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公開番号2024055643
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-18
出願番号2022162737
出願日2022-10-07
発明の名称車両の制御装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人
主分類B60W 30/20 20060101AFI20240411BHJP(車両一般)
要約【課題】車両振動の発生が抑制されるとともにドライバビリティが維持されやすい車両の制御装置を提供する。
【解決手段】スライド式の車輪側等速継手32を含むドライブシャフト24を経由して電動機MGの出力トルクであるMGトルクTmgが前輪14に伝達される車両10の、電子制御装置90は、(a)前輪14の車輪速Nwに基づいて、ドライブシャフト24で発生する振動の振動数fthを算出し、(b)車輪側等速継手32における交差角θa及びドライブシャフト24の軸トルクTdsに基づいて、ドライブシャフト24で発生するスラスト力FOthを算出し、(c)車幅方向Xにおける車両10の固有振動数fnatに対して振動数fthが判定範囲flmt内であり且つスラスト力FOthが判定値FOth_jdg以上である場合には、軸トルクTdsを低減する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
スライド式の等速継手を含むドライブシャフトを経由して動力源の出力トルクが駆動輪に伝達される車両の、制御装置であって、
前記ドライブシャフトの回転速度に基づいて、前記ドライブシャフトで発生する振動の振動数を算出し、
前記等速継手における交差角及び前記ドライブシャフトの軸トルクに基づいて、前記ドライブシャフトで発生するスラスト力を算出し、
スラスト方向における車両の固有振動数に対して前記振動数が所定の範囲内であり且つ前記スラスト力が所定の判定値以上である場合には、前記軸トルクを低減する
ことを特徴とする車両の制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ドライブシャフトを経由して動力源の出力トルクが駆動輪に伝達される車両の、制御装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
等速継手(=等速ジョイント)を含むドライブシャフトを経由して動力源の出力トルクが駆動輪に伝達される車両において、その等速継手の交差角が所定角度以上であり且つ車両状態から運転者に急発進又は急加速の意図があると判断された場合には、動力源の出力トルクを抑制する、車両の制御装置が知られている。例えば、特許文献1に記載のものがそれである。特許文献1に記載された車両の制御装置は、駆動系部品にかかる負荷を小さくして駆動系部品の耐久性を向上させることが目的である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-207723号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1に記載の車両の制御装置では、等速継手の交差角が所定角度以上であり且つ車両状態から運転者に急発進又は急加速の意図が無いと判断された場合には、動力源の出力トルクが抑制されない。このような場合、等速継手で発生したスラスト力が車両振動を引き起こすおそれがある。車両振動を抑制するためには動力源の出力トルクを抑制することが考えられるが、動力源の出力トルクが抑制されると、ドライバビリティ(=動力性能)の低下を招いてしまう。
【0005】
本発明は、以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、車両振動の発生が抑制されるとともにドライバビリティが維持されやすい車両の制御装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の要旨とするところは、スライド式の等速継手を含むドライブシャフトを経由して動力源の出力トルクが駆動輪に伝達される車両の、制御装置であって、(a)前記ドライブシャフトの回転速度に基づいて、前記ドライブシャフトで発生する振動の振動数を算出し、(b)前記等速継手における交差角及び前記ドライブシャフトの軸トルクに基づいて、前記ドライブシャフトで発生するスラスト力を算出し、(c)スラスト方向における車両の固有振動数に対して前記振動数が所定の範囲内であり且つ前記スラスト力が所定の判定値以上である場合には、前記軸トルクを低減することにある。
【発明の効果】
【0007】
本発明の車両の制御装置によれば、(a)前記ドライブシャフトの回転速度に基づいて、前記ドライブシャフトで発生する振動の振動数が算出され、(b)前記等速継手における交差角及び前記ドライブシャフトの軸トルクに基づいて、前記ドライブシャフトで発生するスラスト力が算出され、(c)スラスト方向における車両の固有振動数に対して前記振動数が所定の範囲内であり且つ前記スラスト力が所定の判定値以上である場合には、前記軸トルクが低減される。このように、ドライブシャフトで発生するスラスト力により車両で共振が発生するおそれがある場合に、ドライブシャフトの軸トルクが低減される。これにより、車両振動の発生が抑制されるとともにドライバビリティが維持されやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施例に係る電子制御装置が搭載された車両の概略構成図である。
トリポード型等速継手を例としたスライド式の車輪側等速継手の説明図であって、(a)は、概略斜視図であり、(b)は、車輪側等速継手が交差角を有する状態を説明する概略断面図である。
ドライブシャフトの状態を説明する図であって、(a)は、車輪側等速継手及びデフ側等速継手がそれぞれ交差角を有する状態を示すものであり、(b)は、ドライブシャフトの軸トルク及び車輪側等速継手における交差角と、スラスト力と、の関係を示す例である。
電子制御装置の制御作動を説明するフローチャートの例である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施例について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の実施例において図は適宜簡略化或いは変形されており、各部の寸法比及び形状等は必ずしも正確に描かれていない。なお、図1乃至図3において、末尾に「L」及び「R」がそれぞれ付加された符号は、それぞれ左輪側及び右輪側のものである。
【実施例】
【0010】
図1は、本発明の実施例に係る電子制御装置90が搭載された車両10の概略構成図である。図1において、車幅方向Xは、車両10の幅方向(=左右方向)であり、前後方向Yは、車両10の前後方向である。XY平面は、車両10が走行する路面に平行な面となる。車高方向Zは、XY平面に垂直な方向である。なお、車幅方向Xは、本発明における「スラスト方向」に相当する。
(【0011】以降は省略されています)

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