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公開番号2024063329
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-13
出願番号2022171173
出願日2022-10-26
発明の名称コンバイン
出願人井関農機株式会社
代理人弁理士法人永井国際特許事務所
主分類A01D 57/22 20060101AFI20240502BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】刈取装置に引起装置の上部に設けられた左右方向に延在する伝動筒の変形を抑制して、刈取装置のメンテナンスを容易に行うことができるコンバインを提供する。
【解決手段】第1伝動筒(15)の右部と第5伝動筒(14)の中間部を第1連結部材(16)で連結し、第3伝動筒(12)の右部と第5伝動筒(14)の右部を第2連結部材(17)で連結し、第3伝動筒(12)の右部に、刈取装置(3)の分草体(20)を支持する前後方向に延在する分草体フレーム(18)を設け、刈取装置(3)の引起装置(21)よりも右側に延在する第5伝動筒(14)の右側延在部(30)と第2連結部材(17)の上部を第3連結部材(32)で連結し、右側延在部(30)と分草体フレーム(18)の前部を第4連結部材(33)で連結した。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
エンジンを搭載した機体フレーム(1)の前側に刈取装置(3)を設け、該刈取装置(3)の後方左側に脱穀装置(4)を設けたコンバインにおいて、
前記エンジンの出力回転を伝動する第1伝動筒(15)を脱穀装置(4)の前壁の前側に設け、
該第1伝動筒(15)の右部に、前記刈取装置(3)の刈取フレーム(10)の前後方向に延在する第2伝動筒(11)の後部を回転自在に支持し、
該第2伝動筒(11)の前部に、前記刈取フレーム(10)の左右方向に延在する第3伝動筒(12)の中間部を支持し、
該第3伝動筒(12)の左部に、前記刈取フレーム(10)の上下方向に延在する第4伝動筒(13)の下部を支持し、
該第4伝動筒(13)の上部に、前記刈取フレーム(10)の左右方向に延在する第5伝動筒(14)の左部を支持し、
前記第1伝動筒(15)の右部と第5伝動筒(14)の中間部を第1連結部材(16)で連結し、
前記第3伝動筒(12)の右部と第5伝動筒(14)の右部を第2連結部材(17)で連結し、
前記第3伝動筒(12)の右部に、前記刈取装置(3)の分草体(20)を支持する前後方向に延在する分草体フレーム(18)を設け、
前記刈取装置(3)の引起装置(21)よりも右側に延在する第5伝動筒(14)の右側延在部(30)と第2連結部材(17)の上部を第3連結部材(32)で連結し、
前記右側延在部(30)と分草体フレーム(18)の前部を第4連結部材(33)で連結したことを特徴とするコンバイン。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
側面視において、前記第3連結部材(32)は、前記第2連結部材(17)の上部から前側上方に向かって延在して右側延在部(30)に至り、前記第4連結部材(33)は、前記分草体フレーム(18)の前部から緩やかに後側上方に向かって延在した後に、後側上方に向かって延在し、その後に、緩やかに後側上方に向かって延在して右側延在部(30)に至り、前記右側延在部(30)を頂点として、前記第3連結部材(32)と第4連結部材(33)の交差角度を50~70度に形成し、
背面視において、前記第3連結部材(32)は、前記第2連結部材(17)の上部から右側上方に向かって延在して右側延在部(30)に至り、前記第4連結部材(33)は、前記分草体フレーム18から上方に向かって延在して右側延在部(30)に至り、前記右側延在部(30)を頂点として、前記第3連結部材(32)と第4連結部材(33)の交差角度を50~70度に形成した請求項1記載のコンバイン。
【請求項3】
前記右側延在部(30)の下部に固定部材(31)を設け、
該固定部材(31)を右側延在部(30)に沿って左右方向に延在する水平固定部材(31A)と、該水平固定部材(31A)の右端から下方に延在する垂直固定部材(31B)で形成し、
前記第3連結部材(32)と第4連結部材(33)の上部を、前記水平固定部材(31A)を介して右側延在部(30)に固定し、
前記第4連結部材(33)の上部における右側部を、前記垂直固定部材(31B)の左側面に固定した請求項1又は2記載のコンバイン。
【請求項4】
