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公開番号2024055492
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-18
出願番号2022162461
出願日2022-10-07
発明の名称撮像装置、撮像方法及びプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類A63B 71/06 20060101AFI20240411BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】 専用の装置を設置することを前提としたストライク自動判定システムは、ユーザにとって装置を設置する負担がかかり、また、装置の設置場所によっては競技自体への妨げになる場合がある。
【解決手段】 撮像装置は、ホームベースから上向きに設置したレンズを有し、撮影画像を撮像する撮像手段と、前記撮影画像からボールの面積及び二次元座標を検出する検出手段と、前記面積及び前記二次元座標から前記ボールがストライクゾーンを通過したかを判定する判定手段と、を備える。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
ホームベースから上向きに設置したレンズを有し、撮影画像を撮像する撮像手段と、
前記撮影画像からボールの面積及び二次元座標を検出する検出手段と、
前記面積及び前記二次元座標から前記ボールがストライクゾーンを通過したかを判定する判定手段と、を備える
ことを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記検出手段は、フレーム間差分、色フィルタ、及び、パターン認識の少なくともいずれかを用いることにより、前記面積及び前記二次元座標を検出する
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
ユーザ入力を受け付ける入力手段を有し、
前記ストライクゾーンの高さは、前記入力手段によって入力されたバッターの身長に基づいて決定される
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記判定手段は、撮影画像のボールの面積及び二次元座標から、前記ボールのホームベースを基準とした実空間上の三次元座標を算出し、
一回の投球を撮影した複数のフレームの画像のうち、ボールの三次元座標がストライクゾーンにある画像が存在した場合に、前記ボールがストライクゾーンを通過したと判定する、
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記撮影画像からバットの向きを検出するバット検出手段と、
前記バット検出手段で検出したバットの向きからスイングがなされたかを判定するスイング判定手段と、
前記判定手段と前記スイング判定手段の結果から、前記ボールの投球がストライクかどうかを判定するストライク判定手段と、を備える
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記バット検出手段は、バットのグリップエンドを含む領域を検出する
ことを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記バット検出手段は、バットのバットヘッドを含む領域を検出する
ことを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
【請求項8】
前記バット検出手段は、フレーム間差分、色フィルタ及びパターン認識の少なくともいずれかを用いることにより、バットの向きを検出する
ことを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
【請求項9】
撮影画像のボールの二次元座標から前記ボールが所定の領域を通過したことを判定する判定手段を有し、
前記判定手段の結果によってストライクゾーンの通過の判定を実施する
ことを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
【請求項10】
前記撮影画像からバッターの関節点の座標を検出する検出手段と、
前記検出手段で検出したバッターの関節点の座標からストライクゾーンを決定する決定手段と、を有し、
前記判定手段は、前記決定手段の決定したストライクゾーンを用いて、前記ボールの投球がストライクゾーンを通過したかどうかを判定する
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置、撮像方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
野球における審判の負担削減のため、投球のストライク判定を自動で行う手法が提案されている。例えば特許文献1では、複数のカメラでボールを撮影することでストライク判定する手法が開示されている。また特許文献2では、ボールとともに基準となる縞模様を撮影することでストライク判定する手法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平9-290037号公報
特開2009-153926号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
複数のカメラを用いる、あるいは、所定の基準物を含むことを前提としたストライク判定手法は、カメラや基準物といった専用の装置を設置するためにユーザの負担が高くなり、かつ、装置の設置場所によっては競技自体の妨げになる場合もある。また、複数のカメラを用いる場合、複数台のカメラの同期を取り、かつ、カメラの台数分の画像を処理する必要があるため、システムの処理負荷が高くなる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一側面としての撮像装置は、ホームベースから上向きに設置したレンズを有し、撮影画像を撮像する撮像手段と、前記撮影画像からボールの面積及び二次元座標を検出する検出手段と、前記面積及び前記二次元座標から前記ボールがストライクゾーンを通過したかを判定する判定手段と、を備えることを特徴とする。
【0006】
本発明のその他の側面については、以下で説明する実施の形態で明らかにする。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一側面としての撮像装置によれば、ユーザは競技を妨げられることなく、容易にストライク判定システムを導入できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態における撮像装置のブロック図及び外観図である。
本発明の実施形態における撮像装置のストライク判定の例を示す概念図である。
本発明の実施形態における撮像装置のストライク判定の例を示す概念図である。
本発明の実施形態における撮像装置の動作を示すフローチャートである。
本発明の実施形態における撮像装置のボールの見送り判定の例を示す概念図である。
本発明の実施形態における撮像装置のスイング判定の例を示す概念図である。
本発明の実施形態における第二の実施形態の撮像装置の動作を示すフローチャートである。
本発明の実施形態における第三の実施形態のストライクゾーンの高さを示す概念図である。
本発明の実施形態における第三の実施形態の撮像装置の動作を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明を実施するための形態について、添付の図面を用いて詳細に説明する。
【0010】
なお、以下に説明する実施の形態は、本発明の実現手段としての一例であり、本発明が適用される装置の構成や各種条件によって適宜修正又は変更されてもよい。また、各実施の形態を適宜組み合せることも可能である。
(【0011】以降は省略されています)

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