TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024066518
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-15
出願番号2023187153
出願日2023-10-31
発明の名称塩、酸発生剤、レジスト組成物及びレジストパターンの製造方法
出願人住友化学株式会社
代理人個人,個人
主分類G03F 7/004 20060101AFI20240508BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】ラインエッジラフネス(LER)が良好なレジストパターンを形成する。
【解決手段】式(I)で表される塩を含有する酸発生剤。
<com:Image com:imageContentCategory="Drawing"> <com:ImageFormatCategory>JPEG</com:ImageFormatCategory> <com:FileName>2024066518000226.jpg</com:FileName> <com:HeightMeasure com:measureUnitCode="Mm">57</com:HeightMeasure> <com:WidthMeasure com:measureUnitCode="Mm">170</com:WidthMeasure> </com:Image>
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
式(I)で表される塩を含有する酸発生剤。
JPEG
2024066518000217.jpg
57
170
[式(I)中、
Xは、硫黄原子又はヨウ素原子を表す。
m10は、0又は1を表し、Xが硫黄原子の場合、m10は1であり、Xがヨウ素原子の場合、m10は0である。
Ar

、Ar

及びAr

は、それぞれ独立に、炭素数10~14の芳香族炭化水素基を表す。


、R

及びR

は、それぞれ独立に、*-O-R
10
、*-O-CO-R
10
、*-O-CO-O-R
10
又は*-O-L
10
-CO-O-R
10
を表し、*は、それぞれAr

、Ar

及びAr

との結合部位を表す。

10
は、炭素数1~6のアルカンジイル基を表す。

10
は、環状炭酸エステル構造を有する基を表す。


、R

、R

、R

、R

及びR

は、それぞれ独立に、ハロゲン原子、炭素数1~12のハロアルキル基又は炭素数1~36の炭化水素基を表し、該炭化水素基は、置換基を有してもよく、該ハロアルキル基及び該炭化水素基に含まれる-CH

-は、-O-、-S-、-CO-、-SO-又は-SO

-で置き換わっていてもよい。また、Xが硫黄原子の場合、R

とR

又はR

とR

が結合して、S

を含む環を形成してもよく、該環に含まれる-CH
2
-は、-O-、-S-、-CO-、-SO-又は-SO

-で置き換わっていてもよい。該環を形成するR

とR

又はR

とR

は、S

と結合する2つのベンゼン環の間に形成される単結合であってもよい。


、A

及びA

は、それぞれ独立に、炭素数1~20の炭化水素基を表し、該炭化水素基は、置換基を有してもよく、該炭化水素基に含まれる-CH

続きを表示(約 3,200 文字)【請求項2】


が、***-X
01
-L
01
-又は***-L
01
-X
01
-であり、


が、***-X
02
-L
02
-又は***-L
02
-X
02
-であり、


が、***-X
03
-L
03
-又は***-L
03
-X
03
-であり、

01
、X
02
及びX
03
は、それぞれ独立に、-O-、-CO-、-S-又は-SO

-を表し、

01
、L
02
及びL
03
は、それぞれ独立に、単結合又は炭素数1~18の炭化水素基を表し、該炭化水素基は、置換基を有してもよく、該炭化水素基に含まれる-CH
2
-は、-O-、-CO-、-S-又は-SO

-で置き換わっていてもよく、
***は、X

と結合するベンゼン環との結合部位を表す請求項1に記載の酸発生剤。
【請求項3】

01
、X
02
及びX
03
が、それぞれ独立に、-O-又は-S-である請求項2に記載の酸発生剤。
【請求項4】

01
、L
02
及びL
03
が、それぞれ独立に、単結合又は炭素数1~6のアルカンジイル基(該アルカンジイル基に含まれる-CH

-は、-O-又は-CO-で置き換わっていてもよい。)である請求項2に記載の酸発生剤。
【請求項5】

10
の環状炭酸エステル構造を有する基が、式(Ix)で表される基である請求項1に記載の酸発生剤。
JPEG
2024066518000218.jpg
29
170
[式(Ix)中、
環W

