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公開番号2024057867
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2022164838
出願日2022-10-13
発明の名称エアゾールフォーム整髪剤
出願人株式会社マンダム
代理人弁理士法人大阪フロント特許事務所
主分類A61K 8/02 20060101AFI20240418BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】毛髪を強くカール付ける整髪力及び毛髪を立ち上げる整髪力を高めることができるエアゾールフォーム整髪剤を提供する。
【解決手段】本発明のエアゾールフォーム整髪剤は、エアゾール容器と、整髪剤組成物と、噴射剤とを備え、前記エアゾール容器内に、前記整髪剤組成物と前記噴射剤とが充填されており、前記整髪剤組成物が、前記エアゾール容器内よりフォーム状に吐出可能であり、前記整髪剤組成物が、カルナウバロウ(成分A)と、ミツロウ(成分B)と、ノニオン界面活性剤(成分C)と、水(成分D)とを含み、前記整髪剤組成物100質量%中、前記成分Aの含有量が0.5質量%以上であり、前記成分Bの含有量が0.5質量%以上であり、前記成分Aと前記成分Bとの合計含有量が8.0質量%以上、25.0質量%以下であり、前記噴射剤が、液化ガスを含む。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
エアゾール容器と、整髪剤組成物と、噴射剤とを備え、
前記エアゾール容器内に、前記整髪剤組成物と前記噴射剤とが充填されており、
前記整髪剤組成物が、前記エアゾール容器内よりフォーム状に吐出可能であり、
前記整髪剤組成物が、下記成分Aと、下記成分Bと、下記成分Cと、下記成分Dとを含み、
前記整髪剤組成物100質量%中、前記成分Aの含有量が0.5質量%以上であり、前記成分Bの含有量が0.5質量%以上であり、前記成分Aと前記成分Bとの合計含有量が8.0質量%以上、25.0質量%以下であり、
前記噴射剤が、液化ガスを含む、エアゾールフォーム整髪剤。
成分A:カルナウバロウ
成分B:ミツロウ
成分C:ノニオン界面活性剤
成分D:水
続きを表示(約 360 文字)【請求項2】
前記整髪剤組成物が、下記成分Eを含む、請求項1に記載のエアゾールフォーム整髪剤。
成分E:炭化水素油及びエステル油からなる群より選ばれる25℃で液状の油剤
【請求項3】
前記成分Cが、下記成分C1を含む、請求項1又は2に記載のエアゾールフォーム整髪剤。
成分C1:ポリオキシエチレンアルキルエーテル
【請求項4】
前記成分Cが、下記成分C2を含む、請求項3に記載のエアゾールフォーム整髪剤。
成分C2:ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル
【請求項5】
前記整髪剤組成物が、前記成分A及び前記成分Bの双方とは異なる25℃で固形の油剤を含まないか又は1.0質量%以下で含む、請求項1又は2に記載のエアゾールフォーム整髪剤。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、エアゾール容器内に、整髪剤組成物が充填されているエアゾールフォーム整髪剤に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
液状、ジェル状、クリーム状及び固形状等の種々の性状の整髪剤が知られている。
【0003】
また、毛髪への塗布性及び操作性に優れる整髪剤として、エアゾール容器内に整髪剤組成物が充填されているエアゾール整髪剤が知られている。エアゾール整髪剤には、エアゾール容器から噴霧されるエアゾールスプレータイプ、及びエアゾール容器から泡状に吐出されるエアゾールフォームタイプ等の形態がある(例えば、下記特許文献1~4)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2003-246712号公報
特開2009-107975号公報
特開2010-174048号公報
特開2018-058771号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、専用の器具を用いて、毛髪にパーマ処理を施すことがある。毛髪にパーマ処理を施すことにより、パーマ処理なしでは作ることが困難な髪型を作ることができ、また、その髪型を数週間~数カ月程度維持することができる。しかしながら、パーマ処理には、パーマ処理された髪型が似合わなかったり、気に入らなかったりしても、パーマ処理前の毛髪の状態に戻すことが困難であるという欠点がある。また、パーマ処理には、毛髪及び頭皮がダメージを受けるという欠点もある。
【0006】
例えば、整髪剤を用いてパーマ処理を施したような髪型を作ることができれば、上述の欠点が解消され、整髪している間のみ所望とするパーマ様の髪型を楽しむことができる。しかしながら、整髪剤を用いてパーマ様の髪型を形成させることは十分に検討されていない。いかなる整髪特性を有する整髪剤がパーマ様の髪型を形成させるために適切であるかも十分に解明されていない。
【0007】
本発明者は鋭意検討した結果、毛髪に強いカールを付与し、かつ、毛髪を立ち上げることにより、パーマ様の髪型に整髪することができることを見出した。
【0008】
従って、本発明の目的は、毛髪を強くカール付ける整髪力及び毛髪を立ち上げる整髪力を高めることができる整髪剤を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、エアゾール容器と、整髪剤組成物と、噴射剤とを備え、前記エアゾール容器内に、前記整髪剤組成物と前記噴射剤とが充填されており、前記整髪剤組成物が、前記エアゾール容器内よりフォーム状に吐出可能であり、前記整髪剤組成物が、下記成分(A)と、下記成分(B)と、下記成分(C)と、下記成分(D)とを含み、前記整髪剤組成物100質量%中、前記成分(A)の含有量が0.5質量%以上であり、前記成分(B)の含有量が0.5質量%以上であり、前記成分(A)と前記成分(B)との合計含有量が8.0質量%以上、25.0質量%以下であり、前記噴射剤が、液化ガスを含む、エアゾールフォーム整髪剤を提供する。
【0010】
成分(A):カルナウバロウ
成分(B):ミツロウ
成分(C):ノニオン界面活性剤
成分(D):水
(【0011】以降は省略されています)

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