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公開番号2024065608
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-15
出願番号2022174561
出願日2022-10-31
発明の名称車両用触媒の保護装置
出願人スズキ株式会社
代理人弁理士法人日誠国際特許事務所
主分類F02D 41/30 20060101AFI20240508BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約【課題】燃料欠乏状態であることを適切に検出でき、触媒の温度上昇を抑制することができる車両用触媒の保護装置を提供すること。
【解決手段】ECUの燃料欠乏判定部は、燃料圧力センサにより検出された燃料圧力とO2センサにより検出された酸素濃度とに基づいて、燃料噴射弁に供給される燃料が燃料欠乏状態であるか否かを判定する(ステップS3、S4、S5、S6、S7)。ECUの触媒温度制御部は、燃料欠乏判定部により燃料欠乏状態であると判定された場合に触媒の温度上昇を抑制する温度抑制制御を実行する(ステップS8、S10)。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
エンジンから排出された排気ガスが通過する排気管に設けられた触媒の高温化による破損を防ぐ車両用触媒の保護装置であって、
燃料タンクから燃料噴射弁に燃料を供給する燃料供給管内の燃料圧力を検出する燃料圧力検出部と、
前記排気管における前記触媒の上流側の排気ガス中の酸素濃度を検出する酸素検出部と、
前記燃料圧力検出部により検出された前記燃料圧力と前記酸素検出部により検出された前記酸素濃度とに基づいて、前記燃料噴射弁に供給される燃料が燃料欠乏状態であるか否かを判定する燃料欠乏判定部と、
前記燃料欠乏判定部により前記燃料欠乏状態であると判定された場合に前記触媒の温度上昇を抑制する温度抑制制御を実行する触媒温度制御部と、を備えることを特徴とする車両用触媒の保護装置。
続きを表示(約 790 文字)【請求項2】
前記酸素検出部により検出された前記酸素濃度に基づいて空燃比が特定空燃比になるように燃料噴射量をフィードバック制御するフィードバック領域と、前記酸素検出部により検出された前記酸素濃度に基づいて空燃比が前記特定空燃比よりもリッチ側のリッチ側空燃比になるように燃料噴射量を制御するエンリッチ領域と、を前記エンジンの運転領域として有し、
前記燃料欠乏判定部は、
前記エンジンの運転領域が前記フィードバック領域または前記エンリッチ領域の何れであるかを判定し、
前記フィードバック領域および前記エンリッチ領域のそれぞれにおいて、前記酸素濃度に関する別々の指標に基づいて前記燃料欠乏状態であるか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の車両用触媒の保護装置。
【請求項3】
前記燃料欠乏判定部は、前記フィードバック領域においては前記酸素検出部により検出された前記酸素濃度に応じたフィードバック補正係数に基づいて前記燃料欠乏状態であるか否かを判定することを特徴とする請求項2に記載の車両用触媒の保護装置。
【請求項4】
前記燃料欠乏判定部は、前記エンリッチ領域においては前記酸素検出部が検出した酸素濃度に基づいて前記燃料欠乏状態であるか否かを判定することを特徴とする請求項2に記載の車両用触媒の保護装置。
【請求項5】
前記触媒温度制御部は、前記温度抑制制御として、外気をエンジンルームに取り込むラジエータファンを作動させることを特徴とする請求項1から請求項4の何れか1項に記載の車両用触媒の保護装置。
【請求項6】
前記触媒温度制御部は、前記温度抑制制御として、エンジン回転数が規定値以上の場合に燃焼室へ吸入される吸入空気量を制限することを特徴とする請求項5に記載の車両用触媒の保護装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用触媒の保護装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、触媒の高温化による破損を防ぐ技術として特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1に記載の触媒保護装置は、燃料タンクに設けられた燃料ポンプの駆動時における電流を電流センサにより検出し、検出された駆動電流が設定値よりも大きい場合に燃料タンクの燃料の残量が一定値より低下していると判断している。また、特許文献1に記載の触媒保護装置は、燃料タンクの燃料の残量が一定値より低下している場合であってスロットル開度が大きいときは、燃料をカットまたはスロットル開度を小さくすることにより触媒を保護している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-214773号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の技術にあっては、燃料タンクの燃料の残量が一定値より低下していると判断されていない場合であっても、車両の姿勢等によりエンジンに供給される燃料が欠乏状態であることがあり得るため、この燃料欠乏状態を適切に検出することができず、触媒の温度上昇を抑制することができないおそれがあった。
【0005】
そこで、本発明は、燃料欠乏状態であることを適切に検出でき、触媒の温度上昇を抑制することができる車両用触媒の保護装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決する車両用触媒の保護装置の発明の一態様は、エンジンから排出された排気ガスが通過する排気管に設けられた触媒の高温化による破損を防ぐ車両用触媒の保護装置であって、燃料タンクから燃料噴射弁に燃料を供給する燃料供給管内の燃料圧力を検出する燃料圧力検出部と、前記排気管における前記触媒の上流側の排気ガス中の酸素濃度を検出する酸素検出部と、前記燃料圧力検出部により検出された前記燃料圧力と前記酸素検出部により検出された前記酸素濃度とに基づいて、前記燃料噴射弁に供給される燃料が燃料欠乏状態であるか否かを判定する燃料欠乏判定部と、前記燃料欠乏判定部により前記燃料欠乏状態であると判定された場合に前記触媒の温度上昇を抑制する温度抑制制御を実行する触媒温度制御部と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
このように本発明によれば、燃料欠乏状態であることを適切に検出でき、触媒の温度上昇を抑制することができる車両用触媒の保護装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本発明の一実施例に係る車両用触媒の保護装置を搭載する車両の構成図である。
図2は、本発明の一実施例に係る車両用触媒の保護装置の動作を説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の一実施の形態に係る車両用触媒の保護装置は、エンジンから排出された排気ガスが通過する排気管に設けられた触媒の高温化による破損を防ぐ車両用触媒の保護装置であって、燃料タンクから燃料噴射弁に燃料を供給する燃料供給管内の燃料圧力を検出する燃料圧力検出部と、排気管における触媒の上流側の排気ガス中の酸素濃度を検出する酸素検出部と、燃料圧力検出部により検出された燃料圧力と酸素検出部により検出された酸素濃度とに基づいて、燃料噴射弁に供給される燃料が燃料欠乏状態であるか否かを判定する燃料欠乏判定部と、燃料欠乏判定部により燃料欠乏状態であると判定された場合に触媒の温度上昇を抑制する温度抑制制御を実行する触媒温度制御部と、を備えることを特徴とする。これにより、本発明の一実施の形態に係る車両用触媒の保護装置は、燃料欠乏状態であることを適切に検出でき、触媒の温度上昇を抑制することができる。
【実施例】
【0010】
以下、図面を参照して、本発明の実施例に係る車両用触媒の保護装置について詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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