は、置換基を有していてもよい環状炭酸エステル構造の環を表し、該環に含まれる-CH

-は、-O-、-CO-、-S-又は-NH-に置き換わっていてもよい。

12
は、単結合又は置換基を有していてもよい炭素数1~36の炭化水素基を表し、該炭化水素基に含まれる-CH

-は、-O-、-S-、-CO-又は-SO

-に置き換わっていてもよい。
*は、結合部位を表す。]
【請求項6】
Ar

、Ar

及びAr

が、ナフタレンである請求項1に記載の酸発生剤。
【請求項7】
AI

が、スルホン酸アニオン、スルホニルイミドアニオン又はスルホニルメチドアニオンである請求項1に記載の酸発生剤。
【請求項8】
AI

はスルホン酸アニオンであり、スルホン酸アニオンは式(I-A)で表されるアニオン又は式(I-B)で表されるアニオンである請求項7に記載の酸発生剤。
JPEG
2024066518000219.jpg
28
170
[式(I-A)中、


及びQ

は、それぞれ独立に、水素原子、フッ素原子、炭素数1~6のペルフルオロアルキル基又は炭素数1~6のアルキル基を表す。


は、炭素数1~24の飽和炭化水素基を表し、該飽和炭化水素基に含まれる-CH

-は、-O-又は-CO-に置き換わっていてもよく、該飽和炭化水素基に含まれる水素原子は、フッ素原子又はヒドロキシ基で置き換わっていてもよい。


は、置換基を有していてもよいメチル基又は置換基を有していてもよい炭素数3~24の環状炭化水素基を表し、該環状炭化水素基に含まれる-CH

-は、-O-、-S-、-SO

-又は-CO-に置き換わっていてもよい。]
JPEG
2024066518000220.jpg
29
170
[式(I-B)中、
m21は、1~5のいずれかの整数を表し、m21が2以上のとき、複数の括弧内の基は互いに同一であっても異なってもよい。

21
は、炭素数3~18の環状炭化水素基を含む炭素数3~48の炭化水素基を表し、該環状炭化水素基は、置換基を有してもよく、該炭化水素基に含まれる-CH
2
-は、-O-、-S-、-SO

-又は-CO-に置き換わっていてもよい。

22
は、ハロゲン原子又は炭素数1~6のアルキル基を表し、該アルキル基に含まれる-CH

-は、-O-又は-CO-に置き換わっていてもよい。
m22は、0~4のいずれかの整数を表し、m22が2以上のとき、複数のR
22
は互いに同一であっても異なってもよい。]
【請求項9】
請求項1~8のいずれか一項に記載の酸発生剤を含有するレジスト組成物。
【請求項10】
さらに、酸不安定基を有する構造単位を含む樹脂を含有し、
酸不安定基を有する構造単位が、式(a1-0)で表される構造単位、式(a1-1)で表される構造単位及び式(a1-2)で表される構造単位からなる群より選ばれる少なくとも1種を含む請求項9に記載のレジスト組成物。
JPEG
2024066518000221.jpg
42
170
[式(a1-0)、式(a1-1)及び式(a1-2)中、

a01
、L
a1
及びL
a2
は、それぞれ独立に、-O-又は*-O-(CH


k1
-CO-O-を表し、k1は1~7のいずれかの整数を表し、*は-CO-との結合部位を表す。

a01
、R
a4
及びR
a5
は、それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子又はハロゲン原子を有していてもよい炭素数1~6のアルキル基を表す。

a02
、R
a03
及びR
a04
は、それぞれ独立に、炭素数1~8のアルキル基、炭素数3~18の脂環式炭化水素基、炭素数6~18の芳香族炭化水素基又はこれらを組み合わせた基を表す。

a6
及びR
a7
は、それぞれ独立に、炭素数1~8のアルキル基、炭素数2~8のアルケニル基、炭素数3~18の脂環式炭化水素基、炭素数6~18の芳香族炭化水素基又はこれらを組み合わせた基を表す。
m1′は0~14のいずれかの整数を表す。
n1は0~10のいずれかの整数を表す。
n1′は0~3のいずれかの整数を表す。]
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、塩、酸発生剤、レジスト組成物及びレジストパターンの製造方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、下記式で表される塩、及び該塩を酸発生剤として含有するレジスト組成物がそれぞれ記載されている。
【0003】
JPEG
2024066518000001.jpg
35
170
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-178816号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ラインエッジラフネス(LER)が良好なレジストパターンを形成することができるレジスト組成物が求められている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、以下の発明を含む。
[発明1]
式(I)で表される塩を含有する酸発生剤。
【0007】
JPEG
2024066518000002.jpg
57
170
【0008】
[式(I)中、
Xは、硫黄原子又はヨウ素原子を表す。
m10は、0又は1を表し、Xが硫黄原子の場合、m10は1であり、Xがヨウ素原子の場合、m10は0である。
【0009】
Ar

