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公開番号
2024056180
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-04-23
出願番号
2022162904
出願日
2022-10-11
発明の名称
二軸配向ポリエステルフィルムおよびその製造方法
出願人
東レ株式会社
代理人
主分類
C08J
5/18 20060101AFI20240416BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】遮光均一性と耐劈開性を両立し、さらにリサイクル性にも優れるポリエステルフィルムを提供すること。
【解決手段】カーボンブラックを0.01質量%以上5.50質量%以下含有するポリエステルフィルムであり、該カーボンブラックの面配向指数Mcが1.10以上2.00以下であり、広角X線回折法により求められるフィルムの結晶配向指数χiが5.0以上13.0以下である、二軸配向ポリエステルフィルム。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
カーボンブラックを0.01質量%以上5.50質量%以下含有するポリエステルフィルムであり、該カーボンブラックの面配向指数Mcが1.10以上2.00以下であり、広角X線回折法により求められるフィルムの結晶配向指数χiが5.0以上13.0以下である、二軸配向ポリエステルフィルム。
続きを表示(約 400 文字)
【請求項2】
前記カーボンブラックの平均一次粒子径a(nm)が10nm以上150nm以下である、請求項1に記載の二軸配向ポリエステルフィルム。
【請求項3】
前記カーボンブラックの凝集サイズb(nm)と平均一次粒子径a(nm)が式(2)を満たす、請求項1または2に記載の二軸配向ポリエステルフィルム。
b/a≧10・・・(2)
【請求項4】
フィルム面内において、直交する二方向の周波数15GHzにおける誘電率差の絶対値が0.00以上0.20以下である、請求項1または2に記載の二軸配向ポリエステルフィルム。
【請求項5】
カーボンブラックを含有し、カーボンブラックの面配向指数Mcが1.03以上であるポリエステルフィルムを20%以上40%以下の質量比率で原料として用いる、請求項1または2に記載の二軸配向ポリエステルフィルムの製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、遮光均一性と耐劈開性、およびリサイクル性を両立した二軸配向ポリエステルフィルムおよびその製造方法に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
ポリエステル(特にポリエチレンテレフタレートや、ポリエチレン2,6-ナフタレンジカルボキシレートなど)樹脂は機械特性、熱特性、耐薬品性、電気特性、成形性に優れ、様々な用途に用いられている。そのポリエステルをフィルム化したポリエステルフィルム、中でも二軸配向ポリエステルフィルムは、その機械的特性、電気的特性などから、太陽電池バックシート用材料や給湯器モーター用電気絶縁材料、ハイブリッド車などに使用されるカーエアコン用モーターや駆動モーター用などの電気絶縁材料、テープ材料やコンデンサ用材料、包装材料、建築材料、写真用途、グラフィック用途、感熱転写用途などの各種用途に使用されている。
【0003】
これらの用途の中で、スマートフォンやスマートウォッチ等の電子デバイス内部で遮光部材として使用されるテープ材料では、カメラや光学センサーの機能向上に伴い、遮光性の要求が高度化している。特に、斜め入射光の遮光斑、遮光成分の不均一性による反射光の微細な斑など、遮光部材のわずかな不均一性が光学モジュールとしての性能に直結するため、より均一な遮光特性を有する部材が求められている。また、電子機器の小型化・薄型化に伴い、デバイス内部容積の高効率利用が必要となり、各モジュールの形態に合わせた複雑形状での使用環境が増加していることから、部材を変形して用いた際の耐久性が重要となっている。
【0004】
従来から、テープ材料において遮光性を向上させる手段としては、ポリエステルフィルムの上に黒色顔料を多く含有する印刷層を設ける方法(特許文献1、2)やポリエステルフィルムの内部に無機顔料を含有させた遮光性フィルムの検討がされている(特許文献3)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
国際公開第2010/106999号
特開2016-196527号公報
特開2017-210557号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1、2に記載のフィルムは、薄膜フィルムにおいて高い遮光性が得られる一方で、加工が重なることにより欠点等の発生頻度が高く遮光均一性に問題点があり、また、印刷インキ層よる環境汚染の問題があることや、印刷層を有することから生産時にフィルムのリサイクルが困難となり環境負荷が大きい課題があった。また、特許文献3に記載のフィルムは、遮光性を高めるために添加している無機顔料をフィルム内部に多量に含んでいるため、複雑形状での使用時にフィルムに微細なクラックが生じ劈開することにより、コンタミ要因となる不具合があった。特に、リサイクルポリエステル原料を高濃度で使用する場合には、フィルム強度が低下し、耐劈開性と遮光性の両立が困難であった。
【0007】
本発明の課題は、かかる従来技術に鑑み、遮光均一性と耐劈開性を両立し、さらにリサイクル性に優れるポリエステルフィルムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
かかる課題を解決するための本発明の好ましい一態様は以下のとおりである。
[1]カーボンブラックを0.01質量%以上5.50質量%以下含有するポリエステルフィルムであり、該カーボンブラックの面配向指数Mcが1.10以上2.00以下であり、広角X線回折法により求められるフィルムの結晶配向指数χiが5.0以上13.0以下である、二軸配向ポリエステルフィルム。
[2]前記カーボンブラックの平均一次粒子径a(nm)が10nm以上150nm以下である、[1]に記載の二軸配向ポリエステルフィルム。
[3]前記カーボンブラックの凝集サイズb(nm)と平均一次粒子径a(nm)が式(2)を満たす、[1]または[2]に記載の二軸配向ポリエステルフィルム。
b/a≧10・・・(2)
[4]フィルム面内において、直交する二方向の周波数15GHzにおける誘電率差の絶対値が0.00以上0.20以下である、[1]~[3]のいずれかに記載の二軸配向ポリエステルフィルム。
[5]カーボンブラックを含有し、カーボンブラックの面配向指数Mcが1.03以上であるポリエステルフィルムを20%以上40%以下の質量比率で原料として用いる、[1]~[4]のいずれかに記載の二軸配向ポリエステルフィルムの製造方法。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、遮光均一性に優れ、更には耐劈開性にも優れるポリエステルフィルムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
面配向指数Mcが小さい二軸配向ポリエステルフィルムを斜めから見た場面の模式図。
面配向指数Mcが大きい二軸配向ポリエステルフィルムを斜めから見た場面の模式図。
面配向指数Mcが1.25となった二軸配向ポリエステルフィルムの一例におけるフィルム断面画像。
面配向指数Mcが1.25となった二軸配向ポリエステルフィルムの一例における2値化画像。
面配向指数Mcが1.25となった二軸配向ポリエステルフィルムの一例におけるパワースペクトル。
面配向指数Mcが1.25となった二軸配向ポリエステルフィルムの一例における配向強度分布。
面配向指数Mcが1.06となった二軸配向ポリエステルフィルムの一例におけるフィルム断面画像。
面配向指数Mcが1.06となった二軸配向ポリエステルフィルムの一例における2値化画像。
面配向指数Mcが1.06となった二軸配向ポリエステルフィルムの一例におけるパワースペクトル。
面配向指数Mcが1.06となった二軸配向ポリエステルフィルムの一例における配向強度分布。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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