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公開番号2024054703
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-17
出願番号2022161112
出願日2022-10-05
発明の名称血液浄化装置
出願人日機装株式会社
代理人個人
主分類A61M 1/16 20060101AFI20240410BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】治療過程における血液の実効流速の測定精度を十分に向上させることができる血液浄化装置を提供する。
【解決手段】被しごきチューブ1aを扱くことにより血液を送液する血液ポンプ4と、血液ポンプ4の駆動により流動する血液回路の血液の流速を検出する流速センサ7と、血液ポンプ4の駆動により動脈圧を検出し、その検出値に基づいて血液回路の血液の流速を算出する動脈圧センサ8及び演算部12と、血液ポンプ4の駆動を制御して所定工程を実行する制御部13と、制御部13が実行する所定工程において、流速センサ7で検出された流速及び演算部12で算出された流速に基づいて流速センサ7の検出値を校正する補正値を取得するとともに、血液浄化治療時において流速センサ7の検出値を補正値で補正して血液の実効流速を算出する実効流速算出部14とを備えたものである。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
血液又は透析液を流動させる可撓性チューブから成る血液回路と、
前記血液回路に接続された被しごきチューブを扱くことにより前記血液回路内で血液又は透析液を送液するポンプと、
前記ポンプの駆動により流動する前記血液回路の液体の流速を検出する第1検出部と、
前記ポンプの駆動により前記血液回路内を流動する液体の圧力を検出し、その検出値に基づいて前記血液回路の液体の流速を算出する第2検出部と、
前記ポンプの駆動を制御して所定工程を実行する制御部と、
前記制御部が実行する所定工程において、前記第1検出部で検出された流速及び前記第2検出部で算出された流速に基づいて前記第1検出部の検出値を校正する補正値を取得するとともに、血液浄化治療工程において前記第1検出部の検出値を前記補正値で補正して液体の実効流速を算出する実効流速算出部と、
を備えた血液浄化装置。
続きを表示(約 950 文字)【請求項2】
前記第1検出部は、前記血液回路内を流動する液体に光又は超音波を照射し、その反射又は透過した光又は超音波を検出して流速を検出する流速センサを有する請求項1記載の血液浄化装置。
【請求項3】
前記第2検出部は、前記ポンプより上流側において前記血液回路内を流動する液体の圧力である回路内圧を検出するまたは間接的に推測する回路内圧センサを有し、前記回路内圧センサで検出された回路内圧と任意に設定された前記ポンプの駆動速度である設定ポンプ速度とに基づいて前記血液回路の液体の流速を算出する請求項1記載の血液浄化装置。
【請求項4】
血液浄化治療の過程において、前記回路内圧センサで検出された回路内圧が所定範囲内である場合に限り、前記第1検出部の検出値に対する前記補正値による補正を行う請求項3記載の血液浄化装置。
【請求項5】
前記所定工程は、血液浄化治療開始から所定時間経過するまでの期間に行われる請求項1記載の血液浄化装置。
【請求項6】
前記所定工程は、前記ポンプを互いに異なる駆動速度で駆動させるとともに、それぞれの駆動速度において前記第1検出部による流速の検出及び前記第2検出部による流速の検出を行って前記第1検出部を校正する請求項1記載の血液浄化装置。
【請求項7】
血液浄化治療中の治療情報又は設定情報を表示する表示部を具備するとともに、前記実効流速算出部で算出された液体の実効流速を前記表示部で表示する請求項1記載の血液浄化装置。
【請求項8】
前記表示部は、前記実効流速算出部による前記補正値の取得前は、前記第2検出部で算出された液体の流速を表示するとともに、前記実効流速算出部による前記補正値の取得後は、前記実効流速算出部で算出された液体の実効流速を表示する請求項7記載の血液浄化装置。
【請求項9】
前記ポンプは、血液を送液する血液ポンプである請求項1又は請求項3記載の血液浄化装置。
【請求項10】
前記回路内圧センサは、血液の動脈圧または脱血圧を検出する請求項3又は請求項4記載の血液浄化装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、患者の血液を体外循環させつつ血液浄化治療する血液浄化装置に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
