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公開番号2024062491
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-10
出願番号2022170341
出願日2022-10-25
発明の名称システム、電子機器、端末装置及びプログラム等
出願人株式会社ユピテル,株式会社ユピテルプラス
代理人
主分類G06F 3/0481 20220101AFI20240501BHJP(計算;計数)
要約【課題】従来と異なる仕組みを提案することで、例えば、車両に配置される電子機器を利用するシステムの機能を向上させること。
【解決手段】システム1は、車両40において使用される電子機器10と、端末装置60とを備えるシステムであって、電子機器10は、車両40の利用状況に応じて、端末装置60において実行可能な所定の機能を有効化させる処理を行う第1制御部を有し、端末装置60は、前記第1制御部により有効化させられた前記所定の機能を実行する第2制御部を有するシステムである。
【選択図】図3


特許請求の範囲【請求項1】
車両において使用される電子機器と、端末装置とを備えるシステムであって、
前記電子機器は、
前記車両の利用状況に応じて、前記端末装置において実行可能な所定の機能を有効化させる処理を行う第1制御部を有し、
前記端末装置は、
前記第1制御部により有効化させられた前記所定の機能を実行する第2制御部を有する
システム。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記第1制御部は、
前記車両の利用状況に応じて第1機能を実行し、さらに前記第1に対応する前記端末装置において実行可能な第2機能を有効化させる処理を行う
請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記電子機器は、前記端末装置と通信可能であり、
前記第1機能は、第1コンテンツを再生する機能であり、
前記第2機能は、前記第1コンテンツに対応する第2コンテンツを再生する機能であり、
前記第1制御部は、
前記第1コンテンツが再生されたことを条件として、前記有効化させる処理として、前記第1コンテンツ又は前記第2コンテンツを識別する識別データを前記端末装置へ送信する処理を行い、
前記第2制御部は、
受信された前記識別データに基づいて有効化させられた前記第2コンテンツを再生する
請求項2に記載のシステム。
【請求項4】
前記第1コンテンツ、及び前記第2コンテンツは、前記電子機器において表示されるキャラクタの画像を含むコンテンツである
請求項3に記載のシステム。
【請求項5】
前記第1制御部は、
前記車両の利用状況に応じて、前記キャラクタに関連するアイテムを取得する処理と、
取得した前記アイテムを前記キャラクタの画像と関連付けて表示する処理と、を行い、
前記有効化させる処理として、前記第1コンテンツに対応する第2コンテンツを識別する識別データと、取得した前記アイテムを特定するアイテムデータを送信する処理を行い、
前記第2制御部は、
受信された前記識別データ及び前記アイテムデータに基づいて、前記キャラクタの画像に、前記アイテムデータにより特定されるアイテムの画像を関連付けて表示する処理を行う
請求項4に記載のシステム。
【請求項6】
前記電子機器は、前記車両側からの電力の供給を受けて動作し、
前記第1制御部は、前記電子機器の電源がオンされた場合に、前記アイテムを取得する処理を行う
請求項5に記載のシステム。
【請求項7】
前記第1制御部は、
前記車両の利用状況に応じて、前記ユーザと前記キャラクタとの関係の良否を変化させる処理を行い、
前記良否に応じて前記アイテムを取得する処理を行う
請求項6に記載のシステム。
【請求項8】
前記電子機器は、前記車両の走行中に所定の報知条件を満たした場合、前記キャラクタの画像及び音声を用いて報知する処理を行い、
前記第1コンテンツ、及び前記第2コンテンツは、前記報知に用いられたキャラクタの画像及び音声を含む
請求項7に記載のシステム。
【請求項9】
前記第1制御部は、
前記車両の利用中に、前記キャラクタの画像及び音声を用いて、前記ユーザに対して発話する発話処理を行い、
前記有効化させる処理として、前記発話処理で使用された前記キャラクタの画像及び音声を含む前記第2コンテンツを有効化させる処理を行う
請求項8に記載のシステム。
【請求項10】
前記第1制御部は、
前記有効化させる処理として、前記車両の利用状況に応じて、前記発話処理で未だ使用されていないキャラクタの画像及び音声を含む前記第2コンテンツを有効化させる処理を行う
