TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024057638
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2022164399
出願日2022-10-13
発明の名称監視装置、監視方法及びプログラム
出願人日本電気株式会社,株式会社オリエンタルコンサルタンツ
代理人個人
主分類G01S 13/90 20060101AFI20240418BHJP(測定;試験)
要約【課題】地表における状態変化を適切に監視することが可能な監視装置を提供すること。
【解決手段】本開示にかかる監視装置100は、合成開口レーダ(SAR)を用いて異なる2点から地表を撮像することで得られた画像を干渉解析の精度に関する指標に基づいて複数枚選択する選択部101と、選択された複数枚の画像を解析して地表の標高を計測する計測部102と、異なるタイミングで計測された標高に基づいて、地表における標高の変化及び体積の変化の少なくとも一方を推定する推定部103と、計測された標高、推定された標高の変化、及び推定された体積の変化の少なくともいずれか一つに基づいて、地表面における状態変化を監視する監視部104と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
合成開口レーダ(SAR)を用いて異なる2点から地表を撮像することで得られた画像を干渉解析の精度に関する指標に基づいて複数枚選択する選択部と、
選択された前記複数枚の画像を解析して前記地表の標高を計測する計測部と、
異なるタイミングで計測された前記標高に基づいて、前記地表における標高の変化及び体積の変化の少なくとも一方を推定する推定部と、
計測された前記標高、推定された前記標高の変化、及び推定された前記体積の変化の少なくともいずれか一つに基づいて、地表面における状態変化を監視する監視部と、を備える
監視装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記状態変化は、前記地表における土砂の移動である
請求項1に記載の監視装置。
【請求項3】
前記指標は、撮像に関する指標及び地表面の変化に関する指標の少なくとも一方に関する情報を含む
請求項1又は2に記載の監視装置。
【請求項4】
前記計測部は、前記複数枚の画像のそれぞれで設定された解析対象範囲に含まれる画素の情報を用いて前記複数枚の画像を解析する
請求項1又は2に記載の監視装置。
【請求項5】
前記解析対象範囲は、前記複数枚の画像を用いた干渉解析の精度に関する条件に応じて設定されている
請求項4に記載の監視装置。
【請求項6】
前記解析対象範囲は、前記標高の基準となる基準点を含む
請求項4に記載の監視装置。
【請求項7】
前記監視部は、前記状態変化が所定以上である場合、警告を行う
請求項1又は2に記載の監視装置。
【請求項8】
前記監視部は、計測された前記標高に基づいて土砂の勾配を算出し、前記勾配が所定以上である場合、前記警告を行う
請求項7に記載の監視装置。
【請求項9】
コンピュータが、
合成開口レーダ(SAR)を用いて異なる2点から地表を撮像することで得られた画像を干渉解析の精度に関する指標に基づいて複数枚選択する選択ステップと、
選択された前記複数枚の画像を解析して前記地表の標高を計測する計測ステップと、
異なるタイミングで計測された前記標高に基づいて、前記地表における標高の変化及び体積の変化の少なくとも一方を推定する推定ステップと、
計測された前記標高、推定された前記標高の変化、及び推定された前記体積の変化の少なくともいずれか一つに基づいて、地表面における状態変化を監視する監視ステップと、を実行する
監視方法。
【請求項10】
合成開口レーダ(SAR)を用いて異なる2点から地表を撮像することで得られた画像を干渉解析の精度に関する指標に基づいて複数枚選択する選択ステップと、
選択された前記複数枚の画像を解析して前記地表の標高を計測する計測ステップと、
異なるタイミングで計測された前記標高に基づいて、前記地表における標高の変化及び体積の変化の少なくとも一方を推定する推定ステップと、
計測された前記標高、推定された前記標高の変化、及び推定された前記体積の変化の少なくともいずれか一つに基づいて、地表面における状態変化を監視する監視ステップと、をコンピュータに実行させる
プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、監視装置、監視方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
河川に設置されるダムの一つとして、砂防堰堤(砂防ダム)が知られている。砂防堰堤は、河川における土砂の流れを調節することができるので、土砂災害発生時における被害の軽減や、河床の過度な洗堀の防止などの効果を得ることができる。このような砂防堰堤の機能を十分に発揮させるために、砂防堰堤に堆積している土砂の堆積量を精度よく計測することが望まれている。
【0003】
関連する技術として、特許文献1は、複数のシミュレーションツールを統合的に管理し、かつGIS(地理情報システム:Geographic Information Systems)の画像上で土石流のシミュレーション結果を短時間で表示することが可能な土石流氾濫域高速シミュレーション装置を開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-210600号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1が開示するシミュレーション装置は、画像の地図上で構造物や観測点などを設定することで、二次元地形モデルを作成し、天然ダムの越流決壊による土石流氾濫シミュレーションを実施する。しかしながら、特許文献1が開示するシミュレーション装置では、実データに基づく実際の土砂堆積変化量を計測することについては言及されていない。そのため、シミュレーション結果と実際の状況との差異が大きい場合には、土砂の状況を正しく把握することができず、土砂の移動を適切に監視することができない可能性がある。
【0006】
本開示の目的は、上述した課題を鑑み、地表における状態変化を適切に監視することが可能な監視装置、監視方法、及びプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示にかかる監視装置は、
合成開口レーダ(SAR)を用いて異なる2点から地表を撮像することで得られた画像を干渉解析の精度に関する指標に基づいて複数枚選択する選択部と、
選択された前記複数枚の画像を解析して前記地表の標高を計測する計測部と、
異なるタイミングで計測された前記標高に基づいて、前記地表における標高の変化及び体積の変化の少なくとも一方を推定する推定部と、
計測された前記標高、推定された前記標高の変化、及び推定された前記体積の変化の少なくともいずれか一つに基づいて、地表面における状態変化を監視する監視部と、を備えるものである。
【0008】
本開示にかかる監視方法は、
コンピュータが、
合成開口レーダ(SAR)を用いて異なる2点から地表を撮像することで得られた画像を干渉解析の精度に関する指標に基づいて複数枚選択する選択ステップと、
選択された前記複数枚の画像を解析して前記地表の標高を計測する計測ステップと、
異なるタイミングで計測された前記標高に基づいて、前記地表における標高の変化及び体積の変化の少なくとも一方を推定する推定ステップと、
計測された前記標高、推定された前記標高の変化、及び推定された前記体積の変化の少なくともいずれか一つに基づいて、地表面における状態変化を監視する監視ステップと、を実行するものである。
【0009】
本開示にかかるプログラムは、
合成開口レーダ(SAR)を用いて異なる2点から地表を撮像することで得られた画像を干渉解析の精度に関する指標に基づいて複数枚選択する選択ステップと、
選択された前記複数枚の画像を解析して前記地表の標高を計測する計測ステップと、
異なるタイミングで計測された前記標高に基づいて、前記地表における標高の変化及び体積の変化の少なくとも一方を推定する推定ステップと、
計測された前記標高、推定された前記標高の変化、及び推定された前記体積の変化の少なくともいずれか一つに基づいて、地表面における状態変化を監視する監視ステップと、をコンピュータに実行させるものである。
【発明の効果】
【0010】
本開示にかかる監視装置、監視方法、及びプログラムは、地表における状態変化を適切に監視することを可能とする。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許