一般に、血液浄化治療時においては、採取した患者の血液を体外循環させて再び体内に戻すための血液回路が用いられており、かかる血液回路は、例えば中空糸膜(血液浄化膜)を具備したダイアライザ(血液浄化器)と接続し得る動脈側血液回路及び静脈側血液回路から主に構成されている。そして、動脈側血液回路に配設された血液ポンプを駆動させることにより、患者の血液を血液回路にて体外循環させつつダイアライザにて浄化して血液浄化治療が行われる。
【0003】
血液ポンプは、通常、動脈側血液回路に接続された被しごきチューブを扱くことにより血液を送液し得るしごき型ポンプ(蠕動式ポンプ)にて構成されており、任意の駆動速度にて駆動することにより、血液回路内で血液等の液体を任意流速で流動させ得るようになっている。従来の血液浄化装置として、例えば特許文献1にて開示されているように、血液浄化治療中において、動脈圧及びポンプの角速度を計測することにより、血液の流速(実効流速)を算出するものが挙げられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2010-99484号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記従来の血液浄化装置においては、以下の課題があった。
血液回路及び被しごきチューブは、血液浄化治療後、廃棄されるディスポーザブル品(使い捨て品)であるため、治療開始時点においては、被しごきチューブの弾力はほぼ設定通りとなっているものの、治療過程において、血液ポンプにて継続的に扱かれることから、へたってしまい、弾力(復元力)が低下してしまう虞がある。このように、被しごきチューブの弾力が低下すると、患者に穿刺した穿刺針と血液ポンプとの間の陰圧が緩和して動脈圧が上昇してしまうので、動脈圧から算出される血液の実効流速が実際の血液の流速に比べて乖離してしまい、実効流速の測定精度が低下してしまう不具合があった。
【0006】
一方、近赤外光の反射光からドップラー方式で液体の流速を検出可能な流速センサを具備し、流速センサで治療中における血液の実効流速を検出すれば、上記不具合を解消することができると思われる。しかし、このような流速センサは、光学式の測定のため、近赤外光の吸光特性に影響を与える赤血球の大きさのばらつきや光の屈折率に変化を与えるタンパク濃度の影響により、実際の血液の流速変化に対する追従性は良好なものの乖離した状態は解消されず、実効流速の測定精度の向上は十分ではない。
【0007】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、治療過程における血液の実効流速の測定精度を十分に向上させることができる血液浄化装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る一実施形態の血液浄化装置は、血液又は透析液を流動させる可撓性チューブから成る血液回路と、前記血液回路に接続された被しごきチューブを扱くことにより前記血液回路内で血液又は透析液を送液するポンプと、前記ポンプの駆動により流動する前記血液回路の液体の流速を検出する第1検出部と、前記ポンプの駆動により前記血液回路内を流動する液体の圧力を検出し、その検出値に基づいて前記血液回路の液体の流速を算出する第2検出部と、前記ポンプの駆動を制御して所定工程を実行する制御部と、前記制御部が実行する所定工程において、前記第1検出部で検出された流速及び前記第2検出部で算出された流速に基づいて前記第1検出部の検出値を校正する補正値を取得するとともに、血液浄化治療工程において前記第1検出部の検出値を前記補正値で補正して液体の実効流速を算出する実効流速算出部とを備えたものである。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、第1検出部で検出された流速及び第2検出部で算出された流速に基づいて第1検出部の検出値を校正する補正値を取得するとともに、血液浄化治療時において第1検出部の検出値を補正値で補正して液体の実効流速を算出するので、治療過程における血液の実効流速の測定精度を十分に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態に係る血液浄化装置を示す模式図
同血液浄化装置の治療過程における治療時間と血液流量/動脈圧との関係を示すグラフ
同血液浄化装置における制御内容を示すフローチャート
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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