請求項9に記載のシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、システム、電子機器、端末装置及びプログラム等に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、キャラクタを表示してユーザの安全運転に資する情報を出力するシステムを開示している。特許文献1は、車両の走行距離の情報に基づいて、ユーザとキャラクタとの親密度を向上させ、その親密度に基づいてキャラクタ音声を出力することを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-169873号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的の一つは、従来と異なる仕組みを提案することで、例えば、車両に配置される電子機器を利用するシステムの機能を向上させることである。
【0005】
本願の発明の目的はこれに限定されず、本明細書及び図面等に開示される構成の部分から奏する効果を得ることを目的とする構成についても分割出願・補正等により権利取得する意思を有する。例えば本明細書において「~できる」と記載した箇所を「~が課題である」と読み替えた課題が本明細書には開示されている。課題はそれぞれ独立したものとして記載しているものであり、各々の課題を解決するための構成についても単独で分割出願・補正等により権利取得する意思を有する。課題が明細書の記載から黙示的に把握されるものであっても、本出願人は本明細書に記載の構成の一部を補正又は分割出願にて特許請求の範囲とする意思を有する。またこれら独立の課題を組み合わせた課題を解決する構成についても開示しているものであり、権利取得する意思を有する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)車両に配置される電子機器と、端末装置とを備えるシステムであって、前記電子機器は、前記車両の利用状況に応じて、前記端末装置において実行可能な所定の機能を有効化させる処理を行う第1制御部を有し、前記端末装置は、前記第1制御部により有効化させられた前記所定の機能を実行する第2制御部を有するシステムが提供される。
【0007】
このようにすると、ユーザは、電子機器が配置される車両の利用状況に応じて、電子機器とは異なる端末装置が実行可能な所定の機能を利用することができる。
【0008】
車両に配置される電子機器としては、例えば、レーダー探知機、レーザー探知機に例示される探知機とするとよいが、ナビゲーション装置、ドライブレコーダその他の車載機器としてもよい。車両に配置される電子機器としては、車両に対して後付けされる電子機器とするとよいが、あらかじめ車両に搭載された(つまり、標準装備された)電子機器としてもよい。端末装置としては、例えば、車両の車室内以外でも使用可能な端末装置とするとよく、特に、スマートフォン、タブレット型コンピュータに例示される携帯端末装置とするとよい。このようにすると、ユーザは、車両の車室内以外の場所でも、この携帯端末装置を使用して、所定の機能を利用することができる。
【0009】
車両の利用状況としては、車両の利用の状況とするとよく、特に車両を利用していることを示す状況とするよい。このようにすると、ユーザは車両の利用の状況に応じた端末装置の機能を利用することができ、例えば、所望の機能を利用できるように車両の利用に配慮することができる。車両の利用状況としては、例えば、車両の利用が開始されて、電子機器の電源がオンされたこととするとよい。車両の利用状況としては、車両の利用中の状況としてもよく、例えばユーザが安全な運転をしていることを示す状況、又は危険な運転をしていることを示す状況とするとよい。これ以外にも、車両の利用状況としては、例えば、特定の時期、例えば特定の日付又は時刻(時間帯としてもよい。)に車両を利用することや、特定の位置(場所といってもよい。)に車両があること等としてもよい。
【0010】
所定の機能としては、端末装置において実行可能な機能とするとよいが、例えば、所定のコンテンツを再生する機能とするとよい。このようにすると、ユーザは、電子機器が配置される車両の利用状況に応じて、端末装置を用いて所定のコンテンツを利用することができる。所定のコンテンツとしては、例えば、画像、及びキャラクタの音声の少なくとも一方を含むコンテンツとするとよい。画像としては、静止画及び動画のどちらでもよいが、動画であると特に良い。
(【0011】以降は省略されています)

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