TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024059759
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-01
出願番号2024023478,2022114500
出願日2024-02-20,2010-01-27
発明の名称速度測定装置およびプログラム
出願人株式会社ユピテル
代理人
主分類A63B 69/00 20060101AFI20240423BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】複数の異なるスポーツに関する速度を測定するのに適した速度測定装置を提供する。
【解決手段】マイクロ波ドップラーセンサ11と、そのマイクロ波ドップラーセンサから出力されるドップラー信号を増幅するアンプ12と、アンプから出力されるドップラー信号に基づいて表示用情報を生成して表示部14に表示させる制御部13とを備えるスポーツ用の速度測定装置であって、制御部13は、測定対象のスポーツにおける所定の一動作単位における表示用情報を生成する専用処理と、所定の時間間隔で繰り返し求めた瞬間速度を表示用情報として生成する汎用処理と、ユーザからの操作部17からの切替指示に基づいて前記専用処理と前記汎用処理とを切り替える切替処理とを行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
スポーツ用の速度測定装置であって、
スポーツが行われるときに移動する物体の速度を検出する機能と、
複数のスポーツのいずれかのスポーツの選択を受け付ける機能と、
検出された前記速度に応じた情報の表示を行う機能であって、前記複数のスポーツのうちの第1のスポーツの選択を受け付けた場合は、前記速度の履歴を時系列に並べたグラフを表示する機能と、
を有する速度測定装置。
続きを表示(約 130 文字)【請求項2】
前記表示する機能は、前記第1のスポーツと異なる第2のスポーツの選択を受け付けた場合、又は2以上のスポーツで共通に用いるモードの選択を受け付けた場合は、前記速度の履歴を時系列に並べたグラフを表示しない
請求項1に記載の速度測定装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、スポーツに関する速度を測定する速度測定装置およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
移動する測定対象物の速度を測定する速度測定装置として、ドップラーセンサを用いたものが知られている。これは、被測定対象物である物体に向けてマイクロ波を照射し、物体による反射波を測定する。物体がマイクロ波の進行方向に対して運動している時は、ドップラー効果によって反射波の周波数が変化するため、これと発射波の周波数を比較することにより、物体の速さを算出することができる。
【0003】
ドップラーセンサ等を用いた従来のスポーツ用の速度測定装置としては、野球などのスポーツで投手が投げるボールの速度(球速)を測定するのに用いられる野球用の速度測定装置(スピードガンと称される)が知られている。野球用の速度測定装置では、例えば、ユーザがトリガを引く(スイッチを押下する)と速度の測定を開始し、最初に測定(検出)された速度をボールの速度として確定して表示する。投げられたボールは減速運動をするため、測定を開始してから最初に測定された速度をボールの速度として表示している。
【0004】
また、従来のスポーツ用の速度測定装置として、特許文献1、2に示すように、ゴルフ用の速度測定装置が知られている。ゴルフ用の速度測定装置では、例えば、速度の測定を開始し、測定された速度の最大値をゴルフクラブのスイング速度として確定して表示する。ゴルフクラブ等のスイング運動のように、速度0の状態から急激に加速し、ボールを打撃するポイントで最高速に達するといった被測定物が加速運動をする場合、ドップラーセンサの検知範囲に測定対象物が進入してきた瞬間がスイングの最大速度であるとは限らず、測定開始してから最初に測定された速度を表示する方法ではスイングの最大速度を捕らえられないからである。
【0005】
このように従来の速度測定装置は、測定対象のスポーツごとに最適化した測定方法を採ることで、測定対象のスポーツに合った速度測定装置を実現している。
【0006】
また、例えば、野球用の速度測定装置では、ボールの初速と終速を測定して表示するのに対し、ゴルフ用の速度測定装置には特許文献2に示されるように、ゴルフクラブのスイング速度、ボールの速度、推定飛距離等を表示するなど、測定対象の速度や測定された速度に基づいて表示する表示内容も測定対象のスポーツごとに最適化されている。
【0007】
さらには、設置方法も、特許文献2に示されるように、ゴルフ用の速度測定装置であれば地面に置いて使用するのに適した構造する一方、野球用の速度測定装置では、三脚に固定して使用するのに適した構成とするなど、その構造も異なる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2008-246139号公報
特開2010-005289号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
このように測定対象のスポーツごとに、その測定方法、表示内容、構造等が異なるため、例えば、学校やスポーツクラブなどのように、複数のスポーツの速度を測定したいときは、それぞれのスポーツ用の速度測定装置を購入する必要があった。
【0010】
本発明は、複数の異なるスポーツに関する速度を測定するのに適した速度測定装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許