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公開番号
2024054588
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-04-17
出願番号
2022160903
出願日
2022-10-05
発明の名称
車両用デッキ装置
出願人
株式会社豊田自動織機
代理人
個人
,
個人
主分類
B60R
5/04 20060101AFI20240410BHJP(車両一般)
要約
【課題】汎用性に優れた車両用デッキ装置を提供する。
【解決手段】前側フレーム13は、筒状の前内側部材31と、前内側部材31に対して左右方向Xにスライド可能な一対の前外側部材32を有する。前内側部材31の両端部は、一対の前外側部材32に対して周方向に摺動可能である。後側フレーム14は、筒状の後内側部材41と、後内側部材41に対して左右方向Xにスライド可能な一対の後外側部材42を有する。一対の前側支持部15は、前内側部材31から左右方向Xと直交する方向に延出する。一対の後側支持部16は、後側フレーム14から上側に突出する筒状の下側部材と、下側部材に対して上下方向Zにスライド可能であるとともにデッキボード11が載置される上側部材を有する。デッキボード11は、一対の前側支持部15が挿通される一対のレール孔22aを有する。デッキボード11は、一対の前側支持部15に対して前後方向Yにスライド可能である。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の荷室のフロアに設けられた凹部を開放又は閉塞するデッキボードと、
前記デッキボードを支持する支持フレームと、
を備え、
前記支持フレームは、
前記車両の左右方向に延びる前側フレームと、
前記車両の前後方向において前記前側フレームよりも後方において前記左右方向に延びる後側フレームと、
を有し、
前記デッキボードは、前記支持フレームに対して前記前後方向にスライドする、又は前記前側フレームを軸に回動することによって、前記凹部を開放又は閉塞する車両用デッキ装置であって、
前記前側フレームは、前記左右方向に沿って延びる筒状の前内側部材と、前記前内側部材の前記左右方向の両端部とオーバーラップするとともに前記前内側部材に対して前記左右方向にスライド可能であり、前記車両に取り付けられる一対の前外側部材とを有し、
前記後側フレームは、前記左右方向に沿って延びる筒状の後内側部材と、前記後内側部材の前記左右方向の両端部とオーバーラップするとともに前記後内側部材に対して前記左右方向にスライド可能な一対の後外側部材とを有し、
前記前側フレームは、前記凹部外に配置されており、
前記後側フレームは、前記凹部内に配置されており、
前記支持フレームは、
前記前内側部材から前記左右方向と直交する方向に延出する一対の前側支持部と、
前記後側フレームから前記車両の上下方向の上側に突出する筒状の下側部材、及び前記下側部材とオーバーラップするとともに前記下側部材に対して前記上下方向にスライド可能であり、前記デッキボードが載置される上側部材を有する一対の後側支持部と、
を有し、
前記デッキボードは、前記一対の前側支持部が挿通される一対のレール孔を有し、
前記前内側部材の両端部は、前記一対の前外側部材に対して周方向に摺動可能であり、
前記デッキボードは、前記一対の前側支持部に対して前記前後方向にスライド可能であることを特徴とする車両用デッキ装置。
続きを表示(約 970 文字)
【請求項2】
前記支持フレームに対する前記デッキボードの前記前後方向の位置を固定可能なストッパ装置を備え、
前記ストッパ装置は、ロック機能付きガススプリングと、前記ロック機能付きガススプリングのロック機能を操作するためのレバーとを有し、
前記ロック機能付きガススプリングは、前記前内側部材に取り付けられ、前記左右方向と直交する方向に延びるシリンダチューブと、前記シリンダチューブから延出するピストンロッドとを有し、
前記レバーは、前記ピストンロッドの先端部と連結されるとともに前記デッキボードに取り付けられており、
前記レバーが操作されているとき、ロック機能が解除されることによって、前記シリンダチューブからの前記ピストンロッドの突出量は調整可能であり、
前記レバーが操作されていないとき、ロック機能が作動することによって、前記シリンダチューブからの前記ピストンロッドの突出量は固定される請求項1に記載の車両用デッキ装置。
【請求項3】
前記上側部材は、前記左右方向に延びる回転軸と、前記回転軸と一体的に回転するとともに前記デッキボードが載置されるローラとを有する請求項1に記載の車両用デッキ装置。
【請求項4】
前記前側フレームに設けられ、前記デッキボードの回動動作を補助する補助機構を有し、
前記補助機構は、トーションスプリングと、前記前内側部材内に配置された固定部材とを有し、
前記トーションスプリングの第1アームは、前記前外側部材に取り付けられ、前記第1アームとは反対側に位置する第2アームは、前記固定部材に取り付けられ、
前記固定部材は、前記前内側部材に対して周方向に回転不能であり、かつ前記前内側部材に対して前記左右方向に移動可能であり、
前記トーションスプリングは、前記一対の前外側部材に対する前記前内側部材の回動方向が前記デッキボードが上昇する方向となるように、前記前内側部材を付勢する請求項1に記載の車両用デッキ装置。
【請求項5】
