TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024055967
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-19
出願番号2024032519,2019239283
出願日2024-03-04,2019-12-27
発明の名称記録装置及び制御方法
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類B41J 2/01 20060101AFI20240412BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】ユーザがジャム処理を行う場合の利便性を向上する記録装置を提供すること。
【解決手段】
記録装置は、連続するシートがロール状に巻かれたロールシートを保持する保持部と、保持部に保持されたロールシートを回転させ、シートを供給する供給手段と、供給手段から供給されたシートを挟持して搬送する搬送手段と、搬送手段から搬送されたシートに記録を行う記録手段と、シートのジャムが発生したか否かを判定する判定手段と、判定手段によりシートのジャムが発生したと判定された場合に、搬送手段によりシートを挟持した状態において、保持部と搬送手段との間にシートのループが生じるように供給手段を制御する制御手段と、を備える。
【選択図】 図3
特許請求の範囲【請求項1】
連続するシートがロール状に巻かれたロールシートを保持する保持部と、
前記保持部に保持された前記ロールシートを回転させ、前記シートを供給する供給手段と、
前記供給手段から供給された前記シートを挟持して搬送する搬送手段と、
前記搬送手段から搬送された前記シートに記録を行う記録手段と、
前記シートのジャムが発生したか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段によってシートのジャムが発生したと判定された場合に、前記搬送手段により前記シートを挟持した状態において、前記保持部と前記搬送手段との間に前記シートのループが生じるように前記供給手段を制御する制御処理を行う制御手段と、
を備えることを特徴とする記録装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、主に記録装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
これまで、ロール紙などのロール状記録媒体に記録する記録ヘッドおよびその後のカッターの間でジャムが生じた場合に、ジャムを処理する記録装置が提案されている。特許文献1には、ジャムの発生を検出した場合に、ロール紙の先端(紙端)の位置に応じてカッターを作動させてロール紙をカットするか、カッターを作動させずにロール紙を巻き戻すか、のいずれかのジャム処理動作を行う記録装置が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-50490号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、発生したジャムによってカッターの作動もロール紙の巻き戻しも困難である場合、ユーザ自身がジャム処理を行うことが好ましい。このような場合、ユーザはジャムを取り除くために記録ヘッドの近傍にあるロール紙を切断する場合がある。この場合、意図せず記録ヘッドに触れる恐れや、カッターを動かしてシート或いは記録装置の内部を傷つけてしまう恐れがあった。そのため、ユーザによるジャム処理の利便性の低さが課題であった。
【0005】
そこで本発明は、ユーザがジャム処理を行う場合の利便性を向上する記録装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述のような課題を解決するため、本発明に係る記録装置の一態様は、連続するシートがロール状に巻かれたロールシートを保持する保持部と、前記保持部に保持された前記ロールシートを回転させ、前記シートを供給する供給手段と、前記供給手段から供給された前記シートを挟持して搬送する搬送手段と、前記搬送手段から搬送された前記シートに記録を行う記録手段と、前記シートのジャムが発生したか否かを判定する判定手段と、前記判定手段によりシートのジャムが発生したと判定された場合に、前記搬送手段により前記シートを挟持した状態において、前記保持部と前記搬送手段との間に前記シートのループが生じるように前記供給手段を制御する制御手段と、を備える。
【0007】
また、上述のような課題を解決するため、本発明に係る記録方法の一態様は、連続するシートがロール状に巻かれたロールシートを保持する保持部を有する記録装置の記録方法であって、送出手段が、前記保持部に保持された前記ロールシートを回転させ、前記シートを供給する供給工程と、搬送手段が、前記供給手段から供給された前記シートを挟持して搬送する搬送工程と、記録手段が、前記搬送手段から搬送された前記記録媒体に記録を行う記録工程と、判定手段が、前記シートのジャムが発生したか否かを判定する判定工程と、前記判定工程においてシートのジャムが発生したと判定された場合に、前記搬送手段により前記シートを挟持した状態において、前記供給手段と前記搬送手段との間に、前記シートのループが生じるように前記供給手段を制御する制御工程と、前記ループをユーザが切断する切断工程と、を含む。
【0008】
また、上述のような課題を解決するため、本発明に係る記録装置の一態様は、連続するシートがロール状に巻かれたロールシートを保持する保持部と、前記保持部に保持された前記ロールシートを回転させ、前記シートを供給する供給手段と、前記供給手段から供給された前記シートを挟持して搬送する搬送手段と、前記搬送手段の搬送方向下流に配置され、前記搬送手段から搬送された前記シートに記録を行う記録手段と、前記記録手段を搭載し、前記シートの幅方向に往復移動するキャリッジと、前記記録手段の搬送方向下流に配置され、前記キャリッジに牽引されることで前記幅方向に移動可能であり、前記シートの幅方向に前記シートを切断する切断手段と、前記切断手段において前記シートのジャムが発生したか否かを判定する判定手段と、前記ジャムが発生したと前記判定手段が判定した場合に、前記搬送手段により前記シートを挟持した状態において、前記供給手段と前記搬送手段との間に前記シートのループが生じるように前記供給手段を制御する制御手段と、搬送方向で前記記録手段から下流側の領域を少なくとも部分的に覆うように設けられたフレームと、を備える。
【発明の効果】
【0009】
本発明により、ユーザがジャム処理を行う場合の利便性を向上する記録装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施形態に係る記録装置の概略図。
本実施形態に係る記録装置の制御ユニットの構成を示すブロック図。
本実施形態に係る記録装置の処理例を示すフローチャート。
本実施形態に係るユーザがジャム処理を行う場合の記録装置の断面図。
本実施形態に係る記録装置の上方図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

キヤノン株式会社
トナー
17日前
キヤノン株式会社
トナー
17日前
キヤノン株式会社
雲台装置
1日前
キヤノン株式会社
光学機器
8日前
キヤノン株式会社
撮像装置
17日前
キヤノン株式会社
制御装置
3日前
キヤノン株式会社
発光装置
10日前
キヤノン株式会社
撮像装置
15日前
キヤノン株式会社
撮像装置
1日前
キヤノン株式会社
定着装置
2日前
キヤノン株式会社
記録装置
15日前
キヤノン株式会社
測距装置
2日前
キヤノン株式会社
記録装置
1日前
キヤノン株式会社
電子機器
8日前
キヤノン株式会社
カメラ装置
8日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
18日前
キヤノン株式会社
液滴吐出装置
8日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
3日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
9日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
3日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
15日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
9日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
15日前
キヤノン株式会社
有機発光素子
15日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
10日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
15日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
15日前
キヤノン株式会社
情報処理装置
1日前
キヤノン株式会社
光電変換素子
1日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
3日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
3日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
3日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
3日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
3日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1日前
続きを見る