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公開番号2024056079
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-19
出願番号2024035754,2023187622
出願日2024-03-08,2018-12-28
発明の名称プロセスカートリッジ
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人中川国際特許事務所
主分類G03G 21/18 20060101AFI20240412BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】メモリ部に作用する力によるプロセスカートリッジの変形を抑制し、感光体ドラムに対する現像ローラの押圧力の安定化を図ること。
【解決手段】装置本体Aに対して着脱可能に装着されるカートリッジBは、感光体ドラム62と、装置本体Aに位置決めするための被位置決め部71d及び被回転止め部71fと、を備えたクリーニングユニット60と、現像ローラ32と、装置本体Aと通信するために装置本体Aの本体接点12と電気的に接続する接点面24aを有するメモリタグ24と、を備え、クリーニングユニット60に結合する現像ユニット20と、を有する。感光体ドラム62の軸線方向から見て、第1線分X1と第2直線X2とが交差する。
【選択図】図2


特許請求の範囲【請求項1】
画像形成装置の装置本体に対して着脱可能に装着されるプロセスカートリッジであって、
感光体ドラムと、前記装置本体に位置決めするための第1位置決め部及び第2位置決め部と、を備えた感光体ドラムユニットと、
現像ローラと、前記装置本体と通信するために前記装置本体の本体接点と電気的に接続する接点面を有する記憶手段と、を備え、前記感光体ドラムユニットに結合する現像ユニットと、
を有し、
前記感光体ドラムの軸線方向から見て、前記第1位置決め部と前記第2位置決め部とを結ぶ第1の線分と、前記接点面を通ると共に前記接点面に直交する第1の直線と、が交差する、
ことを特徴とするプロセスカートリッジ。
続きを表示(約 730 文字)【請求項2】
前記軸線方向から見て、前記記憶手段と、前記感光体ドラムユニットと前記現像ユニットとの結合部と、を結ぶ第2の線分と、前記第1の線分と、が交差する、
ことを特徴とする請求項1に記載のプロセスカートリッジ。
【請求項3】
前記軸線方向から見て、前記第1の直線に平行な前記感光体ドラムユニットと前記現像ユニットとの結合部を通る第2の直線と、前記第1の線分と、が交差する、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のプロセスカートリッジ。
【請求項4】
前記軸線方向から見て、前記感光体ドラムの中心と前記現像ローラの中心とを通る第3の直線と、前記第1の線分と、前記第1の直線と、によって囲まれた三角形における前記3の直線と前記第1の直線との2辺のなす角度が鋭角である、
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
【請求項5】
前記現像ローラは、
前記感光体ドラムに対して接離可能である、
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
【請求項6】
前記第1位置決め部は、
前記装置本体に設けられる第1ガイドレールに案内され、
前記第2位置決め部は、
前記装置本体に設けられる第2ガイドレールに案内され、
前記第1位置決め部が前記第1ガイドレールに当接し、前記第2位置決め部が前記第2ガイドレールに当接することで、前記装置本体内で画像形成装置に位置決めされる、
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置の装置本体に着脱自在に装着されるプロセスカートリッジに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、電子写真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成する画像形成装置が知られている。このような画像形成装置には、例えば、電子写真複写機、電子写真プリンタ(LEDプリンタ又はレーザビームプリンタ等)、ファクシミリ装置及びワードプロセッサ等が含まれる。
【0003】
このような画像形成装置は、一般に、トナー補給や各種のプロセス手段のメンテナンスを必要とする。これに対して、感光体ドラムと、この感光体ドラムに作用するプロセス手段としての帯電手段、現像手段及びクリーニング手段の少なくとも一つと、を枠体内にまとめて一体的にカートリッジ化したプロセスカートリッジが実用化されている。このようなプロセスカートリッジを画像形成装置本体に着脱可能に装着することにより、トナー補給やメンテナンスを容易にすることができる。
【0004】
このプロセスカートリッジ方式によれば、装置のメンテナンスの一部を、アフターサービスを担当するサービスパーソンに頼ることなく、ユーザー自身で行うことができる。このようなプロセスカートリッジ又はこのプロセスカートリッジを装着された画像形成装置は、メンテナンスを容易にすることができると共に、印刷品質を容易に向上させることができる。このように、プロセスカートリッジ方式は、格段に装置の操作性を向上させることができ、ユーザビリティーに優れた画像形成装置を提供することができるため、画像形成装置において広く用いられている。
【0005】
従来、プロセスカートリッジにおいては、感光体ドラムに現像ローラを近接させた状態で、感光体ドラム上の静電潜像を現像する。感光体ドラムに現像ローラを近接させる手段としては、感光体ドラムを備えたドラムユニットに対して、現像ローラを備えた現像ユニットを回動可能に結合し、感光体ドラムと現像ローラとを接離可能にした構成が知られている。この構成により、現像ローラを感光体ドラムに接触する方向に押圧することで、感光体ドラムと現像ローラとを近接した状態に維持することができる。
【0006】
また、プロセスカートリッジには、サービス情報や印刷品質情報等を登録した記憶手段又は記憶素子等のメモリを内蔵したものがある。また、メモリは、プロセスカートリッジが画像形成装置に装着された状態において、画像形成装置側の電気接点部と一定圧で接触することで、通信可能となる。例えば、特許文献1は、現像ユニットにメモリを備えたカートリッジを開示している。
【0007】
ここで、現像ローラは、安定した画質を提供する現像性を実現するために、感光体ドラムに対して、一定距離の近接状態を保っていることが望ましい。すなわち、感光体ドラムに対する現像ローラの接触圧を安定化することが望まれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2016-099403号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら、従来のプロセスカートリッジにおいては、メモリに作用する一定圧によって、プロセスカートリッジの画像形成装置に対する被位置決め部、又はドラムユニットと現像ユニットの結合部が変形する場合がある。この被位置決め部又は結合部が変形した場合には、感光体ドラムに対する現像ローラの位置が変化するため、感光体ドラムに対する現像ローラの接触圧が変化する。従来のプロセスカートリッジにおいては、このような接触圧の変化を抑制するために、実質的に問題のない変形の大きさになるように高剛性の材質を用いた部品で構成するか、又は接触圧に関係する部品の寸法を高精度に管理すること等が必要になる。
【0010】
本発明の目的は、メモリ部に作用する力によるプロセスカートリッジの変形を抑制し、感光体ドラムに対する現像ローラの押圧力の安定化を図ることができるプロセスカートリッジを提供することである。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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