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公開番号2024052109
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-11
出願番号2022158588
出願日2022-09-30
発明の名称キッチンペーパーロール
出願人大王製紙株式会社
代理人弁理士法人永井国際特許事務所
主分類A47L 13/16 20060101AFI20240404BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】巻長さが長くても意匠性、吸油性に優れるキッチンペーパーロールを提供する。
【解決手段】
1プライの坪量が15.0~23.0g/m2のシートが2プライに積層された、
エンボス加工による凹凸を有するキッチンペーパーが、巻き取られたキッチンペーパーロールであって、巻長さが22~32mであり、紙厚が1.5mm/5枚~2.2mm/5枚であり、各シートのエンボス加工時の凸部の頂部同士が対面して積層され、かつ、巻き取り内面側のシートの、巻き取り外面側のシートのエンボス加工による凸部に対応する部分に、巻き取り内面側シートの積層外面側に凸となっている部分が形成されている、キッチンペーパーロールにより解決される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
1プライの坪量が15.0~23.0g/m2のシートが2プライに積層された、
エンボス加工による凹凸を有するキッチンペーパーが、巻き取られたキッチンペーパーロールであって、
巻長さが22~32mであり、紙厚が1.5mm/5枚~2.2mm/5枚であり、
各シートのエンボス加工時の凸部の頂部同士が対面して積層され、かつ、巻き取り内面側のシートの、巻き取り外面側のシートのエンボス加工による凸部に対応する部分に、巻き取り内面側シートの積層外面側に凸となっている部分が形成されている、
ことを特徴とする、キッチンペーパーロール。
続きを表示(約 270 文字)【請求項2】
巻き取り内面側のシートのエンボス加工時の凸部頂部に対応する部分の縁に沿って、積層外面側に額縁状に凸となっている凸縁部が形成されている、
請求項1記載のキッチンペーパーロール。
【請求項3】
巻き取り外面側シートの凹部の深さ(D表)が、0.060~0.765mmである、請求項1記載のキッチンペーパーロール。
【請求項4】
巻き取り内面側シートの積層外面側に凸となっている部分の高さ(H裏)が、0.060μm~0.250μmである、請求項1記載のキッチンペーパーロール。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、キッチンペーパーロールに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
近年、紙ロール製品の長尺化が進んでいる。キッチンペーパーを巻き取ったキッチンペーパーロールにおいても同様である。これは、購入後における持ち運びの便宜、購入・交換回数が少なくなるメリット、保管スペースに利便性があるなどの利点を要因としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-044385号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
長尺化は、ロール径を大径化すればよいが、大径化は持ち運びやすさや保管時、販売時におけるスペースが大きくなるため、巻径を従来品と同程度としつつ、長尺化することが望まれる。
【0005】
大径化せずに長尺化するには、シートの低米坪化、薄厚化及びロールの巻きを硬くすることが検討されるが、単に低米坪化、薄厚化及び巻きを硬くすると、薄く破れやすくなり、従来の長尺化ではない製品との品質差が、消費者において不満となることがある。
【0006】
また、キッチンペーパーでは、意匠性や吸液性の向上等のためエンボス加工によって紙面に凹凸が形成されているものがある。このエンボス加工による凹凸を有するものでは、ロールを硬く巻くと、その凹凸やシート間の空隙が潰れたりして、所望の意匠性や吸液量等の品質が得られないことがある。
【0007】
そこで、本発明の主たる課題は、意匠性及び吸液量における品質が十分で、長尺化による大径化を抑えエンボス加工による凹凸を有するキッチンペーパーロールを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決した第一の手段は、
1プライの坪量が15.0~23.0g/m2のシートが2プライに積層された、
エンボス加工による凹凸を有するキッチンペーパーが、巻き取られたキッチンペーパーロールであって、
巻長さが22~32m(ピッチ×カット数)であり、紙厚が1.5mm/5枚~2.2mm/5枚であり、
各シートのエンボス加工時の凸部の頂部同士が対面して積層され、かつ、巻き取り内面側のシートの、巻き取り外面側のシートのエンボス加工による凸部に対応する部分に、巻き取り内面側シートの積層外面側に凸となっている部分が形成されている、
ことを特徴とする、キッチンペーパーロールである。
【0009】
第二の手段は、
巻き取り内面側のシートのエンボス加工時の凸部頂部に対応する部分の縁に沿って、積層外面側に額縁状に凸となっている凸縁部が形成されている、
上記第一の手段に係るキッチンペーパーロールである。
【0010】
第三の手段は、
巻き取り外面側シートの凹部の深さ(D表)が、0.060~0.765mmである、上記第一の手段に係るキッチンペーパーロールである。
(【0011】以降は省略されています)

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