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公開番号2024061992
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-09
出願番号2022169701
出願日2022-10-24
発明の名称流体処理装置
出願人東芝ライテック株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類C02F 1/32 20230101AFI20240430BHJP(水,廃水,下水または汚泥の処理)
要約【課題】光源に設けられた発光素子を効率良く冷却することができ、且つ、流体の処理効率が低下するのを抑制することができる流体処理装置を提供することである。
【解決手段】実施形態に係る流体処理装置は、筒状を呈し、内部に流体が流れる空間を有する筒部2と;前記筒部の外部に設けられた基板と;前記基板の、前記筒部側の面に設けられ、前記筒部の内部を流れる前記流体に、紫外線を照射する発光素子と;前記基板の、前記発光素子側とは反対側に設けられ、内部に前記流体が流れる孔を有する冷却部65と;前記冷却部の孔に前記流体を流通させるポンプ66と;を具備している。前記筒部の一方の端部側に接続され、前記筒部に供給される前記流体が流れる流路32a1において、前記冷却部の前記孔から排出された前記流体を前記流路に戻す位置は、前記冷却部の前記孔に供給する前記流体を前記流路から取り入れる位置よりも下流となっている。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
筒状を呈し、内部に流体が流れる空間を有する筒部と;
前記筒部の外部に設けられた基板と;
前記基板の、前記筒部側の面に設けられ、前記筒部の内部を流れる前記流体に、紫外線を照射する発光素子と;
前記基板の、前記発光素子側とは反対側に設けられ、内部に前記流体が流れる孔を有する冷却部と;
前記冷却部の孔に前記流体を流通させるポンプと;
を具備し、
前記筒部の一方の端部側に接続され、前記筒部に供給される前記流体が流れる流路において、前記冷却部の前記孔から排出された前記流体を前記流路に戻す位置は、前記冷却部の前記孔に供給する前記流体を前記流路から取り入れる位置よりも下流となっている流体処理装置。
続きを表示(約 120 文字)【請求項2】
前記冷却部は複数設けられ、複数の前記冷却部の孔は直列接続されている請求項1記載の流体処理装置。
【請求項3】
前記冷却部は複数設けられ、複数の前記冷却部の孔は並列接続されている請求項1記載の流体処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、流体処理装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
水などの流体に紫外線を照射して、流体に含まれている細菌の殺菌、ウイルスの不活性化、有機物の分解などの処理を行う流体処理装置がある。例えば、流体が流れる筒部と、流体に紫外線を照射する発光ダイオードなどの発光素子を有する光源と、を備えた流体処理装置が提案されている。ここで、発光素子を点灯させると、紫外線とともに熱が発生する。発生した熱により発光素子の温度が高くなり過ぎると、紫外線の照度が低下したり、発光素子の寿命が短くなったりするおそれがある。
【0003】
そのため、流体が流れる筒部の内部に光源を設ける技術が提案されている。この様にすれば、流体により光源に設けられた発光素子を冷却することができる。しかしながら、この様にすると、光源を液密構造にする必要があるので製造コストが増大する。また、光源のメンテナンスの際には、光源を筒部の内部から取り外したり、光源を筒部の内部に取り付けたりする必要がある。そのため、メンテナンス作業が煩雑となったり、メンテナンス時間が長くなったりすることになる。
【0004】
また、流体が流れる筒部の外部に光源を設け、筒部の内部を流れる流体の一部を取り出して、光源の冷却に用いる技術が提案されている。この技術においては、光源の冷却に用いられた流体は廃棄される。光源の冷却に用いられた流体を廃棄すると、流体にロスが生じるので、流体の処理効率が低下することになる。
【0005】
そこで、光源に設けられた発光素子を効率良く冷却することができ、且つ、流体の処理効率が低下するのを抑制することができる流体処理装置の開発が望まれていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第6530681号公報
特許第6681314号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明が解決しようとする課題は、光源に設けられた発光素子を効率良く冷却することができ、且つ、流体の処理効率が低下するのを抑制することができる流体処理装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
実施形態に係る流体処理装置は、筒状を呈し、内部に流体が流れる空間を有する筒部と;前記筒部の外部に設けられた基板と;前記基板の、前記筒部側の面に設けられ、前記筒部の内部を流れる前記流体に、紫外線を照射する発光素子と;前記基板の、前記発光素子側とは反対側に設けられ、内部に前記流体が流れる孔を有する冷却部と;前記冷却部の孔に前記流体を流通させるポンプと;を具備している。前記筒部の一方の端部側に接続され、前記筒部に供給される前記流体が流れる流路において、前記冷却部の前記孔から排出された前記流体を前記流路に戻す位置は、前記冷却部の前記孔に供給する前記流体を前記流路から取り入れる位置よりも下流となっている。
【発明の効果】
【0009】
本発明の実施形態によれば、光源に設けられた発光素子を効率良く冷却することができ、且つ、流体の処理効率が低下するのを抑制することができる流体処理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
流体処理装置を例示するための模式斜視図である。
図1における流体処理装置のA-A線断面図である。
図1における流体処理装置のB-B線断面図である。
光源を例示するための模式断面図である。
光源を例示するための模式断面図である。
冷却部の配管系統図である。
複数の冷却部が設けられた場合の配管系統図である。
複数の冷却部が設けられた場合の配管系統図である。
複数の冷却部が設けられた場合の配管系統図である。
複数の流体処理装置が設けられた場合の配管系統図である。
複数の流体処理装置が設けられた場合の配管系統図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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