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公開番号2024061342
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-07
出願番号2022169237
出願日2022-10-21
発明の名称データ処理システム、データ収集装置、データ処理方法、及び、データ収集方法
出願人株式会社荏原製作所
代理人個人,個人
主分類G05B 23/02 20060101AFI20240425BHJP(制御;調整)
要約【課題】データ収集装置とデータ管理装置の接続が切断されてしまっても、データが破棄されず、後ほど切断時のデータが送受信されるデータ処理システム、データ収集装置、データ処理方法、及び、データ収集方法を提供する。
【解決手段】データ処理システム1は、予め定めた監視周期で外部装置3の一つである処理データ送信元から処理データ310を新収集データ411として取得し、収集通信部41が管理通信部51と接続していない場合、新収集データ411を記憶データ412として収集記憶部42に記憶させ、収集通信部41が管理通信部52と接続した後、次の監視周期で処理データ送信元3から新たに取得した新収集データ411、及び、収集記憶部42に記憶された記憶データ412、をあわせて収集データ410としてデータ管理装置に送信する。
【選択図】 図7
特許請求の範囲【請求項1】
外部装置に接続する収集通信部、各種データを記憶する収集記憶部、及び、前記収集通信部の通信状態に基づいて前記外部装置の一つである処理データ送信元から取得した処理データを前記収集記憶部に記憶データとして記憶又は前記収集通信部から収集データとして前記外部装置へ送信させる収集制御部、を有するデータ収集装置と、
前記データ収集装置に接続する管理通信部、及び、前記データ収集装置から送信された前記収集データを管理データとして記憶する管理記憶部、を有する、前記外部装置の一つであるデータ管理装置と、
を備え、
前記収集制御部は、
予め定めた監視周期で前記処理データ送信元から処理データを新収集データとして取得し、
前記収集通信部が前記管理通信部と接続していない場合、前記新収集データを記憶データとして前記収集記憶部に記憶させ、
前記収集通信部が前記管理通信部と接続した後、次の監視周期で前記処理データ送信元から新たに取得した新収集データ、及び、前記収集記憶部に記憶した前記記憶データ、をあわせて収集データとして前記データ管理装置に送信する
請求項1に記載のデータ処理システム。
データ処理システム。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記処理データ送信元は、物理量を計測する物理量計測装置であって、
前記物理量計測装置は、物理量センサを内蔵し、ポンプ装置に取付可能な筐体をさらに備え、
前記物理量センサは、前記物理量計測装置が取り付けられた前記ポンプ装置に起因する前記物理量を計測する、
請求項1に記載のデータ処理システム。
【請求項3】
外部装置に接続する収集通信部と、
各種データを記憶する収集記憶部と、
前記収集通信部の接続状態に基づいて前記外部装置の一つである処理データ送信元から取得した処理データを前記収集記憶部に記憶データとして記憶又は前記収集通信部から収集データとして前記外部装置へ送信させる収集制御部と、
を備え、
前記収集制御部は、
予め定めた監視周期で前記処理データ送信元から処理データを新収集データとして取得し、
前記収集通信部が前記外部装置の一つであるデータ管理装置と接続していない場合、前記新収集データを記憶データとして前記収集記憶部に記憶させ、
前記収集通信部が前記データ管理装置と接続した後、次の監視周期で前記処理データ送信元から新たに取得した新収集データ、及び、前記収集記憶部に記憶された前記記憶データ、をあわせて収集データとして前記データ管理装置に送信する
データ収集装置。
【請求項4】
前記処理データ送信元は、予め定めた監視周期で物理量を計測する物理量計測装置であって、
前記物理量計測装置は、物理量センサを内蔵し、ポンプ装置に取付可能な筐体をさらに備え、
前記物理量センサは、前記物理量計測装置が取り付けられた前記ポンプ装置に起因する前記物理量を計測する、
請求項3に記載のデータ収集装置。
【請求項5】
コンピュータを用いてデータを処理するデータ処理方法であって、
物理量計測装置が予め定めた監視周期で物理量を計測する工程と、
計測した物理量から前記物理量計測装置が生成する処理データを、データ収集装置が新収集データとして取得する工程と、
前記データ収集装置がデータ管理装置と接続していない場合、前記新収集データを記憶データとして記憶する工程と、
前記データ収集装置が前記データ管理装置と接続した後、次の監視周期で前記物理量計測装置から新たに取得した新収集データ、及び、前記記憶データ、をあわせて収集データとして前記データ管理装置に送信する工程と、
前記データ管理装置が前記収集データを管理データとして記憶する工程と、
