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公開番号
2024059453
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-05-01
出願番号
2022167135
出願日
2022-10-18
発明の名称
作業員割当装置、作業員割当方法および作業員割当プログラム
出願人
オムロン株式会社
代理人
個人
主分類
G06Q
10/06 20230101AFI20240423BHJP(計算;計数)
要約
【課題】故障した製品の復旧作業に対して、復旧作業を行う作業員を適切に割り当てることが可能な作業員割当装置、作業員割当方法を提供することにある。
【解決手段】作業員割当装置10は、新たに発生した故障した製品の復旧作業に対して、復旧作業を行う作業員を割り当てる装置であって、入力受付部11、分類部12、実績件数算出部13、作業員割当部14を備える。入力受付部11は、作業員が過去に実施した復旧作業の情報を含む作業記録D1の入力を受け付ける。分類部12は、入力受付部11において入力された作業記録D1に含まれる所定の項目ごとに分類する。実績件数算出部13は、分類部12において分類された作業記録D1に基づいて、作業員ごとの過去の復旧作業の対応件数を示す実績件数を算出する。作業員割当部14は、実績件数算出部13において算出された実績件数に応じて、復旧作業に適した作業員を新たに発生した復旧作業に割り当てる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
新たに発生した故障した製品の復旧作業に対して、前記復旧作業を行う作業員を割り当てる作業員割当装置であって、
前記作業員が過去に実施した前記復旧作業の情報を含む作業記録の入力を受け付ける入力受付部と、
前記入力受付部において入力された前記作業記録に含まれる所定の項目ごとに分類する分類部と、
前記分類部において分類された前記作業記録に基づいて、前記作業員ごとの過去の前記復旧作業の対応件数を示す実績件数を算出する実績件数算出部と、
前記実績件数算出部において算出された前記実績件数に応じて、前記復旧作業に適した前記作業員を新たに発生した前記復旧作業に割り当てる作業員割当部と、
を備えている作業員割当装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記分類部は、前記入力受付部が受け付けた前記作業記録に基づいて、前記製品ごとに前記作業記録を分類する、
請求項1に記載の作業員割当装置。
【請求項3】
前記分類部は、前記入力受付部が受け付けた前記作業記録に基づいて、前記作業員ごとに前記作業記録を分類する、
請求項1または2に記載の作業員割当装置。
【請求項4】
前記分類部は、前記入力受付部が受け付けた前記作業記録に基づいて、前記製品の故障の症状ごとに前記作業記録を分類する、
請求項1または2に記載の作業員割当装置。
【請求項5】
前記分類部は、前記入力受付部が受け付けた前記作業記録に基づいて、前記製品の故障の原因ごとに前記作業記録を分類する、
請求項1または2に記載の作業員割当装置。
【請求項6】
前記分類部は、前記入力受付部が受け付けた前記作業記録に基づいて、前記製品の故障の原因に対する処置内容ごとに前記作業記録を分類する、
請求項1または2に記載の作業員割当装置。
【請求項7】
前記分類部は、前記入力受付部が受け付けた前記作業記録に基づいて、前記作業記録に含まれる単語と、類義語が記録された類義語リストに含まれる単語と、を比較して類似性が高い場合に、前記作業記録に含まれる単語を前記類義語リストに含まれる別の単語に置き換えて前記作業記録を分類する、
請求項1または2に記載の作業員割当装置。
【請求項8】
前記分類部は、前記入力受付部が受け付けた前記作業記録に基づいて、前記作業記録に含まれる単語と、類義語が記録された類義語リストに含まれる単語と、を比較して類似性が低い場合に、前記作業記録に含まれる単語を前記類義語リストに含まれる別の単語に置き換えずに前記作業記録を分類する、
請求項1または2に記載の作業員割当装置。
【請求項9】
前記復旧作業に関する保守マニュアルにおいて設定された前記復旧作業の標準的な作業時間と、前記入力受付部が受け付けた前記作業記録に含まれる前記作業員が実際に行った前記復旧作業の作業時間と、に大きな差異がある場合に、警告を発する警告部を、さらに備えている、
請求項1または2に記載の作業員割当装置。
【請求項10】
前記作業員割当部は、前記分類部において分類された前記作業記録に基づいて、前記製品が故障した際の症状と類似性が高い順に前記復旧作業を行ったことのある前記作業員を抽出し、前記復旧作業に適した前記作業員を前記復旧作業に割り当てる、
