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公開番号2024053366
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-15
出願番号2022159591
出願日2022-10-03
発明の名称制動制御装置
出願人株式会社アドヴィックス
代理人個人,個人
主分類B60T 8/00 20060101AFI20240408BHJP(車両一般)
要約【課題】操作部材を操作する際の操作反力が0(零)になることを抑制しつつ、運転者の操作部材の操作をアシストすることができる制動制御装置を提供すること。
【解決手段】車両の制動装置BSは、電気モータ41の出力軸411の回転位置に応じた制動力を車輪11に発生させるサービスブレーキ40と、操作部材61に対する手動操作により、車輪11に制動力を発生させる手動式のパーキングブレーキ60とを備えている。制動制御装置80は、電気モータ41の回転位置を取得する位置取得部M11と、回転位置と電気モータ41に対する通電量との関係であるアシスト関係を記憶する記憶部831と、駐車制動力を車輪11に発生させる場合に、アシスト関係に基づいて回転位置に応じた通電量を導出し、当該通電量を電気モータ41に供給するアシスト制御を実施する制御部M15とを備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
変位部材をアクチュエータで変位させることにより、当該変位部材の位置に応じた制動力を車両の車輪に発生させる電動のサービスブレーキと、
前記車両の操作部材に対する手動操作により、前記車輪に制動力を発生させる手動式のパーキングブレーキと、を備える制動装置であって、
前記操作部材が手動操作された場合に、前記パーキングブレーキによる主制動力に前記サービスブレーキによる補助制動力を加えた駐車制動力を前記車輪に付与する制動装置に適用され、
前記変位部材の位置を取得する位置取得部と、
前記補助制動力を前記車輪に発生させる際の前記アクチュエータへの通電量を、前記変位部材の位置に対応付けるアシスト関係を記憶する記憶部と、
前記駐車制動力を前記車輪に発生させる場合に、前記アシスト関係に基づいて、前記位置取得部により取得された前記変位部材の位置から前記通電量を導出し、当該通電量を前記アクチュエータに供給するアシスト制御を実施する制御部と、を備えている
ことを特徴とする制動制御装置。
続きを表示(約 950 文字)【請求項2】
前記アシスト関係は、前記変位部材の初期位置からの前記補助制動力が増大する方向への前記変位部材の変位量が所定量に達するまでは、0(零)よりも大きい前記通電量である待機通電量を、前記変位部材の位置に対応付け、前記変位量が前記所定量を超えてからは、前記待機通電量よりも大きい前記通電量であって、前記変位量が大きいほど大きい前記通電量を、前記変位部材の位置に対応付ける
請求項1に記載の制動制御装置。
【請求項3】
前記アシスト制御における前記アクチュエータへの通電量に対して上限が設定されており、
前記制御部は、前記アシスト制御において、前記アクチュエータの通電量が前記上限を超えない範囲で、当該アクチュエータへの通電を制御する
請求項1又は請求項2に記載の制動制御装置。
【請求項4】
前記車両の運転者が前記操作部材を操作しているか否かを判定する判定部を備え、
前記制御部は、
前記アシスト制御を実施している状態で前記判定部によって前記運転者が前記操作部材を操作していないと判定されている場合に、前記アシスト制御を停止し、前記判定部によって前記運転者が前記操作部材を操作していると判定されている場合に、停止していた前記アシスト制御を再開する
請求項1に記載の制動制御装置。
【請求項5】
前記記憶部は、前記アシスト関係として、前記駐車制動力を増大させる場合の第1アシスト関係と、前記車輪での前記駐車制動力の発生を解除する場合の第2アシスト関係と、を記憶しており、
前記第2アシスト関係は、前記第1アシスト関係に基づいて前記アクチュエータの通電量を導出する場合よりも大きい値を当該通電量として導出できるように設定されており、
前記制御部は、前記アシスト制御において、前記駐車制動力を増大させる場合には前記第1アシスト関係に基づいて前記アクチュエータへの通電量を導出し、前記車輪への前記駐車制動力の付与を解除する場合には前記第2アシスト関係に基づいて前記アクチュエータへの通電量を導出する
