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公開番号2024054128
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-16
出願番号2024004255,2022107708
出願日2024-01-16,2016-08-16
発明の名称装置
出願人株式会社ユピテル
代理人
主分類H05K 7/00 20060101AFI20240409BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】長期に使用しない場合などにおいて電池の端子間電圧が大きく降下するのを抑制し、装置を使用する場合に電池からの電力供給ができ正常な動作ができる装置を提供する。
【解決手段】電池1と、電池からの電流が流れる回路部2と、電池と回路部を収納する筐体3とを備える電源装置10であって、電池に電源コード6を介して連係され、電池の端子電圧が出現する第一コネクタ7と、第一コネクタと着脱自在な第二コネクタ8を有する。回路部は、第二コネクタと導通しており、第一コネクタと第二コネクタを接続した状態では、電池からの電流が流れる状態となり、第一コネクタと第二コネクタの着脱は、筐体が前ケース12のカバー部材17内に有する開口部3aから行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
電源コードが取り付けられた電池と、回路部と、それらを収納する筐体とを備え、
前記電源コードに第一コネクタを有し、その第一コネクタと着脱自在な第二コネクタを前記回路部に導通するように構成し、
前記筐体は、前記電池を出し入れする第一の開口部と、前記電源コードの前記第一コネクタが前記第二コネクタに着脱可能な状態となる第二の開口部を異なる面に有する装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
出荷時には前記第一コネクタと前記第二コネクタを外した状態とする請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記筐体の前記第一の開口部を覆う部材を備え、
前記部材を前記筐体から取り外した状態で、前記第一の開口部から前記電池の一端側が外部に突出するように構成する請求項1または2に記載の装置。
【請求項4】
前記筐体の前記第一の開口部を覆う部材を備え、
前記部材は、前記筐体の前記第一の開口部を設けた面と交差する方向の側面に重なる部位を有し、その重なる部位と、前記筐体の前記面をねじ止めするように構成する請求項1~3のいずれか1項に記載の装置。
【請求項5】
前記電池は、前記電源コードが取付けられた第一の端面を含むように熱収縮チューブでパックされ、
前記電池の、前記第一の端面に交差する側面の一部に前記熱収縮チューブの切れ間が位置し、
前記電源コードは、前記熱収縮チューブの内側にて前記電池の前記第一の端面に沿って配置され、その第一の端面と前記電池の側面の境界部分に位置する部分は、前記熱収縮チューブの熱収縮に伴い、前記電池の側面側に曲げられ、その側面側に位置する前記熱収縮チューブの前記切れ間から外部に引き出されるようにし、
その外部に引き出された前記電源コードは、前記電池の側面に沿うように配置される請求項1~4のいずれか1項に記載の装置。
【請求項6】
前記電源コードは、前記電池の側面に沿うように引き回され、前記第一コネクタは前記第一の端面と反対側の第二の端面よりも先に位置し、
前記電源コードが前記電池の側面に沿った状態で前記電池を前記第二の端面側から前記筐体内に押し込むと、前記第一コネクタが前記筐体の内面に案内されて前記筐体の奥側に移動し、前記第二の開口部を通過するように構成する請求項5に記載の装置。
【請求項7】
前記筐体の内面側に、前記電池と前記回路部の間に、前記電池に接触可能な部位を設け、
前記電池が前記筐体内で相対的に前記回路部側に移動しようとした場合に、前記電池が前記部位に接触し、前記電池が前記回路部に接触するのを抑止するように構成する請求項1~6のいずれか1項に記載の装置。
【請求項8】
前記回路部は、コイル素子と、そのコイル素子以外の発熱する部品を備え、
前記コイル素子からの発熱を放熱するための第一放熱部材と、前記部品からの発熱を放熱するための第二放熱部材を熱的に分離して配置し、前記コイル素子からの発熱が前記部品に伝わらないように構成する請求項1~7のいずれか1項に記載の装置。
【請求項9】
前記回路部は、磁界発生源を備え、
前記磁界発生源の周囲に磁気遮蔽機能を備える部材を配置する請求項1~8のいずれか1項に記載の装置。
【請求項10】
車室内に固定可能な電源装置であって、
前記筐体の下面側の領域の表面に面ファスナーを貼り付け可能とし、