請求項1または2に記載の作業員割当装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、作業員を復旧作業に割り当てる作業員割当装置、作業員割当方法および作業員割当プログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
電気設備等の各種設備の復旧作業において、設備が故障してから作業員を派遣するまでに多くの時間を要することがある。設備の復旧作業を迅速に行うためには、作業員ごとのスキルや、故障した設備の症状等を考慮して、適切な人員配置を行う必要がある。そのため、復旧作業を支援するシステムが種々考案されている。
例えば、特許文献1には、障害要因部位を特定するための情報と、被疑割合付きの障害要因部位情報と、該障害要因部位の障害の履歴情報とを生成する障害要因解析部と、障害要因部位と障害の履歴情報とに基づいて、保守作業の難易度を示す保守レベルを算出する保守レベル算出部と、を備え、保守レベルを含んだ保守作業の指示情報を出力する情報処理システムについて開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-206105号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記従来の情報処理システムでは、以下に示すような問題点を有している。
すなわち、上記公報に開示された情報処理システムでは、故障した設備の保守作業の難易度に応じて、保守作業の指示情報を出力することができる。
しかし、このようなシステム構成では、保守作業の対応内容や難易度を把握することができても、保守作業を行う作業員をどの保守作業に派遣したら良いのか適切に判断することができない。
【0005】
そこで、本発明の課題は、故障した製品の復旧作業に対して、復旧作業を行う作業員を適切に割り当てることが可能な作業員割当装置、作業員割当方法および作業員割当プログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の発明に係る作業員割当装置は、新たに発生した故障した製品の復旧作業に対して、復旧作業を行う作業員を割り当てる作業員割当装置であって、入力受付部と、分類部と、実績件数算出部と、作業員割当部と、を備えている。入力受付部は作業員が過去に実施した復旧作業の情報を含む作業記録の入力を受け付ける。分類部は入力受付部において入力された作業記録に含まれる所定の項目ごとに分類する。実績件数算出部は分類部において分類された作業記録に基づいて、作業員ごとの過去の復旧作業の対応件数を示す実績件数を算出する。作業員割当部は、実績件数算出部において算出された実績件数に応じて、復旧作業に適した作業員を新たに発生した復旧作業に割り当てる。
【0007】
ここでは、所定の項目ごとに分類された作業記録を用いて、過去の復旧作業の対応件数を示す実績件数を算出することで、新たに発生した復旧作業に適した作業員を割り当てる。
ここで、復旧作業の対象となる故障した製品としては、例えば、ATM(Automatic Teller Machine)や券売機、改札機等が含まれる。
【0008】
所定の項目とは、復旧作業を行う作業員が過去に行った復旧作業のうち少なくとも、復旧作業を行った作業者名、故障した製品名、製品の故障の症状、製品の故障の原因、製品の故障の原因に対する処置内容、復旧作業の作業時間を含む項目である。
復旧作業は、故障した設備や製品等を正常に稼働できる状態に戻す作業であり、例えば、故障した製品を使用していた人からの修理依頼等が含まれる。
【0009】
作業記録は、例えば、所定の項目が記録された作業日誌である。また、作業記録は、上記作業日誌に限定されるものではなく、所定の項目が含まれていれば、例えば、設備や製品の修理を伴う定期的な設備点検を行う作業員の実施内容が記録された日常点検記録や月次点検記録等であってもよい。
実績件数は、復旧作業を行う作業員が過去に対応した製品ごとあるいは症状ごとの復旧作業の件数を合算したものであり、所定の項目ごとに分類された作業記録D1に基づいて算出される。ここで、実績件数が多い程、当該製品あるいは当該症状に対応する復旧作業を行う作業員の対応能力が高いと考えられる。
【0010】
これにより、所定の項目ごとに分類された作業記録を用いて、過去の復旧作業の対応件数を示す実績件数を算出することで、新たに発生した故障した設備の復旧作業に対して、復旧作業を行う作業員を実績件数に応じて自動的に割り当てることができる。
この結果、故障した製品の復旧作業に対して、復旧作業を行う作業員を適切に割り当てることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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