前記刈取装置(3)の最も右側に配置された引起装置(21)の上部を、前記第5伝動筒(14)の右部に回転自在に支持し、該引起装置(21)の下部を上方に引起こす構成とした請求項1に記載のコンバイン。
【請求項5】
前記第3伝動筒(12)に前方に延在する前後フレーム(50)を設け、
前記前後フレーム(50)の前部に上方に向かって矩形状の固定プレート(51)を設け、
前記刈取装置(3)の引起装置(21)における左右方向の中間に設けられた隣接する引起装置(21)の下部を揺動部品(52)で連結し、
前記固定プレート(51)に揺動部品(52)の矩形状の回転プレート(52A)を左右方向に延在するピン(53)を介して回転自在に支持し、
前記固定プレート(51)と回転プレート(52A)を着脱可能な締結部材(54)で連結した請求項1記載のコンバイン。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、刈取装置に複数の引起装置を備えるコンバインに関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
刈取装置の引起装置や搬送装置のメンテナンスを行うために、エンジンの出力回転を引起装置に伝動する回転軸を内装した伝動筒を支点として引起装置の下部を上方に引起す技術が知られていた。(特許文献1参照)
【0003】
また、刈取装置の引起装置や搬送装置のメンテナンスを行うために、エンジンの出力回転を引起装置に伝動する回転軸を内装した伝動筒から引起装置の上部を前方に引出す技術が知られていた。(特許文献2参照)
【0004】
さらに、刈取装置の引起装置や搬送装置のメンテナンスを行うために、エンジンの出力回転を引起装置に伝動する回転軸を内装した伝動筒に沿って引起装置を左右方向に移動させる技術が知られていた。(特許文献3参照)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2007-37441号公報
特開2012-29568号公報
特開2013-9611号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、特許文献1の技術では、複数の引起装置の下部を上方に引起す場合に、引起装置の上部が回転自在に支持されている伝動筒にたわみや捻じり等の変形が発生する恐れがあった。
【0007】
また、特許文献2の技術では、左右方向の中間に設けられた引起装置の上部を前方に引出す場合に、引起装置の上部が支持されている伝動筒にたわみや捻じり等の変形が発生する恐れがあった。
【0008】
さらに、特許文献3の技術でも、引起装置を左右方向に移動する場合に、引起装置の上部が支持されている伝動筒にたわみや捻じり等の変形が発生する恐れがあった。
【0009】
そこで、本発明の主たる課題は、刈取装置に引起装置の上部に設けられた左右方向に延在する伝動筒の変形を抑制して、刈取装置のメンテナンスを容易に行うことができるコンバインを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決した本発明は次のとおりである。
すなわち、請求項1記載の発明は、エンジンを搭載した機体フレーム(1)の前側に刈取装置(3)を設け、該刈取装置(3)の後方左側に脱穀装置(4)を設けたコンバインにおいて、
前記エンジンの出力回転を伝動する第1伝動筒(15)を脱穀装置(4)の前壁の前側に設け、該第1伝動筒(15)の右部に、前記刈取装置(3)の刈取フレーム(10)の前後方向に延在する第2伝動筒(11)の後部を回転自在に支持し、該第2伝動筒(11)の前部に、前記刈取フレーム(10)の左右方向に延在する第3伝動筒(12)の中間部を支持し、該第3伝動筒(12)の左部に、前記刈取フレーム(10)の上下方向に延在する第4伝動筒(13)の下部を支持し、該第4伝動筒(13)の上部に、前記刈取フレーム(10)の左右方向に延在する第5伝動筒(14)の左部を支持し、前記第1伝動筒(15)の右部と第5伝動筒(14)の中間部を第1連結部材(16)で連結し、前記第3伝動筒(12)の右部と第5伝動筒(14)の右部を第2連結部材(17)で連結し、前記第3伝動筒(12)の右部に、前記刈取装置(3)の分草体(20)を支持する前後方向に延在する分草体フレーム(18)を設け、前記刈取装置(3)の引起装置(21)よりも右側に延在する第5伝動筒(14)の右側延在部(30)と第2連結部材(17)の上部を第3連結部材(32)で連結し、前記右側延在部(30)と分草体フレーム(18)の前部を第4連結部材(33)で連結したことを特徴とするコンバインである。
(【0011】以降は省略されています)

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