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公開番号2024058012
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2022165088
出願日2022-10-13
発明の名称点群復号装置、点群復号方法及びプログラム
出願人KDDI株式会社
代理人フェリシテ弁理士法人
主分類H04N 19/597 20140101AFI20240418BHJP(電気通信技術)
要約【課題】再構成点群の品質を向上させること。
【解決手段】本発明に係る点群復号装置200の近似表面合成部2030は、ノード毎に、復号した頂点に基づいて生成した三角メッシュとレイトレーシングとに基づいて再構成点群を生成し、復号した頂点のそれぞれについて、対応する位置に点を生成し、対応する位置が所定条件を満たす場合、再構成点群に追加する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
点群復号装置であって、
近似表面合成部を備え、
前記近似表面合成部は、
ノード毎に、復号した頂点に基づいて生成した三角メッシュとレイトレーシングとに基づいて再構成点群を生成し、
前記復号した頂点のそれぞれについて、対応する位置に点を生成し、前記対応する位置が所定条件を満たす場合、前記再構成点群に追加することを特徴とする点群復号装置。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
前記頂点は、前記ノードの辺上に存在するように定義されており、
前記ノードの辺は、x、y、z軸のそれぞれのいずれかに沿った方向に存在するように定義されており、
前記対応する位置は、前記頂点の座標値のうち、前記頂点が存在する辺の軸方向以外の成分のそれぞれについて、0.5或いは0.5に相当する値を加算した位置であることを特徴とする請求項1に記載の点群復号装置。
【請求項3】
前記所定条件は、前記対応する位置が前記ノード内に存在することという条件であることを特徴とする請求項1又は2に記載の点群復号装置。
【請求項4】
前記ノード内は、x、y、z成分がそれぞれノードサイズの倍数になる点を基準点として、前記x、y、z成分についてそれぞれ前記基準点の座標値を最小値とし、前記基準点の座標値にノードサイズを加えた値を最大値として規定される空間であることを特徴とする請求項3に記載の点群復号装置。
【請求項5】
点群復号方法であって、
ノード毎に、復号した頂点に基づいて生成した三角メッシュとレイトレーシングとに基づいて再構成点群を生成する工程と、
前記復号した頂点のそれぞれについて、対応する位置に点を生成し、前記対応する位置が所定条件を満たす場合、前記再構成点群に追加する工程とを有することを特徴とする点群復号方法。
【請求項6】
コンピュータを、点群復号装置として機能させるプログラムであって、
前記点群復号装置は、近似表面合成部を備え、
前記近似表面合成部は、
ノード毎に、復号した頂点に基づいて生成した三角メッシュとレイトレーシングとに基づいて再構成点群を生成し、
前記復号した頂点のそれぞれについて、対応する位置に点を生成し、前記対応する位置が所定条件を満たす場合、前記再構成点群に追加することを特徴とするプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、点群復号装置、点群復号方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
非特許文献1では、Trisoupと呼ばれる幾何情報の符号化技術が開示されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
G-PCC Future Enhancement、ISO/IEC JTC1/SC29/WG11 N19328
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、非特許文献1の方法では、三角メッシュとレイトレーシングとに基づいて再構成点群を生成する。この時、三角メッシュを構成する他の2つの頂点の位置によっては、かかる頂点の近傍に再構成点が生成されない可能性があるという問題点があった。
【0005】
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、Trisoupの頂点に対応する点も再構成点群に含めることで、再構成点群の品質向上が期待できる点群復号装置、点群復号方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の特徴は、点群復号装置であって、 近似表面合成部を備え、前記近似表面合成部は、ノード毎に、復号した頂点に基づいて生成した三角メッシュとレイトレーシングとに基づいて再構成点群を生成し、前記復号した頂点のそれぞれについて、対応する位置に点を生成し、前記対応する位置が所定条件を満たす場合、前記再構成点群に追加することを要旨とする。
【0007】
本発明の第2の特徴は、点群復号方法であって、ノード毎に、復号した頂点に基づいて生成した三角メッシュとレイトレーシングとに基づいて再構成点群を生成する工程と、前記復号した頂点のそれぞれについて、対応する位置に点を生成し、前記対応する位置が所定条件を満たす場合、前記再構成点群に追加する工程とを有することを要旨とする。
【0008】
本発明の第3の特徴は、コンピュータを、点群復号装置として機能させるプログラムであって、前記点群復号装置は、近似表面合成部を備え、前記近似表面合成部は、ノード毎に、復号した頂点に基づいて生成した三角メッシュとレイトレーシングとに基づいて再構成点群を生成し、前記復号した頂点のそれぞれについて、対応する位置に点を生成し、前記対応する位置が所定条件を満たす場合、前記再構成点群に追加することを要旨とするプログラム。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、Trisoupの頂点に対応する点も再構成点群に含めることで、再構成点群の品質向上が期待できる点群復号装置、点群復号方法及びプログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、一実施形態に係る点群処理システム10の構成の一例を示す図である。
図2は、一実施形態に係る点群復号装置200の機能ブロックの一例を示す図である。
図3は、一実施形態に係る点群復号装置200の幾何情報復号部2010で受信する符号化データ(ビットストリーム)の構成の一例を示す図である。
図4は、GPS2011のシンタックス構成の一例を示す図である。
図5は、GSH2012のシンタックス構成の一例を示す図である。
図6は、一実施形態に係る点群復号装置200のツリー合成部2020における処理の一例を示すフローチャートである
図7は、一実施形態に係る点群復号装置200の近似表面合成部2030の処理の一例を示すフローチャートである。
図8は、図7に示すステップS703の処理の一例を示すフローチャートである。
図9は、図7に示すステップS704の処理の一例を示すフローチャートである。
図10は、マスク情報の生成方法の具体例を示すフローチャートである。
図11は、セグメント及びマスク値の生成例を示す図である。
図12は、図7に示すステップS705の処理の一例を示すフローチャートである。
図13は、図7に示すステップS706の処理の一例を示すフローチャートである。
図14は、図7に示すステップS708の処理の一例を示すフローチャートである。
図15は、図13におけるステップS1302の処理の一例を説明するための図である。
図16は、図13におけるステップS1305の処理の一例を説明するための図である。
図17は、本実施形態に係る点群符号化装置100の機能ブロックの一例について示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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