TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024055501
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-18
出願番号2022162479
出願日2022-10-07
発明の名称極薄シート
出願人コスメディ製薬株式会社
代理人
主分類A61K 8/73 20060101AFI20240411BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】皮膚に貼付して傷、シミ、シワなどの皮膚の欠点を隠しながら、同時に外見上目立たず、上から化粧を施してもシートを貼っていることがわからないようなきわめて薄いシートで、なおかつ汗などの水分に対しても溶けることなく、上から化粧が施せるだけの強度を兼ね備えたシートを提供する。
【解決手段】キチン、キトサン及びその誘導体からなる群より選ばれる成分;酸;さらに任意に、セルロース類、多価アルコール、タンパク質等の特定の高分子成分;湿潤剤;並びに界面活性剤を含み、厚さが10μm以下の皮膚適用シート。
【選択図】なし

特許請求の範囲【請求項1】
1)キチン、キトサン、キチン誘導体、キトサン誘導体、及びこれらの組み合わせからなる群より選ばれる成分、並びに、
2)酸、
を含み、厚さは10μm以下である皮膚適用シート。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
厚さが5μm以下である、請求項1に記載の皮膚適用シート。
【請求項3】
3)セルロース、エチルセルロース、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ポリビニルピロリドン、ポリエチレングリコール、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸、ポリアクリルアミド、カルボキシビニルポリマー、クインスシード、キサンタンガム、タマリンドガム、グアーガム、アルギン酸、アルギン酸ナトリウム、ジェランガム、デキストラン硫酸、コンドロイチン硫酸、ペクチン、ポリグルタミン酸、β-グルカン、プルラン、ゼラチン、デンプン、コラーゲン、カゼイン、シルクプロテイン、プロテオグリカン、及びヒアルロン酸からなる群より選ばれる1種以上の高分子成分、並びに、
4)湿潤剤、
をさらに含む、請求項1に記載の皮膚適用シート。
【請求項4】
5)界面活性剤、をさらに含む、請求項1に記載の皮膚適用シート。
【請求項5】
前記酸が、硝酸、塩酸、硫酸、リン酸、ホウ酸である無機酸、及び、酢酸、シュウ酸、クエン酸、リンゴ酸、乳酸、グリコール酸、コハク酸、酒石酸、グルコン酸、フマル酸、アスパラギン酸、グルタミン酸、アスコルビン酸である有機酸からなる群より選ばれる1種以上である、請求項1に記載の皮膚適用シート。
【請求項6】
前記湿潤剤が、グリセリン、1,3-ブチレングリコール、プロピレングリコール、1,3-プロパンジオール、ペンタエリスリトール、ペンタンジオール、ヘキシレングリコール、オクタンジオール、ジグリセリン、ポリグリセリン、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、ソルビトール、キシリトール、エリスリトール、マンニトール、マルチトール、及びトレハロースからなる群より選ばれる1種以上である、請求項3に記載の皮膚適用シート。
【請求項7】
前記界面活性剤のHLB値が6.0~12.0である、請求項4に記載の皮膚適用シート。
【請求項8】
着色されたコンシーラーシート、又は表面印刷を施したコンシーラーシートである、請求項1に記載の皮膚適用シート。
【請求項9】
シワ、シミ、又はニキビの皮膚トラブルをケアするスキンケアシートである、請求項1に記載の皮膚適用シート。
【請求項10】
傷口、又は患部を保護するものである、請求項1に記載の皮膚適用シート。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、キチン、キトサン、キチン誘導体、又はキトサン誘導体を含む皮膚適用極薄シートに関する。
続きを表示(約 4,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、肌の凹凸やシワ及びシミを隠すためには、ファンデーションなどの化粧品が使われていた。しかし、このような塗布方式の化粧品で隠すためには、肌色との調和など化粧に手間と時間を要し、簡便性に欠けるほか、その隠蔽性が不足するため、ある程度目立たなくすることはできても十分にその目的を達成することはできなかった。特に、目尻のシワは、一般的に年齢が高くなるほどできやすく、しかもシワの深さも深くなる傾向があり、塗布方式の化粧品で隠すには限界がある場合が多い。
【0003】
