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公開番号
2024057939
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-04-25
出願番号
2022164942
出願日
2022-10-13
発明の名称
車両の音出力装置
出願人
豊田合成株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B60Q
5/00 20060101AFI20240418BHJP(車両一般)
要約
【課題】車外に伝播する音波の音圧を高めることができる。
【解決手段】車両の音出力装置10は、車両の外殻部分の一部を構成する外装部材20と、外装部材20の内方に位置し、外装部材20を加振する加振器30と、加振器30を外装部材20に向けて常時押圧する押圧部材60とを備える。音出力装置10は、加振器30により外装部材20が加振されることに伴い発生する音波が車外に伝播するように構成されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の外殻部分の一部を構成する外装部材と、
前記外装部材の内方に位置し、前記外装部材を加振する加振器と、
前記加振器を前記外装部材に向けて常時押圧する押圧部材と、を備え、
前記加振器により前記外装部材が加振されることに伴い発生する音波が車外に伝播するように構成されている、
車両の音出力装置。
続きを表示(約 520 文字)
【請求項2】
前記押圧部材は、前記加振器を内方から覆うベース部と、前記ベース部から前記加振器に向かって突出する突部と、を有し、前記ベース部が前記外装部材に対して取り付けられることで、前記突部が前記加振器を常時押圧するように構成されている、
請求項1に記載の車両の音出力装置。
【請求項3】
前記外装部材の内面と前記加振器の外面との間に設けられ、前記内面及び前記外面の双方に接触する介在部と、を備える、
請求項1または請求項2に記載の車両の音出力装置。
【請求項4】
前記内面は、湾曲した凹面状であり、
前記外面は、平面状であり、
前記介在部は、前記内面に沿って湾曲し、前記内面に接触する凸面状の第1面と、前記外面に沿うとともに前記外面に接触する平面状の第2面と、を有する、
請求項3に記載の車両の音出力装置。
【請求項5】
前記介在部は、硬質樹脂材料により形成されている、
請求項3に記載の車両の音出力装置。
【請求項6】
前記介在部は、前記内面と前記外面との双方に固着されている、
請求項3に記載の車両の音出力装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の音出力装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両の接近通報装置が開示されている。
この装置は、車両の下方へ向けて音波を放射可能なスピーカと、スピーカの下方に配置され、スピーカから下方へ向けて放射された音波を車外へ向けて反射させるアンダーカバーとを備える。
【0003】
近年、車両の電動化や空気抵抗の低減などの要請の高まりに伴い、フロントグリルなどの外装部材の開口部が縮小あるいは省略される傾向にある。
特許文献1に記載の装置によれば、外装部材の開口部が縮小あるいは省略された場合であっても、スピーカから下方へ向けて放射された音波を、アンダーカバーによって車外に向けて反射させることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2012-153305号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、特許文献1に記載の装置の場合、スピーカから発せられる音波が空気伝播してアンダーカバーに到達するまでに音波のエネルギ損失が生じる。また、音波がアンダーカバーで反射される際にも音波のエネルギ損失が生じる。そのため、音波を効率よく車外に伝播することが望まれている。
【0006】
なお、こうした問題は、車両の前部を構成する外装部材及び同外装部材の後方に設けられる加振器に限定されるものではなく、車両の後部を構成する外装部材及び同外装部材の前方に設けられる加振器などにおいても同様にして生じる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するための車両の音出力装置の各態様を記載する。
[態様1]
車両の外殻部分の一部を構成する外装部材と、前記外装部材の内方に位置し、前記外装部材を加振する加振器と、前記加振器を前記外装部材に向けて常時押圧する押圧部材と、を備え、前記加振器により前記外装部材が加振されることに伴い発生する音波が車外に伝播するように構成されている、車両の音出力装置。
【0008】
同構成によれば、押圧部材によって加振器が外装部材に向けて常時押圧されているので、加振器の振動に伴って加振器と外装部材との間に一時的に隙間が生じることがなくなる。したがって、加振器の振動が外装部材に対してより効率的に伝わるようになる。したがって、車外に伝播する音波の音圧を高めることができる。
【0009】
[態様2]
前記押圧部材は、前記加振器を内方から覆うベース部と、前記ベース部から前記加振器に向かって突出する突部と、を有し、前記ベース部が前記外装部材に対して取り付けられることで、前記突部が前記加振器を常時押圧するように構成されている、態様1に記載の車両の音出力装置。
【0010】
同構成によれば、外装部材に対してベース部を取り付けることで、突部が加振器を常時押圧するようになる。これにより、簡単な構成により押圧部材を具現化することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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