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公開番号2024059003
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-30
出願番号2022166465
出願日2022-10-17
発明の名称車両前部構造
出願人スズキ株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類B62D 25/08 20060101AFI20240422BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】衝突事故発生時、衝突体に対する傷害値を低減して衝突体を高いレベルで保護できる車両前部構造を提供する。
【解決手段】車両前部1は、フード2およびフロントガラス4の間に配置されるカウルトップアウタパネル8と、ワイパ装置7が固定されるカウルアッパパネル6と、それらの間に配置され、フロントガラス4の下端部に接合されるカウルトップパネル12とを備える。カウルトップパネル12は、フロントガラス4の下端部から車両前方に延び、カウルトップアウタパネル8およびカウルアッパパネル6の間を通って、カウルトップアウタパネル8の後方部8Cにおける前側部分に接合されており、車両前後方向の中間に位置する部分に、車幅方向に延在する第1変形誘発部12Cを含む。第1変形誘発部12Cは、カウルトップアウタパネル8の後方部8Cから離れる方向に凹んだ凹形状の横断面を有している。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
車両前部に設けられたフードおよびフロントガラスの間に配置され、車幅方向に延びるカウルトップアウタパネルと、
前記カウルトップアウタパネルの車両下方に間隔を空けて配置され、前記フロントガラスを払拭するワイパ装置が固定されるカウルアッパパネルと、
前記カウルトップアウタパネルと前記カウルアッパパネルの間に配置され、前記フロントガラスの下端部に接合されるカウルトップパネルとを備え、
前記ワイパ装置のアームヘッドおよびアーム本体を連結する連結部が、前記カウルトップアウタパネルよりも車両上方に配置されている車両前部構造であって、
前記カウルトップアウタパネルは、前記ワイパ装置の前記連結部よりも車両前方に位置する前方部と、前記ワイパ装置の前記連結部よりも車両後方に位置する後方部とを有し、
前記カウルトップパネルは、前記フロントガラスの下端部から車両前方に延び、前記カウルトップアウタパネルおよび前記カウルアッパパネルの間を通って、前記カウルトップアウタパネルの前記後方部における前側部分に接合されており、車両前後方向の中間に位置する部分に、車幅方向に延在する第1変形誘発部を含み、
前記第1変形誘発部は、前記カウルトップアウタパネルの前記後方部から離れる方向に凹んだ凹形状の横断面を有していることを特徴とする車両前部構造。
続きを表示(約 880 文字)【請求項2】
前記カウルアッパパネルは、前記カウルトップパネルと重ねて前記フロントガラスの下端部に接合されており、前記フロントガラスの下端部から車両下方に延びる部分に、車幅方向に延在する第2変形誘発部を含み、
前記第2変形誘発部は、車両後方側に凸となる凸形状の横断面を有していることを特徴とする請求項1に記載の車両前部構造。
【請求項3】
前記ワイパ装置の前記アーム本体は、一方向に延びる天壁部と、該天壁部の短手方向の両側部分から前記フロントガラス側に延びる一対の側壁部とを有し、前記アームヘッドに対して連結軸を中心に回動可能に連結され、前記ワイパ装置の払拭停止状態において、前記一対の側壁部のうちで車両上側に配置される上側壁部の上面に、車両上方に向けて突出する凸形状部が形成されるとともに、前記上側壁部の上面における前記連結軸に対応する位置には、車両上方に向けて突出する突出部が設けられており、
前記凸形状部は、前記上側壁部の前記フロントガラスと対向するエッジ部分に沿って延び、かつ、前記上側壁部の短手方向の中心より前記フロントガラス側に配置され、
前記凸形状部の少なくとも一部は、車両正面視で、前記突出部と重なる位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の車両前部構造。
【請求項4】
前記カウルトップアウタパネルは、前記後方部の後端部分が弾性変形可能なシール材を介して前記フロントガラスの車室外側面に当接しており、前記後方部には、前記後端部分から車両下方に延びるフランジ部分が設けられ、
前記シール材は、前記シール材の上面に設けられ車両下方に凹んだ凹部と、該凹部の車両下方に配置され、前記フロントガラス側に突き出た突起部とを有し、前記凹部の内側に前記フランジ部分が差し込まれることで前記カウルトップアウタパネルの前記後方部を固定し、かつ、前記シール材の後端部および前記突起部が前記フロントガラスの車室外側面に当接するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両前部構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両前部構造に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来の車両前部構造として、例えば特許文献1には、車両のフロントカウルとフードとの間に配置され、アッパールーバーとロアルーバーとを備えたカウルルーバーが開示されている。