を備える、
データ処理方法。
【請求項6】
コンピュータを用いてデータを収集するデータ収集方法であって、
予め定めた監視周期で物理量を計測する物理量計測装置が生成する処理データを、データ収集装置が新収集データとして取得する工程と、
前記データ収集装置がデータ管理装置と接続していない場合、前記新収集データを記憶データとして記憶する工程と、
前記データ収集装置が前記データ管理装置と接続した後、次の監視周期で前記物理量計測装置から新たに取得した新収集データ、及び、前記記憶データ、をあわせて収集データとして前記データ管理装置に送信する工程と、
を備える、
データ収集方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、データ処理システム、データ収集装置、データ処理方法、及び、データ収集方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ゲートウェイに各種のセンサを接続し、ゲートウェイを介してセンサから取得したデータをクラウドに送信する技術が開示されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-009772号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
クラウドとゲートウェイ間の通信は、接続状態が確立している間のみデータの送受信を行うことができる。接続が切断している間はデータの送受信を行うことができず、切断期間のデータは送受信されないまま破棄されてしまっていた。
【0005】
本発明は、上述した課題に鑑み、データ収集装置とデータ管理装置の接続が切断されてしまっても、データが破棄されず、後ほど切断時のデータが送受信されるデータ処理システム、データ収集装置、データ処理方法、及び、データ収集方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係るデータ処理システムは、
外部装置に接続する収集通信部、各種データを記憶する収集記憶部、及び、前記収集通信部の通信状態に基づいて前記外部装置の一つである処理データ送信元から取得した処理データを前記収集記憶部に記憶データとして記憶又は前記収集通信部から収集データとして前記外部装置へ送信させる収集制御部、を有するデータ収集装置と、
前記データ収集装置に接続する管理通信部、及び、前記データ収集装置から送信された前記収集データを管理データとして記憶する管理記憶部、を有する前記外部装置の一つであるデータ管理装置と、
を備え、
前記収集制御部は、
予め定めた監視周期で前記処理データ送信元から処理データを新収集データとして取得し、
前記収集通信部が前記管理通信部と接続していない場合、前記新収集データを記憶データとして前記収集記憶部に記憶させ、
前記収集通信部が前記管理通信部と接続した後、次の監視周期で前記処理データ送信元から新たに取得した新収集データ、及び、前記収集記憶部に記憶された前記記憶データ、をあわせて収集データとして前記データ管理装置に送信する。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係るデータ処理システムによれば、データ収集装置とデータ管理装置の接続が切断されてしまっても、データが破棄されず、後ほど切断時のデータが送受信される。
【0008】
上記以外の課題、構成及び効果は、後述する発明を実施するための形態にて明らかにされる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態のデータ処理システム1の一例を示す全体構成図である。
本実施形態の物理量計測装置3の一例を示すブロック図である。
本実施形態のデータ収集装置4の一例を示すブロック図である。
本実施形態のデータ管理装置5の一例を示すブロック図である。
本実施形態の各装置を構成するコンピュータ900の一例を示すハードウエア構成図である。
本実施形態のデータ収集装置4及びデータ管理装置5によるデータ処理方法の一例を示すフローチャートである。
本実施形態のデータ収集装置4及びデータ管理装置5によるデータ処理方法の一例を示すフローチャートである。
本実施形態のデータ処理システム1のデータ処理の第1例のイメージを示す。
本実施形態のデータ処理システム1のデータ処理の第2例のイメージを示す。
本実施形態のデータ処理システム1のデータ処理の第3例のイメージを示す。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して本発明を実施するための実施形態について説明する。以下では、本発明の目的を達成するための説明に必要な範囲を模式的に示し、本発明の該当部分の説明に必要な範囲を主に説明することとし、説明を省略する箇所については公知技術によるものとする。
(【0011】以降は省略されています)

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