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公開番号2024065861
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-15
出願番号2022174931
出願日2022-10-31
発明の名称コイル部品、中芯部材、コア部品および電子部品
出願人TDK株式会社
代理人前田・鈴木国際特許弁理士法人
主分類H01F 17/04 20060101AFI20240508BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】コイル部品を提供する。
【解決手段】中芯部材21と、前記中芯部材21の周囲に巻回されているワイヤ15と、を有し、前記中芯部材21の前記ワイヤ15の巻回軸に垂直な断面が、少なくとも3つの第1の円弧A11~A14と、隣接する前記第1の円弧を接続する複数の接続線A21,A22,A31,A32とからなる外周形状を有し、少なくとも3つの前記第1の円弧A11~A14は、それぞれ、前記ワイヤ15が密着可能な所定の半径および所定の中心角を持つ円弧である。
【選択図】図2A
特許請求の範囲【請求項1】
中芯部材と、
前記中芯部材の周囲に巻回されているワイヤと、を有し、
前記中芯部材の前記ワイヤの巻回軸に垂直な断面が、少なくとも3つの第1の円弧と、隣接する前記第1の円弧を接続する複数の接続線とからなる外周形状を有し、
少なくとも3つの前記第1の円弧は、それぞれ、前記ワイヤが密着可能な所定の半径および所定の中心角を持つ円弧である、コイル部品。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
複数の前記接続線は、それぞれ、1つ以上の直線、1つ以上の曲線、または、1つ以上の前記直線および1つ以上の前記曲線との組み合わせのいずれかにより構成されており、前記曲線は、その曲線で隣り合う前記第1の円弧のいずれの半径よりも大きい曲率半径を有する、請求項1に記載のコイル部品。
【請求項3】
少なくとも3つの前記第1の円弧は、前記接続線と正接に接続されている、請求項1に記載のコイル部品。
【請求項4】
前記中芯部材の前記断面は、4つの前記第1の円弧が4隅に配置されている略長方形状である、請求項1に記載のコイル部品。
【請求項5】
前記第1の円弧を接続する前記接続線の少なくとも1つは、複数の前記直線の組み合わせまたは1つ以上の前記曲線が外側に張り出す形状である、請求項2に記載のコイル部品。
【請求項6】
複数の前記接続線は、
直交する2つの軸の一方に沿って対向する一対の第2の円弧と、
前記直交する2つの軸の他方に沿って対向する一対の第3の円弧と、を有し、
前記第1の円弧は、前記第2の円弧と前記第3の円弧との間にそれぞれ配置され、円弧の中点と中心点とを結ぶ方向が前記直交する2つの軸とそれぞれ45°をなし、前記第2の円弧および前記第3の円弧とそれぞれ正接に接続されている、
請求項1に記載のコイル部品。
【請求項7】
前記中芯部材の前記断面は、下の2式がともに正となる解を有する形状である、請求項6に記載のコイル部品。
TIFF
2024065861000009.tif
70
166
【請求項8】
ワイヤを巻回するための中芯部材であって、その断面が、
直交する2つの軸の一方に沿って対向する一対の第2の円弧と、
前記直交する2つの軸の他方に沿って対向する一対の第3の円弧と、
前記第2の円弧と前記第3の円弧との間にそれぞれ配置され、円弧の中点と中心点とを結ぶ方向が前記直交する2つの軸とそれぞれ45°をなし、前記第2の円弧および前記第3の円弧とそれぞれ正接に接続される4つの第1の円弧と、
からなる外周を有する形状である、中芯部材。
【請求項9】
前記中芯部材の前記断面は、下の2式がともに正となる解を有する形状である、請求項8に記載の中芯部材。
TIFF
2024065861000010.tif
70
166
【請求項10】
請求項8または9に記載の中芯部材と、前記中芯部材の前記断面に直交する軸方向において、前記中芯部材の両側に設置されている鍔部とを有するコア部品。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、たとえばワイヤが中芯部材に巻回されているコイル部品、任意の電子要素が中芯部材の周囲に配置されている電子部品、その中芯部材、および、その中芯部材を含むコア部品に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
フェライトなどのコア(中芯)に導線を巻き付けたコイル部を備える巻線インダクタなどの電子部品(例えば特許文献1)が、様々な電子機器に用いられている。コアの形状として、直方体、円柱、六角柱などが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平10-294232号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、コイル部品のサイズに対してインダクタンスの大きいコイル部品、電子部品、および、そのようなコイル部品や電子部品を形成可能なコア部品および中芯部材を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一実施形態に係るコイル部品は、
中芯部材と、
前記中芯部材の周囲に巻回されているワイヤと、を有し、
前記中芯部材の前記ワイヤの巻回軸に垂直な断面が、少なくとも3つの第1の円弧と、隣接する前記第1の円弧を接続する複数の接続線とからなる外周形状を有し、
少なくとも3つの前記第1の円弧は、それぞれ、前記ワイヤが密着可能な所定の半径および所定の中心角を持つ円弧である。
【0006】
このような構成のコイル部品においては、中芯部材の断面が、ワイヤが密着可能な所定の半径および所定の中心角を持つ少なくとも3つの第1の円弧と、隣接する第1の円弧を接続する複数の接続線とからなる外周形状を有している。そのため、ワイヤと中芯部材との間にギャップを生じさせることなく、あるいは、ワイヤと中芯部材との間に生じるギャップを小さくして、ワイヤを中芯部材に巻回可能となる。その結果、巻回部と中芯部材の間のギャップに起因するインダクタンスの低減を少なくでき、コイル部品のサイズに対してインダクタンスの大きいコイル部品、すなわち高特性のコイル部品を得ることができる。
【0007】
なお、本開示に係るコイル部品において、たとえば全ての第1の円弧と全ての接続線とが同一中心同一半径の場合には、中芯部材の外周形状は真円となるが、本開示のコイル部品は、このような形態を含まない。すなわち、本開示のコイル部品において、第1の円弧と接続線の中心と半径は、全てが同一ではない。
【0008】
上記コイル部品において、複数の前記接続線は、それぞれ、1つ以上の直線、1つ以上の曲線、または、1つ以上の前記直線および1つ以上の前記曲線との組み合わせのいずれかにより構成されていてもよい。また、前記曲線は、その曲線で隣り合う前記第1の円弧のいずれの半径よりも大きい曲率半径を有していてもよい。
【0009】
上記いずれかのコイル部品において、少なくとも3つの前記第1の円弧は、前記接続線と正接に接続されていてもよい。
【0010】
上記いずれかのコイル部品において、前記中芯部材の前記断面は、4つの前記第1の円弧が4隅に配置されている略長方形状であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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