である。
本開示の実施形態に係る中間転写ベルトユニットが備える第1揺動部材の要部構成の一例を示す模式図である。
本開示の実施形態に係る中間転写ベルトユニットが備える第1揺動部材の要部構成の一例を示す模式図である。
本開示の実施形態に係る中間転写ベルトユニットが備えるカムの構成の一例を示す図である。
図9に示すカムのうち第1カムの一例を示す図である。
図9に示すカムのうち第2カムの一例を示す図である。
本開示の実施形態に係る中間転写ベルトユニットが備えるカムの回転角度と、画像形成装置の動作状態と、第1中間転写ローラの位置と、第2中間転写ローラ~第4中間転写ローラの位置との対応関係を示す表である。
本開示の実施形態の変形例に係る中間転写ベルトユニットが備えるカムの一例を示す図である。
本開示の実施形態の変形例に係る中間転写ベルトユニットが備えるカムの回転角度と、画像形成装置の動作状態と、第1中間転写ローラの位置と、第2中間転写ローラ~第4中間転写ローラの位置との対応関係を示す表である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施形態及び変形例を、図面を参照しながら説明する。なお、以下ではすべての図を通じて同一または相当する部材には同一の参照符号を付して、その重複する説明を省略する。また、以下に説明する実施形態及び変形例は、本開示の一例に過ぎず、本開示は、実施形態及び変形例に限定されない。この実施形態及び変形例以外であっても、本開示の技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
【0010】
本開示の実施形態に係る画像形成装置100について図1を参照して説明する。図1は本開示の実施形態に係る画像形成装置100の内部構造の一例を示す概略図である。図1は、画像形成装置100の内部構造を正面側からみたときの図である。なお、画像形成装置100において、正面側から見たときの水平方向のうち、左側を左方向、右側を右方向とそれぞれ規定する。また、正面側から見たときの奥行方向のうち、画像形成装置100の正面側(手前側)を前方向、背面側(奥側)を後方向とする。また、画像形成装置100において、底部側を下方向、反対側を上方向とそれぞれ規定する。
(【0011】以降は省略されています)

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