このカウルルーバーは、係合切欠きを有する第一係合部材と係合突片を有する第二係合部材との係合によって、アッパールーバーとロアルーバーとを離隔させた状態で保持する係合構造を備えている。このような係合構造により、物体がカウルルーバーに衝突したときに、該物体に与える傷害値を小さくできるようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-101818号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記のような従来の車両前部構造において、カウルルーバー(以下、「カウルトップ」と呼ぶ)の車両後方側に配置されたフロントガラスを払拭するためのワイパ装置が、カウルトップにより開口部が覆われたフロントカウル内に設置されることがある。このとき、車両前部構造として、フロントガラスの後傾度合が比較的小さく、フロントガラスが縦方向に立ったデザインが採用されている場合、構造上、ワイパ装置のアームヘッドとアーム本体の連結部がフード(ボンネット)およびカウルトップの上方側に露出した状態になりやすい。このような状態のワイパ装置を有する車両が走行中に車両前方の物体と衝突した場合、該物体(衝突体)がワイパ装置の上記連結部付近にぶつかる可能性がある。
【0005】
ワイパ装置のアーム本体におけるアームヘッドとの連結部付近には、フロントガラスと対向するエッジ部分や連結軸に対応した突出部が存在しており、これらは比較的鋭利な形状を有している。このため、衝突事故発生時に衝突体がアーム本体のエッジ部分または突出部に接触すると、該衝突体に対する傷害値が上昇しまう可能性がある。
【0006】
上記のようなフロントガラスが縦方向に立ったデザインの車両において、衝突体に対する傷害値を低減して衝突体を高いレベルで保護するためには、衝突体からワイパ装置の上記連結部付近に入力される衝撃を車体側で吸収可能な構造を実現することが重要である。また、車体側での衝撃吸収だけでなくワイパ装置側にも傷害軽減構造を設けることが望まれる。前述した従来の車両前部構造は、衝突事故発生時、ワイパ装置の上記連結部がフードおよびカウルトップの上方側に露出した状態にあることに起因して生じ得る衝撃の吸収や傷害の軽減について考慮されておらず、改善の余地があった。
【0007】
本発明は上記の点に着目してなされたもので、衝突事故発生時、衝突体に対する傷害値を低減して衝突体を高いレベルで保護できる車両前部構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の目的を達成するため本発明の一態様は、車両前部に設けられたフードおよびフロントガラスの間に配置され、車幅方向に延びるカウルトップアウタパネルと、前記カウルトップアウタパネルの車両下方に間隔を空けて配置され、前記フロントガラスを払拭するワイパ装置が固定されるカウルアッパパネルと、前記カウルトップアウタパネルと前記カウルアッパパネルの間に配置され、前記フロントガラスの下端部に接合されるカウルトップパネルとを備え、前記ワイパ装置のアームヘッドおよびアーム本体を連結する連結部が、前記カウルトップアウタパネルよりも車両上方に配置されている車両前部構造を提供する。この車両前部構造において、前記カウルトップアウタパネルは、前記ワイパ装置の前記連結部よりも車両前方に位置する前方部と、前記ワイパ装置の前記連結部よりも車両後方に位置する後方部とを有している。前記カウルトップパネルは、前記フロントガラスの下端部から車両前方に延び、前記カウルトップアウタパネルおよび前記カウルアッパパネルの間を通って、前記カウルトップアウタパネルの前記後方部における前側部分に接合されており、車両前後方向の中間に位置する部分に、車幅方向に延在する第1変形誘発部を含む。前記第1変形誘発部は、前記カウルトップアウタパネルの前記後方部から離れる方向に凹んだ凹形状の横断面を有している。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係る車両前部構造によれば、衝突事故発生時、カウルトップアウタパネルの後方部が車両下方へ変形すると同時にカウルトップパネルが第1変形誘発部を起点にして変形することによって、衝突体に対する傷害値を低減して衝突体を高いレベルで保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一実施形態に係る構造が適用された車両前部を車両上方斜め前側から見た斜視図である。
図1のA-A線に沿って車両前部を切断した断面斜視図である。
図2におけるフロントカウルの上部後側付近を拡大した断面図である。
図2におけるカウルトップアウタパネルの後方部およびシール材の付近を拡大した断面斜視図である。
上記実施形態におけるフロントワイパの外観を示す斜視図である。
上記実施形態における右側のフロントワイパを拡大して車両側方から見た図である。
図6におけるB-B線断面図である。
図6におけるC-C線断面図である。
図6におけるアームヘッドとアーム本体の連結部付近を拡大して車両上方から見た上面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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