、Ar

及びAr

は、それぞれ独立に、炭素数10~14の芳香族炭化水素基を表す。


、R

及びR

は、それぞれ独立に、*-O-R
10
、*-O-CO-R
10
、*-O-CO-O-R
10
又は*-O-L
10
-CO-O-R
10
を表し、*は、それぞれAr

、Ar

及びAr

との結合部位を表す。
【0010】

10
は、炭素数1~6のアルカンジイル基を表す。

10
は、環状炭酸エステル構造を有する基を表す。


、R

、R

、R

、R

及びR

は、それぞれ独立に、ハロゲン原子、炭素数1~12のハロアルキル基又は炭素数1~36の炭化水素基を表し、該炭化水素基は、置換基を有してもよく、該ハロアルキル基及び該炭化水素基に含まれる-CH

-は、-O-、-S-、-CO-、-SO-又は-SO

-で置き換わっていてもよい。また、Xが硫黄原子の場合、R

とR

又はR

とR

が結合して、S

を含む環を形成してもよく、該環に含まれる-CH
2
-は、-O-、-S-、-CO-、-SO-又は-SO

-で置き換わっていてもよい。該環を形成するR

とR

又はR

とR

は、S

と結合する2つのベンゼン環の間に形成される単結合であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

住友化学株式会社
光学積層体
22日前
住友化学株式会社
光学積層体
15日前
住友化学株式会社
金属有機構造体
7日前
住友化学株式会社
偏光子の製造方法
3日前
住友化学株式会社
組成提案システム
7日前
住友化学株式会社
発泡用樹脂組成物
21日前
住友化学株式会社
ポリイミド系フィルム
18日前
住友化学株式会社
ポリイミド系フィルム
18日前
住友化学株式会社
ポリイミド系フィルム
18日前
住友化学株式会社
硬化性組成物及び硬化膜
21日前
住友化学株式会社
金属有機構造体の製造方法
7日前
住友化学株式会社
組成物、積層体及び表示装置
7日前
住友化学株式会社
酸化防止剤混合液の保管方法
24日前
住友化学株式会社
酸化防止剤混合液の保管方法
24日前
住友化学株式会社
組成物、硬化膜及び表示装置
7日前
住友化学株式会社
プロピレン樹脂組成物及び成形体
24日前
住友化学株式会社
積層体及び該積層体を含む表示装置
7日前
住友化学株式会社
積層体及び該積層体を含む表示装置
7日前
住友化学株式会社
電気化学センサおよび電気化学センサの製造方法
18日前
住友化学株式会社
硬化性樹脂組成物、カラーフィルタ、及び表示装置
15日前
住友化学株式会社
樹脂、レジスト組成物及びレジストパターンの製造方法
25日前
住友化学株式会社
樹脂、レジスト組成物及びレジストパターンの製造方法
25日前
住友化学株式会社
樹脂、レジスト組成物及びレジストパターンの製造方法
25日前
住友化学株式会社
樹脂、レジスト組成物及びレジストパターンの製造方法
7日前
住友化学株式会社
樹脂、レジスト組成物及びレジストパターンの製造方法
7日前
住友化学株式会社
色硬化性樹脂組成物、光学フィルタ、及び固体撮像素子
3日前
住友化学株式会社
樹脂、レジスト組成物及びレジストパターンの製造方法
14日前
住友化学株式会社
着色硬化性樹脂組成物、光学フィルタ、及び固体撮像素子
3日前
住友化学株式会社
光学積層体
15日前
住友化学株式会社
着色硬化性樹脂組成物、カラーフィルタ、及び固体撮像素子
今日
住友化学株式会社
着色硬化性樹脂組成物、カラーフィルタ、及び固体撮像素子
今日
住友化学株式会社
着色硬化性樹脂組成物、カラーフィルタ、及び固体撮像素子
今日
住友化学株式会社
着色硬化性樹脂組成物、カラーフィルタ、及び固体撮像素子
今日
住友化学株式会社
電気化学的測定方法、電気化学的測定装置、及びプログラム
21日前
住友化学株式会社
着色硬化性樹脂組成物、カラーフィルタ、及び固体撮像素子
3日前
住友化学株式会社
放射性金属錯体及びその製造方法、並びに放射性金属捕捉剤
8日前
続きを見る