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公開番号2024052699
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-11
出願番号2024018933,2022141276
出願日2024-02-09,2022-09-06
発明の名称カメラボディ及びレンズ鏡筒
出願人株式会社ニコン
代理人個人
主分類G03B 17/18 20210101AFI20240404BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】鏡筒長を短くして収納可能なレンズ鏡筒を装着して使用する際の操作性を向上させたカメラボディを提供する。
【解決手段】収納状態と撮影状態とを有するレンズ鏡筒101と通信可能なカメラボディ130であって、撮像部201と、表示部202と、レンズ鏡筒101と通信し、収納状態又は撮影状態を示す情報をレンズ鏡筒101から受信する通信部と、電力が供給される第1状態と電力が供給されない第2状態とを切り替える操作部S2と、を備え、操作部S2によって第1状態に切り替えられ且つレンズ鏡筒101から撮影状態を示す情報を受信した場合、撮像部201は被写体像を撮像可能であり、表示部202は被写体像を表示可能であり、操作部S2によって第1状態に切り替えられ且つレンズ鏡筒101から収納状態を示す情報を受信した場合、撮像部201は被写体像を撮像できず、表示部202は収納状態であることを示す表示を行う。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
収納状態と撮影状態とを有するレンズ鏡筒と通信可能なカメラボディであって、
被写体像を撮像する撮像部と、
前記被写体像を表示する表示部と、
前記レンズ鏡筒と通信し、前記収納状態又は前記撮影状態を示す情報を前記レンズ鏡筒から受信する通信部と、
電源部から電力が供給される第1状態と、前記電源部から電力が供給されない第2状態と、を切り替える操作部と、を備え、
前記操作部によって前記第1状態に切り替えられ且つ前記レンズ鏡筒から前記撮影状態を示す情報を受信した場合、前記撮像部は前記被写体像を撮像可能であり、前記表示部は前記被写体像を表示可能であり、
前記操作部によって前記第1状態に切り替えられ且つ前記レンズ鏡筒から前記収納状態を示す情報を受信した場合、前記撮像部は前記被写体像を撮像できず、前記表示部は前記収納状態であることを示す表示を行うカメラボディ。
続きを表示(約 760 文字)【請求項2】
前記表示部は、前記収納状態であることを示す表示を行った後、前記収納状態が維持されている場合は表示を停止する請求項1に記載のカメラボディ。
【請求項3】
前記第1状態であり且つ前記レンズ鏡筒から前記撮影状態を示す情報を受信した場合、光を発光する発光部を備える請求項1又は請求項2に記載のカメラボディ。
【請求項4】
前記発光部は、前記第1状態であり且つ前記レンズ鏡筒から前記収納状態を示す情報を受信した場合、光を発光しない請求項3に記載のカメラボディ。
【請求項5】
前記表示部は、前記第1状態であり且つ前記レンズ鏡筒から前記撮影状態を示す情報を受信した場合、前記収納状態であることを示す表示を行わない請求項1に記載のカメラボディ。
【請求項6】
前記収納状態であることを示す表示は、文字で表示される請求項1から請求項5の何れか1項に記載のカメラボディ。
【請求項7】
前記収納状態における前記レンズ鏡筒が有するレンズと前記撮像部との間隔は、前記撮影状態における前記レンズと前記撮像部との間隔より狭い請求項1から請求項6の何れか1項に記載のカメラボディ。
【請求項8】
前記通信部を有するマウント部を備える請求項1から請求項7の何れか1項に記載のカメラボディ。
【請求項9】
前記通信部を付勢し、導電性を有する付勢部を備える請求項8に記載のカメラボディ。
【請求項10】
前記撮像部及び前記表示部を制御する制御部と、
前記付勢部と前記制御部とを接続するフレキシブル基板と、
を備える請求項9に記載のカメラボディ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、カメラボディ及びレンズ鏡筒に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ズーミング操作部材をズーミング動作の範囲外に操作することにより、レンズを光軸方向に沿ってマウント側へ移動させて鏡筒の全長(以下、鏡筒長という)を短くするように構成されたレンズ鏡筒が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平2-25815号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような鏡筒長を短くして収納可能なレンズ鏡筒を装着したカメラにおいては、電源がオンしている使用状態から不使用の状態にするには、レンズ鏡筒の鏡筒長を短くした後、カメラボディの電源をオフすることになるため、操作性が悪いという問題があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、収納状態と撮影状態とを有するレンズ鏡筒と通信可能なカメラボディであって、被写体像を撮像する撮像部と、前記被写体像を表示する表示部と、前記レンズ鏡筒と通信し、前記収納状態又は前記撮影状態を示す情報を前記レンズ鏡筒から受信する通信部と、電源部から電力が供給される第1状態と、前記電源部から電力が供給されない第2状態と、を切り替える操作部と、を備え、前記操作部によって前記第1状態に切り替えられ且つ前記レンズ鏡筒から前記撮影状態を示す情報を受信した場合、前記撮像部は前記被写体像を撮像可能であり、前記表示部は前記被写体像を表示可能であり、前記操作部によって前記第1状態に切り替えられ且つ前記レンズ鏡筒から前記収納状態を示す情報を受信した場合、前記撮像部は前記被写体像を撮像できず、前記表示部は前記収納状態であることを示す表示を行うカメラボディに関する。
また、本発明は、上記カメラボディに対して着脱可能なレンズ鏡筒に関する。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、鏡筒長を短くして収納可能なレンズ鏡筒を使用する際の操作性を向上させたカメラボディ及びレンズ鏡筒を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態のカメラシステムを示す概略断面図である。
第1実施形態におけるカメラシステムの構成を示す回路図である。
第1実施形態に示す2つのスイッチの状態とカメラシステムの電源状態との組み合わせを示す説明図である。
第2実施形態におけるカメラシステムの構成を示す回路図である。
第2実施形態において電源部による電力の供給を遮断している状態から電力の供給を開始するまでの電源制御部による処理手順を示すフローチャートである。
第2実施形態において電源部による電力を供給している状態から電力の供給を遮断するまでの電源制御部による処理手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して、本発明に係わるカメラボディ及びレンズ鏡筒をデジタルカメラに適用した場合の実施形態について説明する。なお、図1の説明では、被写体側(図中左側)を前側といい、液晶モニタ202側(図中右側)を後側という。
(第1実施形態)
【0009】
図1は、第1実施形態のカメラシステムを示す概略断面図である。カメラシステム100は、光学系を移動可能に保持するレンズ鏡筒101と、撮像装置としてのカメラ本体130とを備える。カメラシステム100はレンズ交換式のデジタルカメラであり、カメラ本体130に対して、レンズ鏡筒101が着脱自在に装着される。
【0010】
まず、レンズ鏡筒101について説明する。図1において、光軸Aの上側半分は、レンズ鏡筒101の鏡筒長を短くして収納した状態(以下、収納状態という)での断面図を示し、下側半分は撮影状態での断面図を示している。図1に示す撮影状態において、後述の前群レンズL1及び後群レンズL2からなる光学系と後述の撮像部201とは、光軸A方向に第1の間隔を置いて配置された状態となる。また、図1に示す収納状態において、前群レンズL1及び後群レンズL2からなる光学系と撮像部201との間隔は、前記第1の間隔よりも狭い第2の間隔で配置された状態となる。
(【0011】以降は省略されています)

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