このような問題を解決するために、例えば、肌色に着色したフィルムを隠したい部分に貼る方法が考えられた。しかし、肌にフィルムを貼った場合にはフィルムに厚さがあるため、特にその端部が目立ちやすいこと、表面にテカリが出やすく、肌の状態に近づけることが難しいなどの欠点があり、満足できる性能を持ったものが出来なかった。
【0004】
特許文献1には、ナノファイバー不織布からなる化粧用シートが提案されており、その化粧用シートに糊となる成分を配合した美容液をしみこませることで、ナノファイバー不織布を皮膚に貼付させることを可能にしている。この化粧用シートを皮膚に貼付後、化粧用シートの上から化粧を施すことにより、肌のシミ、シワ、傷などを隠蔽できることが可能となり、傷、シミ、シワなどの皮膚の欠点を隠しながら同時に見た目に自然な状態を持たせ、上から化粧を施しても化粧用シートを貼っていることがわからないような化粧用シートが提案されている。しかしながら、一般の不織布の繊維径は15μm~30μm程度であり、ナノファイバー不織布の作製は、高度な技術及び設備が必要となり、実用性に欠けるものであった。
【0005】
特許文献2によれば、深いシワや傷を目立たないように隠蔽できるシートとして、5層の構成からなるシートが提案されている。構成としては、水性液浸透性ベース基材の上に水溶性の糊層があり、その上に肌色インキで着色あるいは光反射インキを塗布した層、さらに透明の肌に接着するための層があり、この上を保護フィルムが覆っている。使用時は保護フィルムをはがし、透明接着層の接着剤で皮膚に貼付し、最外層の水性液浸透性ベース基材の表面を水でぬらし、基材のみをはがすことで3層を残して皮膚に貼付する。これらは、すべてシルクスクリーン印刷という手法で作製されたものである。しかし、この方法ではあらかじめ皮膚の色が決められているため、上から化粧を施すとその部分が目立ってしまうという欠点があった。
【0006】
特許文献3には、キトサン、魚由来コラーゲンおよびセリシンから選ばれる1種以上の天然高分子を含む水溶性シートを水で溶かし、皮膚に付着させて皮膚の平滑性を向上させる機能を有するシート状化粧料が提案されている。また特許文献4には、デンプン、オブラートからなる化粧シートが提案されている。
しかし、いずれのシートも水溶性であるため、皮膚に貼付した後、汗などの水分で部分的に溶解したり、べたつきを生じたり、当初の平滑性が損なわれるという欠点があり、実用性に欠けるものであった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2013-28552号公報
特許第4632333号公報
特開2008-69116号公報
特開平10-120527号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
一般的にシート状化粧品に使用される不織布や高分子などのシートの厚みは、30~200μmと厚く、皮膚に貼付したまま生活することは不可能であり、不快な感触を伴うものであった。また、シートが着色されているものであった場合、肌の色と合わなかったりして、個人の肌の色やシミ、シワの深さなどの要望には十分対応できるとはいえないものであった。
【0009】
これらの問題を解決するためには、皮膚に貼付して傷、シミ、シワなどの皮膚の欠点を隠しながら、同時に外見上は目立たず、上から化粧を施してもシートを貼っていることがわからないことが必要で、使用する化粧用シートはきわめて薄いもので、なおかつ、汗などの水分に対しても溶けることなく、上から化粧が施せるだけの強度を兼ね備えたシートが必要となる。本発明は、かかる皮膚適用シートを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は上記の点を鑑みてなされたものであり、キチン、キトサン又はそれらの誘導体を含有する水溶液で極薄シートを作製することにより、本発明の目的を達成することを見出し、本発明を完成するに至った。
本発明は、以下に示す通りである。
〔1〕 1)キチン、キトサン、キチン誘導体、キトサン誘導体、及びこれらの組み合わせからなる群より選ばれる成分、並びに、
2)酸、
を含み、厚さは10μm以下である皮膚適用シート。
〔2〕 厚さが5μm以下である、〔1〕に記載の皮膚適用シート。
〔3〕 3)セルロース、エチルセルロース、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ポリビニルピロリドン、ポリエチレングリコール、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸、ポリアクリルアミド、カルボキシビニルポリマー、クインスシード、キサンタンガム、タマリンドガム、グアーガム、アルギン酸、アルギン酸ナトリウム、ジェランガム、デキストラン硫酸、コンドロイチン硫酸、ペクチン、ポリグルタミン酸、β-グルカン、プルラン、ゼラチン、デンプン、コラーゲン、カゼイン、シルクプロテイン、プロテオグリカン、及びヒアルロン酸からなる群より選ばれる1種以上の高分子成分、並びに、
