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公開番号2024052394
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-11
出願番号2022159080
出願日2022-09-30
発明の名称アクセル装置
出願人株式会社デンソー
代理人弁理士法人服部国際特許事務所
主分類B60K 26/02 20060101AFI20240404BHJP(車両一般)
要約【課題】部材の組み付け性を確保しつつ、組み付け位置のばらつきを抑制可能なアクセル装置を提供する。
【解決手段】アクセル装置は、ペダル70とアーム80と締結部材62と位置決め部90とを備える。ペダル70は、運転者により踏込操作される。アーム80は、ペダル70に接続するよう設けられ、運転者の踏込力に対する反力を付与可能な反力付与装置からの前記反力が付与される。締結部材62は、アーム80をペダル70に固定可能である。位置決め部90は、アーム80とペダル70との相対移動を規制可能である。アーム80は、ペダル70に接続する接続部82、および、締結部材62が挿通するよう接続部82に設けられた通し穴部84を有する。位置決め部90は、他部材と係合可能な互いに平行な2つの位置決め平面部91を有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
運転者により踏込操作されるペダル(70)と、
前記ペダルに接続するよう設けられ、前記運転者の踏込力に対する反力を付与可能な反力付与装置からの前記反力が付与されるアーム(80)と、
前記アームを前記ペダルに固定可能な締結部材(62)と、
前記アームと前記ペダルとの相対移動を規制可能な位置決め部(90)と、を備え、
前記アームは、前記ペダルに接続する接続部(82)、および、前記締結部材が挿通するよう前記接続部に設けられた通し穴部(84)を有し、
前記位置決め部は、他部材と係合可能な互いに平行な2つの位置決め平面部(91、911、912、941、942、951、952)を有するアクセル装置。
続きを表示(約 510 文字)【請求項2】
前記締結部材は複数設けられ、
前記位置決め平面部は、複数の前記締結部材のうち2つの前記締結部材を結ぶ直線(L1)に対し平行である請求項1に記載のアクセル装置。
【請求項3】
前記アームは、前記アームに対し前記反力を付与する前記反力付与装置のレバー(40)に当接可能に設けられ前記反力を受ける反力受け当接面(83)を有し、
前記位置決め平面部は、前記反力受け当接面に対し平行である請求項1または2に記載のアクセル装置。
【請求項4】
前記位置決め平面部は、前記通し穴部に設けられている請求項1または2に記載のアクセル装置。
【請求項5】
前記位置決め部は、前記ペダルまたは前記接続部の一方に設けられた位置決め凹部(92、921、922、94)、および、前記ペダルまたは前記接続部の他方に設けられ前記位置決め凹部に入り込み可能な位置決め凸部(93、931、932、95、961)を有し、
前記位置決め平面部は、前記位置決め凹部または前記位置決め凸部のうち少なくとも前記位置決め凹部に設けられている請求項1または2に記載のアクセル装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、アクセル装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、運転者により踏込操作されるペダルを備えるアクセル装置のペダルに対し、運転者の踏込力に対する反力を付与可能な反力付与装置が知られている。
【0003】
例えば特許文献1に記載のアクセル装置は、反力付与装置からの反力が付与されるアームを備えている。このアームは、反力付与装置からの反力が付与される端部とは反対側の端部が、2つの締結部材によりアクセル装置のペダルに固定されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6325094号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載のアクセル装置では、締結部材が挿通可能な通し穴部がアームに形成されている。ここで、アームおよびペダルの形状ばらつきに対する組み付け性確保のため、通し穴部と締結部材との間には所定の隙間が形成されている。この隙間により、ペダルに対するアームの組み付け位置にばらつきが生じるおそれがある。これにより、反力付与装置からアームに付与される反力にばらつきが生じるおそれがある。
【0006】
本発明の目的は、部材の組み付け性を確保しつつ、組み付け位置のばらつきを抑制可能なアクセル装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係るアクセル装置は、ペダル(70)とアーム(80)と締結部材(62)と位置決め部(90)とを備える。ペダルは、運転者により踏込操作される。アームは、ペダルに接続するよう設けられ、運転者の踏込力に対する反力を付与可能な反力付与装置からの前記反力が付与される。
【0008】
締結部材は、アームをペダルに固定可能である。位置決め部は、アームとペダルとの相対移動を規制可能である。アームは、ペダルに接続する接続部(82)、および、締結部材が挿通するよう接続部に設けられた通し穴部(84)を有する。
【0009】
位置決め部は、他部材と係合可能な互いに平行な2つの位置決め平面部(91、911、912、941、942、951、952)を有する。そのため、2つの位置決め平面部と他部材との係合により、位置決め平面部に対し平行な方向へのアームとペダルとの相対移動を許容しつつ、位置決め平面部に対し垂直な方向へのアームとペダルとの相対移動を規制可能である。これにより、位置決め平面部に対し平行な方向へのアームとペダルとの相対移動を許容することで組み付け性を確保しつつ、位置決め平面部に対し垂直な方向へのアームとペダルとの相対移動を規制することで組み付け位置のばらつきを抑制できる。したがって、部材の組み付け性の確保と組み付け位置ばらつきの低減とを両立できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1実施形態のアクセル装置、および、それを適用した反力付与装置を示す図。
第1実施形態のアクセル装置、および、それを適用した反力付与装置を示す斜視図。
第1実施形態のアクセル装置を示す斜視図。
第1実施形態のアクセル装置の一部を示す斜視図。
第1実施形態のアクセル装置のアームを示す図。
第1実施形態のアクセル装置の効果を説明するための図であって、アクセル装置の一部を示す模式図。
第2実施形態のアクセル装置を示す斜視図。
第2実施形態のアクセル装置の一部を示す斜視図。
第2実施形態のアクセル装置のアームの一部を示す斜視図。
第3実施形態のアクセル装置を示す斜視図。
第3実施形態のアクセル装置の一部を示す斜視図。
第3実施形態のアクセル装置のアームの一部を示す斜視図。
第4実施形態のアクセル装置の一部を示す斜視図。
第4実施形態のアクセル装置の一部を示す断面図。
第5実施形態のアクセル装置の一部を示す斜視図。
第5実施形態のアクセル装置の一部を示す断面図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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