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公開番号2024053997
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-16
出願番号2022160554
出願日2022-10-04
発明の名称縫製装置、縫製方法、及び縫製システム
出願人オムロン株式会社,株式会社松屋アールアンドディ
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類D05B 29/02 20060101AFI20240409BHJP(縫製;刺しゅう;タフティング)
要約【課題】被縫製材を曲線状に縫製する場合に、被縫製材のたわみの発生を抑制する。
【解決手段】ミシン30は、ミシン針33と、被縫製材Mを上方から押さえる第1の押さえ部34と、第1の押さえ部34とは別に被縫製材Mを上方から押さえる第2の押さえ部36と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
縫い針と、被縫製材を上方から押さえる第1の押さえ部と、前記第1の押さえ部とは別に前記被縫製材を上方から押さえる第2の押さえ部と、を備えた縫製装置。
続きを表示(約 860 文字)【請求項2】
前記縫い針が前記被縫製材を縫製する位置である縫製点と前記第2の押さえ部との距離は、前記縫製点と前記第1の押さえ部との距離よりも大きい、請求項1に記載の縫製装置。
【請求項3】
前記第2の押さえ部は、前記被縫製材の縫製中は常に当該被縫製材を上方から押さえる、請求項1に記載の縫製装置。
【請求項4】
前記第2の押さえ部と前記被縫製材とが接触する部分の送り方向に対して直交する直交方向における長さは、前記接触する部分の前記送り方向における長さより短い、請求項1に記載の縫製装置。
【請求項5】
前記第2の押さえ部は、前記縫い針に比べて、送り方向に対してまだ縫製されていない前記被縫製材の方向に備えられる、請求項1に記載の縫製装置。
【請求項6】
前記第2の押さえ部は、前記縫い針に対して、送り方向に対して直交する直交方向の成分を有する外部力が前記被縫製材に加えられている位置と反対側に備えられる、請求項1に記載の縫製装置。
【請求項7】
前記第2の押さえ部は、前記縫い針に対して、前記被縫製材が保持されている位置と反対側に備えられる、請求項1に記載の縫製装置。
【請求項8】
前記第1の押さえ部は、前記縫い針を囲んで前記被縫製材を上方から押さえ、前記第2の押さえ部は、前記縫い針を囲まずに、前記被縫製材を上方から押さえる、請求項1に記載の縫製装置。
【請求項9】
前記縫い針と連動して前記被縫製材を送る送り部を備え、前記第1の押さえ部は前記送り部と連動する、請求項1に記載の縫製装置。
【請求項10】
前記縫い針は、ロボットによって保持された2つの前記被縫製材を縫製し、
前記ロボットは、前記2つの被縫製材のうち少なくとも一方に対して、送り方向に対して直交する直交方向の成分を有する外部力を加える、
請求項1に記載の縫製装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、縫製装置、縫製方法、及び縫製システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、2次元で被縫製材を回転させて縫製する自動縫製装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-165323号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
被縫製材を曲線状に縫製するために、被縫製材の送り方向に対して直交する直交方向の成分を有する外部力を加えることで、当該被縫製材に力がかかった状態で縫製する場合がある。しかしながら、このような縫製を行うと、被縫製材がたわんでしまうという課題があった。
【0005】
本開示では、被縫製材を曲線状に縫製する場合に、被縫製材のたわみの発生を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、第1の態様に係る縫製装置は、縫い針と、被縫製材を上方から押さえる第1の押さえ部と、前記第1の押さえ部とは別に前記被縫製材を上方から押さえる第2の押さえ部と、を備える。これにより、被縫製材を曲線状に縫製する場合に、被縫製材のたわみの発生を抑制することができる。なお、第1の押さえ部には、H型形状、コの字型形状、又は円筒形状等の縫い針を囲むものに加えて、縫い針が通る位置のすぐ横に配置される車輪形状等の縫い針を囲まないものも含む。また、第1の押さえ部には、被縫製材の縫製位置を縫い針が通る位置へ送るもの、及び縫い針によって縫製する場合に被縫製材が浮くことを抑制するための保持動作として被縫製材を押さえるもの等を含む。
【0007】
また、第2の態様に係る縫製装置は、第1の態様に係る縫製装置において、前記縫い針が前記被縫製材を縫製する位置である縫製点と前記第2の押さえ部との距離は、前記縫製点と前記第1の押さえ部との距離よりも大きい。第2の押さえ部が動きやすい部分を押さえることで、効果的にたわみの発生を抑制することができる。
【0008】
また、第3の態様に係る縫製装置は、第1の態様又は第2の態様に係る縫製装置において、前記第2の押さえ部は、前記被縫製材の縫製中は常に当該被縫製材を上方から押さえる。これにより、第2の押さえ部が被縫製材の縫製中は常に被縫製材を上方から押さえない場合に比較して、より被縫製材のたわみの発生を抑制することができる。
【0009】
また、第4の態様に係る縫製装置は、第1の態様から第3の態様のうち何れか1態様に係る縫製装置において、前記第2の押さえ部と前記被縫製材とが接触する部分の送り方向に対して直交する直交方向における長さは、前記接触する部分の前記送り方向における長さより短い。これにより、外部力により直交方向へ移動させるときの摩擦力を送り方向に比べて小さくすることができる。
【0010】
また、第5の態様に係る縫製装置は、第1の態様から第4の態様のうち何れか1態様に係る縫製装置において、前記第2の押さえ部は、前記縫い針に比べて、送り方向に対してまだ縫製されていない前記被縫製材の方向に備えられる。これにより、まだ縫製されていない、動きやすい部分を押さえることで効果的にたわみの発生を抑制することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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