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公開番号2024058109
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2022165259
出願日2022-10-14
発明の名称遊技機
出願人株式会社ユニバーサルエンターテインメント
代理人個人
主分類A63F 7/02 20060101AFI20240418BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】メインRAMのチェックに係る処理プログラムのサイズを小さくし、メインROMのプログラム領域を圧迫しないように構成された遊技機を提供する。
【解決手段】電断時に、メインRAMの領域(使用領域内作業領域、使用領域内スタック領域、及び使用領域外作業領域)に対し、マイクロプロセッサ内のCRC回路を用いたCRC演算処理を行ってCRC値を求め、電源投入時において、同じ領域に対して、CRC回路を用いたCRC演算処理を行ってCRC値を求め、このときに当該CRC値を、電断時のCRC値とを比較することによってメインRAMの異常をチェックする。
【選択図】図173
特許請求の範囲【請求項1】
遊技媒体が流下可能な遊技領域を有する遊技盤と、
遊技者の操作によって、遊技媒体を前記遊技領域に発射させる発射手段と、
前記遊技領域に配置され、遊技媒体が通過可能な第1始動領域と、
前記遊技領域に配置され、遊技媒体が通過可能な第2始動領域と、
前記第1始動領域及び前記第2始動領域のいずれかへの遊技媒体通過を契機として、遊技者に有利な特別遊技状態へ移行するか否かを判定する特別遊技状態移行判定手段と、を備え、
前記演出制御部は、前記表示データに関する閾値を有し、前記表示フレーム位置指定に係るフレーム位置の値、前記表示部に表示されている表示フレームに係るフレーム位置の値、及び前記閾値との関係に応じて、前記表示データ出力手段に対し、どの表示データを前記表示部に出力するかを指示するよう制御し、
前記第1プロセスは、前記遊技制御部からコマンドを受信して、前記コマンドに応じた処理を実行し、前記コマンドに応じた要求を、前記第2プロセスに前記共有メモリを介して送信し、
前記クリア処理は、前記遊技用以外の領域のクリア範囲を、前記遊技用の領域のクリア範囲に対応付けられた判定データに基づいて決定することを特徴とする遊技機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、遊技機に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、複数の図柄が夫々の周面に配された複数のリールと、各リールに対応するように設けられ、各リールの周面に配された複数の図柄のうちの一部の図柄を遊技者が視認可能なように表示する複数の表示窓と、メダルが投入されていることを条件に、遊技者による操作(以下「開始操作」という)を検出すると、各リールの回転の開始を要求する信号を出力するスタートスイッチと、遊技者による操作(以下「停止操作」という)を検出すると、リールの種別に応じて当該リールの回転の停止を要求する信号を出力するストップスイッチと、スタートスイッチ及びストップスイッチにより出力された信号に基づいて、ステッピングモータの動作を制御し、各リールの回転及びその停止を行う制御部と、を備えたパチスロ機からなる遊技機が知られている。通常、このようなパチスロ機では、複数の表示窓により表示される図柄の組合せに基づいて、入賞か否かが判別され、入賞と判別されるとメダルがホッパーから払い出されてメダル受け部に貯留される。
【0003】
このような遊技機に関し、メインプログラ厶において、電断発生時にメインRAMのサム値を算出して記憶しておき、電断復帰時に、メインプログラムにおいて、記憶したおいた電断発生時のサム値と電断復帰時に求めたメインRAMのサム値を比較して、メインRAMに異常がないか否かをチェックする遊技機が開示されている(特許文献1参照)。なお、サム値は、例えば、検査対象の領域のデータ列を整数値の列とみなして総和を求め、これを所定の定数で割った余りである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-027107号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このようなメインRAMのチェック処理は、遊技機においては最も重要な処理の1つであるが、サム値の算出処理や、求めたサム値を使ってメインRAMの異常を判定する処理等を、すべてメインプログラムで実行する必要があり、このことが、メインプログラムが記憶されるメインROMのプログラム領域を圧迫している。また、このような処理を実行するために、メインプログラムの構成や記述はより複雑なものとなり、そのメインプログラムを実行するメインCPUの負荷も大きい。
【0006】
本発明は、上記のような点に鑑みてなされたものであり、メインRAMのチェックに係る処理プログラムのサイズを小さくし、メインROMのプログラム領域を圧迫しないように構成された遊技機を提供することを目的とする。
【0007】
また、本発明は、メインRAMのチェックに係る計算処理をメインCPU以外で行うことで、メインプログラムの構成や記述をより簡潔なものとし、当該プログラムの開発効率やメンテナビリティを向上させ、またさらに、メインCPUの負荷を低減させ、処理時間を短縮することを目的とする。
【0008】
また、本発明は、メインCPUによる計算を用いずに演算したCRC値に基づいて、効果的な再起動を管理することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するため、本発明は、以下の遊技機を提供する。
【0010】
本発明の第1の実施態様に係る発明は、下記の構成を有する。
遊技媒体が流下可能な遊技領域を有する遊技盤と、
遊技者の操作によって、遊技媒体を前記遊技領域に発射させる発射手段と、
前記遊技領域に配置され、遊技媒体が通過可能な第1始動領域と、
前記遊技領域に配置され、遊技媒体が通過可能な第2始動領域と、
前記第1始動領域及び前記第2始動領域のいずれかへの遊技媒体通過を契機として、遊技者に有利な特別遊技状態へ移行するか否かを判定する特別遊技状態移行判定手段と、を備え、
前記演出制御部は、前記表示データに関する閾値を有し、前記表示フレーム位置指定に係るフレーム位置の値、前記表示部に表示されている表示フレームに係るフレーム位置の値、及び前記閾値との関係に応じて、前記表示データ出力手段に対し、どの表示データを前記表示部に出力するかを指示するよう制御し、
前記第1プロセスは、前記遊技制御部からコマンドを受信して、前記コマンドに応じた処理を実行し、前記コマンドに応じた要求を、前記第2プロセスに前記共有メモリを介して送信し、
前記クリア処理は、前記遊技用以外の領域のクリア範囲を、前記遊技用の領域のクリア範囲に対応付けられた判定データに基づいて決定することを特徴とする遊技機。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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