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公開番号2024052241
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-11
出願番号2022158825
出願日2022-09-30
発明の名称シート給送装置及び画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類B65H 3/52 20060101AFI20240404BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】 給送装置を装置本体から引き出しても、搬送ローラが露出していないためにローラ交換が困難という課題を解決する。
【解決手段】 シート給送装置(230)は、シート(P)が積載されるシート積載部(2)と、前記シート積載部(2)に積載されたシート(P)を給送するピックアップローラ(8)と、前記ピックアップローラ(8)によるシート給送方向において前記ピックアップローラ(8)の下流側に配置され、シート(P)を搬送するためのフィードローラ(9)と、前記フィードローラ(9)と共に分離ニップ(119)を形成し、前記分離ニップ(119)においてシート(P)を1枚ずつ分離するためのリタードローラ(10)と、前記ピックアップローラ(8)とフィードローラ(9)を着脱可能に露出して保持するホルダ(240)と、を有し、前記ホルダ(240)は、装置本体手前側へ着脱可能に保持されている。
【選択図】 図3
特許請求の範囲【請求項1】
シートが積載されるシート積載部と、
前記シート積載部に積載されたシートを給送するピックアップローラと、
前記ピックアップローラによるシート給送方向において前記ピックアップローラの下流側に配置され、シートを搬送するためのフィードローラと、
前記フィードローラと共に分離ニップを形成し、前記分離ニップにおいてシートを1枚ずつ分離するためのリタードローラと、
前記ピックアップローラとフィードローラを着脱可能に露出して保持するホルダと、
を有し、
前記ホルダは、装置本体手前側へ着脱可能に保持されることを特徴とするシート給送装置。
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
前記ホルダは把手部を備え、前記把手部は前記ホルダが保持している前記搬送ローラと対向側に位置することを特徴とする請求項1に記載のシート給送装置。
【請求項3】
前記把手部は操作部を有し、前記操作部は前記ホルダから突出した突起部を備え、前記突起部はシート給送装置に設けられた凹部と係合することを特徴とする請求項1又は2に記載のシート給送装置。
【請求項4】
前記ホルダは揺動ホルダを揺動自在に保持し、前記ホルダを装置本体に対して着脱するときに前記ホルダを案内するレールガイドを備え、前記揺動ホルダは、前記ホルダを装置本体に装着した状態では前記レールガイドと係合せず、前記ホルダを装置本体に対して着脱する途中の状態では前記レールガイドと係合して前記ホルダに対して揺動が規制される、ことを特徴とする請求項1に記載のシート給送装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シートを給送するシート給送装置及びこれを備える画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、プリンタ、複写機等の画像形成装置では、カセットに積載されたシートを給送するシート給送装置を備えている。シート給送装置はシートを1枚ずつ画像形成部に給送するために、ピックアップローラによってカセットに積載されたシートを下流へ送り出し、フィードローラとリタードローラによって形成される分離ニップと、リタードローラに接続されたトルクリミッタによって分離ニップにおいてシートを1枚ずつに分離する構成が知られている。
【0003】
特許文献1では、シート給送装置において、ピックアップローラとフィードローラ、分離ローラを容易に交換するために、ピックアップローラ、フィードローラ、分離ローラを備えた給送装置を画像形成装置本体から引き出す構成が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2000-085994号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の構成では、画像形成装置本体から給送装置を引き出すことはできるが、一方で給送装置を引き出してからピックアップローラ、フィードローラ、分離ローラを交換する際に、ローラが露出していないため、給送装置からのローラ交換がユーザーにとっては困難である。
【0006】
そこで、本発明では、ピックアップローラ、フィードローラ、分離ローラを画像形成装置本体から引き出した後のローラ交換性良化を目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明に係るシート給送装置の代表的な構成は、シートが積載されるシート積載部と、シート積載部に積載されたシートPを給送するピックアップローラと、ピックアップローラによるシート給送方向においてピックアップローラの下流側に配置され、シートPを搬送するためのフィードローラと、フィードローラと共に分離ニップを形成し、分離ニップにおいてシートPを1枚ずつ分離するためのリタードローラと、ピックアップローラとフィードローラを着脱可能に露出して保持するホルダと、を有し、ホルダは、装置本体手前側へ着脱可能に給装装置に保持されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、装置本体からホルダを取り出すと、取り出し時にローラが露出しているため、ホルダ取り出し後のローラ交換性が視認性よく簡単に交換が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施の形態に係る画像形成装置の概略構成を示す図である。
本発明の実施の形態に係るシート給送装置の構成を示す模式図である。
本発明の実施の形態に係るホルダの構成を示す模式図である。
本発明の実施の形態に係るホルダとシート給送装置との係合を示す模式図である。
本発明の実施の形態に係るシート給送装置からホルダを取り外した状態を示す模式図である。
本発明の実施の形態に係るシート給送装置のレールガイドとホルダのガイド部の関係を示す模式図である。
本発明の実施の形態に係るシート給送装置ホルダが取りついた状態を示す模式図である。
本発明の実施の形態に係るホルダからピックアップローラとフィードローラを取り外した状態を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の概略構成を示す図である。図1において、201は画像形成装置、201Aは画像形成装置本体、201Bはシートに画像を形成する画像形成部である。202は画像形成装置本体201Aの上方に略水平に設置された画像読取装置であり、この画像読取装置202と画像形成装置本体201Aとの間に、シート排出用の排出空間Sが形成されている。
(【0011】以降は省略されています)

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