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公開番号2024062129
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-09
出願番号2022169919
出願日2022-10-24
発明の名称バッテリ温度調整システム
出願人株式会社アイシン
代理人弁理士法人R&C
主分類H01M 10/659 20140101AFI20240430BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】バッテリの温度調整を効率的に行うことが可能なバッテリ温度調整システムを提供する。
【解決手段】バッテリ温度調整システムは、吸着物Aを吸着することにより発熱し吸着物Aが脱離することにより吸熱して、車両に搭載されたバッテリBの温度を調整する吸着材10と、吸着材10が収容される収容空間11sを有する収容部11と、収容部11に接続され、吸着物Aが流れる流路L2と、収容空間11sの流路L2との接続口11bから吸着物Aを吸引することにより、吸着材10から吸着物Aを脱離させる吸引装置12と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
吸着物を吸着することにより発熱し前記吸着物が脱離することにより吸熱して、車両に搭載されたバッテリの温度を調整する吸着材と、
前記吸着材が収容される収容空間を有する収容部と、
前記収容部に接続され、前記吸着物が流れる流路と、
前記収容空間の前記流路との接続口から前記吸着物を吸引することにより、前記吸着材から前記吸着物を脱離させる吸引装置とを備えるバッテリ温度調整システム。
続きを表示(約 500 文字)【請求項2】
前記収容部よりも前記吸着物の流通方向の上流側で前記流路を開閉する開閉弁を更に備え、
前記吸引装置は、前記開閉弁よりも前記吸着物の前記流通方向の上流側、且つ前記収容部よりも前記流通方向の下流側で前記流路に接続される真空ポンプを含む請求項1に記載のバッテリ温度調整システム。
【請求項3】
前記開閉弁の開閉を制御する制御部を更に備え、
前記制御部は、前記バッテリの温度が予め設定された第1閾値以下であると判定すると、前記開閉弁を開く請求項2に記載のバッテリ温度調整システム。
【請求項4】
前記制御部は、前記開閉弁を開いた後、前記バッテリの温度が前記第1閾値を超えたと判定すると、前記開閉弁を閉じ、前記バッテリの温度が前記第1閾値よりも高い第2閾値を超えたと判定すると、前記吸引装置を作動させる請求項3に記載のバッテリ温度調整システム。
【請求項5】
前記収容部は、前記バッテリを収容するハウジングのうちの前記バッテリの温度を調整する冷却流体が流入する流入口側に配置される請求項1又は2に記載のバッテリ温度調整システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、バッテリ温度調整システムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
車両に搭載されるバッテリの良好な性能を得るため、バッテリの温度を調整する様々な技術が開示されている(例えば、特許文献1~2参照)。特許文献1には、車両室内を冷媒の循環により冷房するエアコン手段と、モータ及び電装品を冷却水により冷却する電装用冷却手段と、電装用冷却手段にバッテリ冷却ラインを介して連結され、冷却水により冷却されるバッテリモジュールと、冷媒及び冷却水のいずれかを選択的に熱交換させて冷却水の温度を調整するチラーと、冷却水を加熱する加熱器とを備える車両バッテリ冷却システムが開示されている。
【0003】
特許文献2には、バッテリがパラフィン系の潜熱蓄熱材で覆われており、下部に冷却水貯留槽が配置され、潜熱蓄熱材と冷却水貯留槽との間に吸着蓄熱材を配置している二次電池加温装置が開示されている。特許文献2に開示の二次電池加温装置では、吸着蓄熱材に水蒸気を供給することによりバッテリが加熱され、高温となった冷却水により吸着蓄熱材を加熱することにより、吸着蓄熱材から水を脱離させて、吸着蓄熱材が再生する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-105425号公報
特開2017-216097号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示された車両バッテリ冷却システムのように、冷却水を加熱する加熱器を備える構成では、走行時において、車両全体の電力消費量に対してバッテリの温度調整に必要な電力消費量の占める割合が大きくなるといった課題がある。また、特許文献2に開示された二次電池加温装置のように、吸着蓄熱材を高温となった冷却水により再生する構成では、冷却水に近い部分は水が脱離するが、冷却水から遠い部分は水が脱離し難く、再使用時に所望の暖機性能を発揮できないおそれがある。また、冷却水貯留槽等を別途設ける必要があり、大型化するといった課題がある。
【0006】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、バッテリの温度調整を効率的に行うことが可能なバッテリ温度調整システムを提供する点にある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係るバッテリ温度調整システムの特徴は、吸着物を吸着することにより発熱し前記吸着物が脱離することにより吸熱して、車両に搭載されたバッテリの温度を調整する吸着材と、前記吸着材が収容される収容空間を有する収容部と、前記収容部に接続され、前記吸着物が流れる流路と、前記収容空間の前記流路との接続口から前記吸着物を吸引することにより、前記吸着材から前記吸着物を脱離させる吸引装置とを備える点にある。
【0008】
本構成によれば、吸着材が発熱、又は吸熱することにより、バッテリの温度が調整されるため、バッテリの温度調整に必要な電力消費を抑えることができる。また、本構成によれば、吸着物が供給されて吸着材を発熱させるための流路と、吸引装置が吸引することにより吸着物を吸着材から脱離させて吸着材を吸熱させるための流路とが共通化される。この結果、バッテリ温度調整システムの複雑化を回避し、省スペース化、軽量化を図ることができる。更に、収容空間の流路との接続口から吸着物を吸引することにより、吸着材から吸着物を脱離させる吸引装置を備えているため、吸着物を吸着材から強制的に脱離させることが可能となり、吸着材の再使用時においても所望の発熱量を得ることができる。
【0009】
他の特徴として、前記収容部よりも前記吸着物の流通方向の上流側で前記流路を開閉する開閉弁を更に備え、前記吸引装置は、前記開閉弁よりも前記吸着物の前記流通方向の上流側、且つ前記収容部よりも前記流通方向の下流側で前記流路に接続される真空ポンプを含んでもよい。
【0010】
本構成によれば、開閉弁よりも吸着物の流通方向の上流側、且つ収容部よりも流通方向の下流側で流路に接続される真空ポンプが収容空間を減圧する。このため、吸着物を吸着材から均一に脱離させることができ、次回の吸着材の発熱による発熱量を十分に得ることができる。また、収容空間が減圧されるため、吸着材に吸着された吸着物の沸点が下がり、収容空間が減圧されない構成と比べて、より低温で吸着物を気化させることができる。この結果、吸着物を効率よく回収することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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