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公開番号2024052228
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-11
出願番号2022158806
出願日2022-09-30
発明の名称面状発熱体及びその製造方法
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H05B 3/20 20060101AFI20240404BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】複雑な多層構成を必要とせず、効率的に温風を生成することを可能とする面状発熱体、その製造方法、該発熱体からなる発熱体シート、該発熱体を具備する温風供給装置、及び該温風供給装置を備えたインクジェットプリンターを提供すること。
【解決手段】基材、前記基材上の発熱層と、前記発熱層と接する電極と、前記電極及び前記発熱層を覆う保護層と、を備え、前記基材、前記発熱層及び前記保護層を貫通する1以上の貫通孔を有し、発熱層の貫通孔隣接部分は、発熱層のその他の部分より厚いか、又は、体積抵抗率が低いことを特徴とする面状発熱体を提供する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
基材、前記基材上の発熱層と、前記発熱層と接する電極と、前記電極及び前記発熱層を覆う保護層と、を備え、
前記基材、前記発熱層及び前記保護層を貫通する1以上の貫通孔を有し、
発熱層の貫通孔隣接部分は、発熱層のその他の部分より厚いか、又は、体積抵抗率が低いことを特徴とする面状発熱体。
続きを表示(約 880 文字)【請求項2】
前記発熱層の貫通孔隣接部分における膜厚(T1[μm])と、その他の部分の膜厚(T2[μm])とが、
1<T1/T2≦1.2
を満たすことを特徴とする請求項1に記載の面状発熱体。
【請求項3】
前記電極に電力を印加した時、表面の貫通孔付近部分の温度(Y[℃])と、前記表面の貫通孔付近以外の部分の温度(X[℃])とが、
X<Y
を満たすことを特徴とする請求項1に記載の面状発熱体。
【請求項4】
前記電極に1.0w/cm

