TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024061178
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-07
出願番号2022168950
出願日2022-10-21
発明の名称現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置
出願人株式会社リコー
代理人個人
主分類G03G 15/08 20060101AFI20240425BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】搬送部材から現像剤担持体に供給される現像剤の量が不足してしまう不具合を生じにくくする。
【解決手段】トナーとキャリアとからなる現像剤Gを担持して、感光体ドラム21(像担持体)の表面に形成される潜像を現像する現像ローラ26a(現像剤担持体)が設けられている。また、現像ローラ26aに対向して、所定方向に回転して現像剤Gを回転軸方向に搬送しながら現像ローラ26aに現像剤Gを供給する第1搬送スクリュ26b1(搬送部材)が設けられている。そして、第1搬送スクリュ26b1は、含有量が0.05%以上であって5%以下となるフェライト(磁性体)を含有している。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
トナーとキャリアとからなる現像剤を担持して、像担持体の表面に形成される潜像を現像する現像剤担持体と、
前記現像剤担持体に対向して、所定方向に回転して現像剤を回転軸方向に搬送しながら前記現像剤担持体に現像剤を供給する搬送部材と、
を備え、
前記搬送部材は、含有量が0.05%以上であって5%以下となる磁性体を含有することを特徴とする現像装置。
続きを表示(約 490 文字)【請求項2】
前記現像剤担持体と前記搬送部材との軸間距離が25mm以下に設定されたことを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
【請求項3】
前記搬送部材は、樹脂材料又は金属材料からなり、軸部にスクリュ部が螺旋状に巻装された搬送スクリュであって、
前記磁性体は、フェライトであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の現像装置。
【請求項4】
前記現像剤担持体の下方に対向して、前記搬送部材によって前記現像剤担持体に供給された現像剤の量を規制する現像剤規制部材を備え、
前記搬送部材は、前記現像剤担持体に対して斜め下方に設置されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の現像装置。
【請求項5】
画像形成装置本体に対して着脱可能に設置されるプロセスカートリッジであって、
請求項1又は請求項2に記載の現像装置と前記像担持体とを一体的に備えたことを特徴とするプロセスカートリッジ。
【請求項6】
請求項1又は請求項2に記載の現像装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、感光体ドラムなどの像担持体に形成された潜像を現像する現像装置と、それを備えたプロセスカートリッジ、画像形成装置と、に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、複写機、プリンタ等の画像形成装置に設置される現像装置において、搬送部材(搬送スクリュ)によって現像剤を回転軸方向に搬送しながら現像剤担持体(現像ローラ)に現像剤を供給する技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
詳しくは、特許文献1における現像装置は、感光体ドラム(像担持体)に対向する現像ローラ(現像剤担持体)の斜め下方に搬送スクリュ(搬送部材)が設けられている。そして、その搬送スクリュは、所定方向に回転しながら、トナーとキャリアとからなる2成分現像剤(添加剤なども含む。)を回転軸方向に搬送しながら、現像ローラに2成分現像剤を供給している。
【0004】
一方、特許文献1には、現像剤量が少ないときであってもスクリュピッチムラの発生を軽減することを目的として、搬送スクリュの上方の位置に剤面高さ調整部材を設置する技術が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の技術は、搬送部材から現像剤担持体に供給される現像剤の量(汲み上げ量)が不足してしまう不具合が生じてしまうことがあった。そして、そのように、現像剤担持体における現像剤の汲み上げ量の不足が生じてしまうと、スクリュピッチムラや画像欠損などの異常画像が生じてしまっていた。
【0006】
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、搬送部材から現像剤担持体に供給される現像剤の量が不足してしまう不具合が生じにくい、現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この発明における現像装置は、トナーとキャリアとからなる現像剤を担持して、像担持体の表面に形成される潜像を現像する現像剤担持体と、前記現像剤担持体に対向して、所定方向に回転して現像剤を回転軸方向に搬送しながら前記現像剤担持体に現像剤を供給する搬送部材と、を備え、前記搬送部材は、含有量が0.05%以上であって5%以下となる磁性体を含有するものである。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、搬送部材から現像剤担持体に供給される現像剤の量が不足してしまう不具合が生じにくい、現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
この発明の実施の形態における画像形成装置を示す全体構成図である。
作像部を示す断面図である。
現像装置を長手方向に示す図である。
現像装置の要部を示す拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社リコー
服薬支援装置
1日前
株式会社リコー
ラミネート処理システム
1日前
株式会社リコー
塗装システムおよびヘッド洗浄方法
1日前
株式会社リコー
媒体処理装置及び画像形成システム
2日前
株式会社リコー
液体吐出ヘッド及び液体を吐出する装置
2日前
株式会社リコー
計測システム、計測装置、計測方法、プログラム
1日前
株式会社リコー
印刷システム、情報処理装置、印刷方法、及びプログラム
2日前
株式会社リコー
樹脂微粒子及びその製造方法、並びに、トナー、現像剤、トナー収容ユニット、及び画像形成装置
3日前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
17日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
花王株式会社
印刷方法
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
4日前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
9日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
9日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
26日前
キヤノン株式会社
トナー
18日前
キヤノン株式会社
トナー
18日前
キヤノン株式会社
トナー
18日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
トナー
1か月前
キヤノン株式会社
トナー
24日前
キヤノン株式会社
トナー
24日前
キヤノン株式会社
トナー
1か月前
キヤノン株式会社
トナー
1か月前
キヤノン株式会社
トナー
18日前
三洋化成工業株式会社
トナーバインダー
1か月前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
26日前
続きを見る