前記後側支持部は、前記上下方向において前記後側フレームと前記上側部材との間に介在し、前記上側部材を支持するスペーサを有する請求項1に記載の車両用デッキ装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用デッキ装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両の荷室に設けられる車両用デッキ装置が開示されている。車両用デッキ装置は、荷室のフロアに設けられた凹部を開放又は閉塞するデッキボードと、デッキボードを支持する支持フレームとを備えている。支持フレームは、前側フレーム及び後側フレームを有している。前側フレームは、車両の左右方向に延びている。後側フレームは、車両の前後方向において前側フレームよりも後方において左右方向に延びている。デッキボードは、支持フレームに対して前後方向にスライドする、又は前側フレームを軸に回動することによって凹部を開放又は閉塞する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-341431号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
車幅や凹部の深さが異なる複数の車種にも対応可能な汎用性に優れた車両用デッキ装置が望まれていた。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記問題点を解決するための車両用デッキ装置は、車両の荷室のフロアに設けられた凹部を開放又は閉塞するデッキボードと、前記デッキボードを支持する支持フレームと、を備え、前記支持フレームは、前記車両の左右方向に延びる前側フレームと、前記車両の前後方向において前記前側フレームよりも後方において前記左右方向に延びる後側フレームと、を有し、前記デッキボードは、前記支持フレームに対して前記前後方向にスライドする、又は前記前側フレームを軸に回動することによって、前記凹部を開放又は閉塞する車両用デッキ装置であって、前記前側フレームは、前記左右方向に沿って延びる筒状の前内側部材と、前記前内側部材の前記左右方向の両端部とオーバーラップするとともに前記前内側部材に対して前記左右方向にスライド可能であり、前記車両に取り付けられる一対の前外側部材とを有し、前記後側フレームは、前記左右方向に沿って延びる筒状の後内側部材と、前記後内側部材の前記左右方向の両端部とオーバーラップするとともに前記後内側部材に対して前記左右方向にスライド可能な一対の後外側部材とを有し、前記前側フレームは、前記凹部外に配置されており、前記後側フレームは、前記凹部内に配置されており、前記支持フレームは、前記前内側部材から前記左右方向と直交する方向に延出する一対の前側支持部と、前記後側フレームから前記車両の上下方向の上側に突出する筒状の下側部材、及び前記下側部材とオーバーラップするとともに前記下側部材に対して前記上下方向にスライド可能であり、前記デッキボードが載置される上側部材を有する一対の後側支持部と、を有し、前記デッキボードは、前記一対の前側支持部が挿通される一対のレール孔を有し、前記前内側部材の両端部は、前記一対の前外側部材に対して周方向に摺動可能であり、前記デッキボードは、前記一対の前側支持部に対して前記前後方向にスライド可能であることを要旨とする。
【0006】
上記構成によれば、デッキボードは、一対の前側支持部に対して前後方向にスライドすることによって凹部を開放又は閉塞できる。また、前内側部材の両端部は、一対の前外側部材に対して周方向に摺動可能である。このため、デッキボードは、一対の前側支持部及び前内側部材とともに一対の前外側部材を軸に回動することによって凹部を開放又は閉塞できる。
【0007】
前側フレームの一対の前外側部材が前内側部材に対して左右方向にスライドすることによって、前側フレームの左右方向の長さを調整できる。同様に、後側フレームの一対の後外側部材を後内側部材に対して左右方向にスライドすることによって、後側フレームの左右方向の長さを調整できる。したがって、車両用デッキ装置は、車幅が異なる複数の車種に対応することができる。また、後側支持部の上側部材が下側部材に対して上下方向にスライドすることによって、後側支持部の上下方向の長さを調整できる。したがって、車両用デッキ装置は、凹部の深さが異なる複数の車種に対応することができる。よって、汎用性に優れた車両用デッキ装置を提供できる。
【0008】
上記車両用デッキ装置は、前記支持フレームに対する前記デッキボードの前記前後方向の位置を固定可能なストッパ装置を備え、前記ストッパ装置は、ロック機能付きガススプリングと、前記ロック機能付きガススプリングのロック機能を操作するためのレバーとを有し、前記ロック機能付きガススプリングは、前記前内側部材に取り付けられ、前記左右方向と直交する方向に延びるシリンダチューブと、前記シリンダチューブから延出するピストンロッドとを有し、前記レバーは、前記ピストンロッドの先端部と連結されるとともに前記デッキボードに取り付けられており、前記レバーが操作されているとき、ロック機能が解除されることによって、前記シリンダチューブからの前記ピストンロッドの突出量は調整可能であり、前記レバーが操作されていないとき、ロック機能が作動することによって、前記シリンダチューブからの前記ピストンロッドの突出量は固定されていてもよい。
【0009】
上記構成によれば、車両用デッキ装置の操作者は、レバーを操作することによって、支持フレームに対してデッキボードを前後方向にスライドさせることができる。また、操作者は、レバーを離すことによって、支持フレームに対するデッキボードの前後方向の位置を所望の位置で固定することができる。
【0010】
上記車両用デッキ装置において、前記上側部材は、前記左右方向に延びる回転軸と、前記回転軸と一体的に回転するとともに前記デッキボードが載置されるローラとを有していてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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