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公開番号2024063460
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-13
出願番号2022171432
出願日2022-10-26
発明の名称コイル装置
出願人TDK株式会社
代理人前田・鈴木国際特許弁理士法人
主分類H01F 27/29 20060101AFI20240502BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】実装信頼性の高いコイル装置を提供すること。
【解決手段】コイル装置1は、巻回部11と、巻回部11から引き出される引出部12aとを有するコイル10と、巻回部11が設けられる巻芯部21と、巻芯部21の軸芯に平行な第1方向の端部に形成された鍔部22aとを有するコア20と、鍔部22aに取り付けられる端子具30aと、を有する。端子具30aは、基板に接続可能な実装部31と、引出部12aが接続される継線部32と、実装部31と継線部32とに連続する連結部33とを有する。連結部33の第1横断面積は、継線部32の第2横断面積よりも小さい。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
巻回部と、前記巻回部から引き出される引出部とを有するコイルと、
前記巻回部が設けられる巻芯部と、前記巻芯部の軸芯に平行な第1方向の端部に形成された鍔部とを有するコアと、
前記鍔部に取り付けられる端子具と、を有し、
前記端子具は、基板に接続可能な実装部と、前記引出部が接続される継線部と、前記実装部と前記継線部とに連続する連結部とを有し、
前記連結部の第1横断面積は、前記継線部の第2横断面積よりも小さいコイル装置。
続きを表示(約 970 文字)【請求項2】
前記鍔部は、段差形成面と、前記第1方向に垂直な第2方向において前記段差形成面よりも一方側に位置する第1領域面と、前記第2方向において前記段差形成面よりも他方側に位置する第2領域面とを有し、
前記実装部は、前記第1領域面に配置され、
前記継線部は、前記第2領域面に配置され、
前記連結部は、前記段差形成面に配置されている請求項1に記載のコイル装置。
【請求項3】
前記第1横断面積は、前記第2横断面積の3/4以下である請求項1または2に記載のコイル装置。
【請求項4】
前記連結部の前記第1横断面積は、前記継線部の前記第2横断面積よりも小さく、かつ、前記実装部の第3横断面積よりも小さい請求項1または2に記載のコイル装置。
【請求項5】
前記第1横断面積は、前記第3横断面積の3/4以下である請求項4に記載のコイル装置。
【請求項6】
前記連結部の板厚は、前記継線部の板厚と等しく、
前記連結部の前記第1方向の長さは、前記継線部の前記第1方向の長さよりも短い請求項1または2に記載のコイル装置。
【請求項7】
前記連結部には、前記連結部の板厚方向の一方の面から他方の面にかけて貫通する貫通孔が形成されている請求項1または2に記載のコイル装置。
【請求項8】
前記連結部は、前記実装部と前記継線部とを接続する第1分岐部と第2分岐部とを有し、
前記第1分岐部と前記第2分岐部とは、前記第1方向に離間しており、前記貫通孔を介して並列に配置されている請求項7に記載のコイル装置。
【請求項9】
前記連結部には、前記連結部の第1方向の一端から他端に向けて切り欠かれた切り欠きが形成されている請求項1または2に記載のコイル装置。
【請求項10】
前記連結部は、前記実装部と前記継線部とを接続する幅狭部と、前記幅狭部に連続する幅広部とを有し、
前記幅狭部の前記第1方向の長さは、前記幅広部の前記第1方向の長さよりも短く、
前記第1横断面積は、前記幅狭部の横断面積である請求項1または2に記載のコイル装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、端子具を有するコイル装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、コアの鍔部に端子具が設けられたコイル装置が知られている(特許文献1)。特許文献1のコイル装置において、端子具は、基板に接続可能な実装部と、コイルの引出部が接続される継線部とを有する。実装部は、例えばハンダなどの接続材を介して、基板に接続される。引出部は、例えばハンダやレーザ溶接などにより、継線部に接続される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-118272号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1のコイル装置のように、実装部と継線部とが近接している場合、継線部に引出部を接続するときに、継線部に加えられた熱(例えばハンダやレーザ溶接による熱)が実装部に及ぶことがある。特に、小型のコイル装置では、実装部に過剰な熱が伝搬された場合、実装部と基板との間の接続信頼性が低下するおそれがある。
【0005】
本開示は、このような実状に鑑みてなされ、その目的は、実装信頼性の高いコイル装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本開示のコイル装置は、
巻回部と、前記巻回部から引き出される引出部とを有するコイルと、
前記巻回部が設けられる巻芯部と、前記巻芯部の軸芯に平行な第1方向の端部に形成された鍔部とを有するコアと、
前記鍔部に取り付けられる端子具と、を有し、
前記端子具は、基板に接続可能な実装部と、前記引出部が接続される継線部と、前記実装部と前記継線部とに連続する連結部とを有し、
前記連結部の第1横断面積は、前記継線部の第2横断面積よりも小さい。
【0007】
本開示のコイル装置では、端子具が、実装部と継線部とに連続する連結部を有し、連結部の第1横断面積が、継線部の第2横断面積よりも小さくなっている。そのため、継線部から実装部までの熱の伝搬経路が連結部の位置で狭められ、継線部に引出部を接続するときに、継線部に熱を加えたとしても、過剰な熱が実装部に及ぶことを、連結部によって阻止することができる。これにより、実装部の表面の熱による劣化を抑制することが可能となり、実装部と基板との接続信頼性が向上し、実装信頼性の高いコイル装置を実現することができる。また、コイル装置を基板に実装するときに、例えば、連結部にフィレットを形成しつつ、接続材(例えば、ハンダ)を介して、実装部さらには連結部を基板に接続することができる。したがって、この点においても、実装部と基板との間の接続信頼性を向上させることができる。
【0008】
前記鍔部は、段差形成面と、前記第1方向に垂直な第2方向において前記段差形成面よりも一方側に位置する第1領域面と、前記第2方向において前記段差形成面よりも他方側に位置する第2領域面とを有し、前記実装部は、前記第1領域面に配置され、前記継線部は、前記第2領域面に配置され、前記連結部は、前記段差形成面に配置されている。鍔部の実装面に、実装部、継線部および連結部を配置することにより、コイル装置のコンパクト化を図ることができる。
【0009】
前記第1横断面積は、前記第2横断面積の3/4以下でもよい。この場合、第1横断面積と第2横断面積との比に応じて、継線部から実装部に至る熱の伝搬経路を連結部の位置で狭めることができる。
【0010】
前記連結部の前記第1横断面積は、前記継線部の前記第2横断面積よりも小さく、かつ、前記実装部の第3横断面積よりも小さくてもよい。この場合、継線部から実装部へ伝搬される熱量が連結部で減衰しやすくなり、実装部の表面の熱による劣化を抑制することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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