の電力を印加した時に、表面の貫通孔付近部分の温度(Y[℃])と、前記表面の貫通孔付近以外の部分の温度(X[℃])とが、
0<Y-X≦30
を満たすことを特徴とする請求項1に記載の面状発熱体。
【請求項5】
厚さが2.0mm以下であることを特徴とする、請求項1に記載の面状発熱体。
【請求項6】
前記貫通孔の近傍に、発熱層を有さない部分を有することを特徴とする請求項1に記載の面状発熱体。
【請求項7】
請求項1~6のいずれか1項に記載の面状発熱体からなる発熱体シート。
【請求項8】
請求項1~6のいずれか1項に記載の面状発熱体と、前記貫通孔に空気を流す送風機とを具備することを特徴とする温風供給装置。
【請求項9】
請求項8に記載の温風供給装置を備えたインクジェットプリンター。
【請求項10】
基材上に発熱層導電性材料を塗布又は印刷する発熱層形成工程、
発熱層が形成された前記基材上に電極用導電性材料を塗布又は印刷する電極の形成工程、
前記発熱層と前記電極が形成された前記基材上に絶縁性材料を塗布又は印刷する保護層形成工程、及び
保護層から前記基材までを貫く貫通孔を形成する貫通孔形成工程を有する、
ことを特徴とする面状発熱体の製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、暖房器具や乾燥機に使用する温風生成機の面状発熱体、その製造方法、該発熱体からなる発熱体シート、該発熱体を具備する温風供給装置、及び該温風供給装置を備えたインクジェットプリンターに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
温風生成機は、暖房器具や乾燥機等、熱を発生することを目的とする装置に用いられるだけでなく、プリンターや半導体装置へ組み込まれて、内部で温風供給のために用いられる等、幅広く利用されている。温風生成機用の発熱体には、その用途により様々な形や材質が用いられている。最も一般的な発熱体は、ニクロムや鉄等の金属線をコイル状に巻いたものを多数配置するタイプであり、そこに通風して用いられる。これら発熱体は、通電時には金属製発熱体の温度が500℃以上の高温になるため、装置内部に組み込んで用いられる際は、周囲の電子部品に悪影響を及ぼすことや、そのような悪影響を回避するために装置の構成や材質が制限されることが課題として挙げられる。
【0003】
別の発熱体として、導電性粉末を熱可塑性樹脂や熱硬化性樹脂中に混錬したものを樹脂フィルム等の電気絶縁性基材に塗布、印刷等によって面状に形成してなるものがある。こうした発熱体は非常に薄くコンパクトであり、また発熱面積が広いため、例えば、暖房器具や加温器具に用いるのに有効である。面状の発熱体の一例として、特許文献1では、通風路を形成するための多数の円形の貫通孔を設けた基板上に抵抗体皮膜と電極層を設けた単位発熱板を複数枚積層した面状発熱体が提案されている。しかし、上記の形態の面状発熱体では、温風生成の効率を上げるため、複数の発熱層を積層した構成をしており、また、発熱層が多層になることで消費電力が大きくなることが問題として残る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特公昭59-14234号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
すなわち、本発明の課題は、複雑な多層構成を必要とせず、効率的に温風を生成することを可能とする面状発熱体、その製造方法、該発熱体からなる発熱体シート、該発熱体を具備する温風供給装置、及び該温風供給装置を備えたインクジェットプリンターを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するための面状発熱体は、基材、前記基材上の発熱層と、前記発熱層と接する電極と、前記電極及び前記発熱層を覆う保護層と、を備え、前記基材、前記発熱層及び前記保護層を貫通する1以上の貫通孔を有し、発熱層の貫通孔隣接部分は、発熱層のその他の部分より厚いか、又は、体積抵抗率が低いことを特徴とする。また、上記課題を解決するための面状発熱体の製造方法は、基材上に発熱層導電性材料を塗布又は印刷する発熱層形成工程、発熱層が形成された前記基材上に電極用導電性材料を塗布又は印刷する電極の形成工程、前記発熱層と前記電極が形成された前記基材上に絶縁性材料を塗布又は印刷する保護層形成工程、及び保護層から前記基材までを貫く貫通孔を形成する貫通孔形成工程を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、効率的に温風生成することができる面状発熱体、その製造方法、該発熱体からなる発熱体シート、該発熱体を具備する温風供給装置、及び該温風供給装置を備えたインクジェットプリンターを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の面状発熱体の一例の上面図を示す。
本開示の面状発熱体の一例の断面図を示す。
実施形態に係る面状発熱体の製造方法の一実施形態を示したフロー図である。
本開示の面状発熱体を備えた温風供給機の構成図である。
本開示の面状発熱体を備えた大判インクジェットプリンターの構成図である。
本開示の実施例3における面状発熱体の断面模式図である。
本開示の実施例5における面状発熱体の断面模式図である。
本開示の比較例1における面状発熱体の断面模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施の形態を詳しく説明する。ただし、以下の実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、それらの相対配置等は、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
【0010】
図1は面状発熱体1の上面図、図2は図1のA-A’断面模式図である。ただし、図1においては、説明のため、保護層5を省略している。面状発熱体1は、基材2、発熱層3、電極4、保護層5を有する。また、面状発熱体1は、貫通孔6を有する。発熱層3のうち、貫通孔6に隣接する部分である貫通孔隣接部分3aは好ましくは、その幅11が貫通孔6の半径と同じか、貫通孔6の半径より小さい。発熱層3の貫通孔隣接部分3aは、発熱層3のその他の部分3bより厚いか、又は、体積抵抗率が低い。このような構成とすることで、電極4に電力を印加した時、面状発熱体の表面の貫通孔付近部分8の温度(Y[℃])と、表面の貫通孔付近以外の部分の温度(X[℃])とが、X<Yを満たす。さらに好ましくは、電極4に1.0w/cm

の電力を印加した時に、0[℃]<Y-X≦30[℃]を満たす。なお、貫通孔付近部分8とは、面状発熱体1の表面の貫通孔6の周囲の領域であって、貫通孔6からの距離が、その貫通孔6の半径以内となる領域をいう。
(【0011】以降は省略されています)

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