請求項1、請求項2及び請求項4のうち何れか一項に記載の制動制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、手動式のパーキングブレーキを備えた車両用の制動装置に適用される制動制御装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、電動のサービスブレーキと電動のパーキングブレーキとを備えた制動装置を開示している。当該制動装置では、パーキングブレーキの作動によって車輪に駐車制動力を発生させる場合には、サービスブレーキも作動させる。この場合、サービスブレーキは、車輪に設けられているホイールシリンダの液圧が所定の液圧となるように作動する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2017-528372号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
手動式のパーキングブレーキを備える制動装置において、パーキングブレーキの作動によって駐車制動力を車輪に発生させる際に上述のようにサービスブレーキを作動させる場合を考える。この場合、操作レバーなどの操作部材を車両の運転者が操作し始めると、ホイールシリンダの液圧が所定の液圧となるようにサービスブレーキが作動する。そのため、車輪に駐車制動力を発生させる際において、運転者の操作部材の操作量が比較的少ない段階では、操作部材の操作反力がほぼ0(零)となり、操作部材の操作に対する違和感を運転者に与えてしまうおそれがある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するための制動制御装置は、変位部材をアクチュエータで変位させることにより、当該変位部材の位置に応じた制動力を車両の車輪に発生させる電動のサービスブレーキと、前記車両の操作部材に対する手動操作により、前記車輪に制動力を発生させる手動式のパーキングブレーキと、を備える制動装置であって、前記操作部材が手動操作された場合に、前記パーキングブレーキによる主制動力に前記サービスブレーキによる補助制動力を加えた駐車制動力を前記車輪に付与する制動装置に適用される。当該制動制御装置は、前記変位部材の位置を取得する位置取得部と、前記補助制動力を前記車輪に発生させる際の前記アクチュエータへの通電量を、前記変位部材の位置に対応付けるアシスト関係を記憶する記憶部と、前記駐車制動力を前記車輪に発生させる場合に、前記アシスト関係に基づいて、前記位置取得部により取得された前記変位部材の位置から前記通電量を導出し、当該通電量を前記アクチュエータに供給するアシスト制御を実施する制御部と、を備えている。
【0006】
運転者の操作部材の操作によってパーキングブレーキが作動し、車輪に主制動力が付与されるようになると、サービスブレーキでは、そのときの変位部材の位置に応じた通電量がアクチュエータに供給される。これにより、パーキングブレーキの作動に対してサービスブレーキの作動を協調させることができる。その結果、操作部材を操作する際の操作反力が0(零)になることを抑制しつつ、運転者の操作部材の操作をアシストすることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、実施形態の制動制御装置と、同制動制御装置が適用される制動装置とを示す概略構成図である。
図2は、電気モータの通電量と電気モータの出力軸の回転位置との関係を示すマップである。
図3は、同制動制御装置で実行されるマップ選択処理を示すフローチャートである。
図4は、同制動制御装置で実行されるモータ駆動処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、制動制御装置の一実施形態を図1~図4に従って説明する。
図1は、車両の制動装置BSと、制動装置BSに適用される制動制御装置80とを図示している。制動装置BSは、車輪11に対して設けられているドラムブレーキ20と、電動のサービスブレーキ40と、手動式のパーキングブレーキ60とを備えている。
【0009】
<ドラムブレーキ>
ドラムブレーキ20は、車両の車体に固定されているバッキングプレート21と、車輪11と一体に回転する回転体とを備えている。ドラムブレーキ20は、回転体として、車輪11の車軸に固定されているブレーキドラム22を備えている。ブレーキドラム22は、車輪11の回転軸11zを中心とする円筒状の円筒部221を有している。円筒部221の内周面を「ブレーキドラム22の内周面22a」という。
【0010】
ブレーキドラム22は、円筒部221の内側に配置されている2つのブレーキシュー25,26を備えている。ブレーキシュー25,26は、「摩擦部材」の一例である。両ブレーキシュー25,26は、ブレーキドラム22の内周面22aの形状に倣った円弧状をなしている。両ブレーキシュー25,26は摩擦材27をそれぞれ有している。図1におけるブレーキシュー25,26の上端部を「ブレーキシュー25,26の第1端部」とし、図1におけるブレーキシュー25,26の下端部を「ブレーキシュー25,26の第2端部」とする。
(【0011】以降は省略されています)

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