4)湿潤剤、
をさらに含む、〔1〕に記載の皮膚適用シート。
〔4〕 5)界面活性剤、をさらに含む、〔1〕又は〔3〕に記載の皮膚適用シート。
〔5〕 前記酸が、硝酸、塩酸、硫酸、リン酸、ホウ酸である無機酸、及び、酢酸、シュウ酸、クエン酸、リンゴ酸、乳酸、グリコール酸、コハク酸、酒石酸、グルコン酸、フマル酸、アスパラギン酸、グルタミン酸、アスコルビン酸である有機酸からなる群より選ばれる1種以上である、〔1〕に記載の皮膚適用シート。
〔6〕 前記湿潤剤が、グリセリン、1,3-ブチレングリコール、プロピレングリコール、1,3-プロパンジオール、ペンタエリスリトール、ペンタンジオール、ヘキシレングリコール、オクタンジオール、ジグリセリン、ポリグリセリン、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、ソルビトール、キシリトール、エリスリトール、マンニトール、マルチトール、及びトレハロースからなる群より選ばれる1種以上である、〔3〕に記載の皮膚適用シート。
〔7〕 前記界面活性剤のHLB値が6.0~12.0である、[4]に記載の皮膚適用シート。
〔8〕 着色されたコンシーラーシート、又は表面印刷を施したコンシーラーシートである、〔1〕に記載の皮膚適用シート。
〔9〕 シワ、シミ、又はニキビの皮膚トラブルをケアするスキンケアシートである、〔1〕に記載の皮膚適用シート。
〔10〕 傷口、又は患部を保護するものである、〔1〕に記載の皮膚適用シート。
〔11〕 支持体なしで単独で皮膚に適用するものである、〔1〕に記載の皮膚適用シート。
〔12〕 〔1〕~〔11〕のいずれかに記載の皮膚適用シート、並びに、
水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、炭酸グアニジン、炭酸アンモニウム、アンモニア水、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、ジメチルアミン、ジエチルアミン、トリメチルアミン、リン酸三ナトリウム、リン酸水素二ナトリウム、リン酸水素二カリウム、リシン、アルギニン、及びヒスチジンからなる群より選ばれる1種以上のアルカリ性物質を含有し、pH8.0~12.0の水溶液組成物
を含む、化粧用又は皮膚保護用キット。
〔13〕 〔1〕~〔11〕のいずれかに記載の皮膚適用シートの製造方法であって、酸性下において、
6)キチン、キトサン、キチン誘導体、キトサン誘導体、及びこれらの組み合わせからなる群より選ばれる成分、
7)セルロース、エチルセルロース、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ポリビニルピロリドン、ポリエチレングリコール、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸、ポリアクリルアミド、カルボキシビニルポリマー、クインスシード、キサンタンガム、タマリンドガム、グアーガム、アルギン酸、アルギン酸ナトリウム、ジェランガム、デキストラン硫酸、コンドロイチン硫酸、ペクチン、ポリグルタミン酸、β-グルカン、プルラン、ゼラチン、デンプン、コラーゲン、カゼイン、シルクプロテイン、プロテオグリカン、及びヒアルロン酸からなる群より選ばれる1種以上の高分子成分、
8)湿潤剤、並びに、
9)界面活性剤
を含有する水溶液を調製し、固形分20質量%以下で塗工する工程を含む、製造方法。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
握り棒
7か月前
個人
体組成計
7か月前
個人
帽子
5か月前
個人
押圧具
7か月前
個人
逆流防止用具
3か月前
個人
蓋付きしびん
10日前
個人
X線用貼付剤
4か月前
個人
エアリフター
3か月前
個人
段差昇降装置
3か月前
個人
聴診器
10日前
個人
ケース
6か月前
個人
入れ歯
6日前
個人
足指活性パッド
5か月前
個人
肩甲骨下制器具
5か月前
個人
シミ皮膚改善剤
3か月前
個人
注射器用カバー
7か月前
個人
介護浴槽
17日前
個人
抜歯器具
7か月前
個人
鼻腔拡張具
2か月前
個人
入浴介護補助装置
10日前
株式会社コーセー
組成物
2か月前
個人
歯科用ハンドピース
6か月前
個人
透析装置の洗浄方法
5か月前
株式会社東亜産業
温熱具
2か月前
個人
座椅子脱着式車椅子
12日前
個人
電動式孫の手
2か月前
個人
アーシング青竹踏台
4か月前
個人
スプレー式目薬容器
20日前
個人
歯科補綴装置
6か月前
個人
透析装置の洗浄方法
4か月前
個人
透析装置の洗浄方法
2か月前
個人
歯科用ハンドピース
6か月前
個人
除菌・消臭液
6か月前
個人
湯たんぽ保温カバー
7か月前
個人
全身麻酔用枕
6か月前
東レ株式会社
浄化カラム
7か月前
続きを見る