前記面ファスナーは、前記車室内に配置されるカーペートに着脱する構成とする請求項1~9のいずれか1項に記載の装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば電池を内蔵する装置等に関するものである。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、バッテリと暗電流の遮断を必要とする電子制御装置との間にキープリレーを設置し、イグニッションスイッチが長期間オンとされない場合には、キープリレーを遮断することにより、バッテリ上がりを防止する車両用電源の制御装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-40050
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された車両用電源の制御装置は、車両のバッテリと、車両内に設置される電子制御装置との間に、それらとは別個の装置として設置されたものであり、バッテリとは別の電子制御装置で流れる暗電流によりバッテリの電圧が降下し、バッテリ上がりする技術である。
【0005】
例えば、車両のバッテリではない電池を内蔵する装置であって、その装置内で暗電流が流れる回路を有する装置において、長期間使用しない場合に当該暗電流を遮断する場合、上述した従来技術をそのまま用いることはできない。すなわち、電池と暗電流が流れる回路が同じ装置内に存在するため、特許文献1の制御装置とは全体となる構成が相違し、イグニッションスイッチの状態を監視して暗電流を遮断する技術をそのまま転用することはできない。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)電池と、前記電池からの電流が流れる回路部と、前記電池と前記回路部を収納する筐体と、を備える装置であって、前記電池の端子電圧に基づく電圧が出力される第一コネクタと、前記第一コネクタと着脱自在な第二コネクタとを有し、前記回路部は、前記第二コネクタと導通しており、前記第一コネクタと前記第二コネクタを接続した状態では、前記電池からの前記電流が流れる状態となり、前記第一コネクタと前記第二コネクタの着脱は、前記筐体が有する開口部から行えるようにした。
【0007】
電池は、例えば一次電池としても良いが二次電池とすると良い。回路部は、例えば電池からの電圧を外部に出力する電圧に安定化する部分を有する回路や、電池の電圧を監視する回路や、例えば電池が二次電池の場合当該二次電池に充電する回路を備えるものとすると良い。筐体は、電池と回路部を収納するためのものであり、容器やケースとも称される。例えば、複数のパーツを組み合わせて全体を構成するとよく、特に、電池を収納する部分は、例えば電池の周囲を取り囲む筒状にすると良い。導通は、例えば第一コネクタと第二コネクタが接続され電池から電力供給される場合に回路部の少なくとも一部に電流が流れ得るような状態である。電源コードは、例えばリード線とすると良い。リード線にすると、例えば電池を大容量のものにした場合でも、それに対応した太さのリード線を用いることで容易に対応できるので良い。特に電池から回路部までの間に、電池からの電力供給を遮断するスイッチを設けないようにすると良い。このようにすると当該スイッチの設置に必要な空間が不要となり、装置の小型化が図れるので良い。
【0008】
本発明は、第一コネクタと第二コネクタを外すことで、電池から回路部への電流の通電が遮断される。よって、例えば装置を使用しない場合、第一コネクタと第二コネクタを外しておくことで、当該使用しない間に回路部に電池からの電流が流れて電池の容量が減少してしまう量を低減し、ユーザが実際に装置を使用しようとした場合、装置は正常に動作する。
【0009】
例えば第一コネクタは電池と一体になっており、また、第二コネクタは回路部に導通するように繋がっている。例えば第一コネクタと第二コネクタを外した場合でも、第一コネクタや第二コネクタが紛失したり、ユーザがコネクタを見失ったりすることが無く、ユーザは、次に使用する際に第一コネクタと第二コネクタを探すこと無く簡単に接続することができる。また、ユーザは、第一コネクタと第二コネクタが繋がっているか外れているかの接続状態を目視により容易に確認でき、所望の状態でなければ接続/離反処理を行うことで、適切な電池の保護/使用状態になる。
【0010】
回路部は、一つでもよいし、複数としても良い。複数は、例えば、電池が二次電池の場合にはその二次電池を充電する充電回路や、電池の電圧を監視する電圧監視回路や、外部の機器に電力を供給する電力出力回路等がある。複数としたときは、第一コネクタと第二コネクタを外したことにより電池からの電流が流れなくなる対象は、複数の内の一部の回路部でも良いが、全ての回路部とすると電池の残容量が低下するのをより効果的に抑制できるので好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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