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公開番号2024051820
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-11
出願番号2022158160
出願日2022-09-30
発明の名称液体収容容器および液体吐出装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類B41J 2/175 20060101AFI20240404BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】 液体収容容器の外部への液体の漏洩を抑制する。
【解決手段】 液体を収容する収容部と、第1の面に設けられ、液体を収容部の内部へと注入可能な開口部と、第1の面において開口部の周囲に設けられる壁部と、第1の面と、からなる液体受け部と、液体受け部から液体誘導部により液体受け部の外へと誘導された液体を保持する液体保持手段と、を備える。
【選択図】 図11
特許請求の範囲【請求項1】
液体を収容する収容部と、
第1の面に設けられ、液体を前記収容部の内部へと注入可能な開口部と、
前記第1の面において前記開口部の周囲に設けられる壁部と、前記第1の面と、からなる液体受け部と、
前記液体受け部から液体誘導部により前記液体受け部の外へと誘導された液体を保持する液体保持手段と、を備えることを特徴とする液体収容容器。
続きを表示(約 880 文字)【請求項2】
前記液体保持手段は前記液体収容容器の前記第1の面と異なる第2の面と、可撓性部材を含むことを特徴とする請求項1に記載の液体収容容器。
【請求項3】
前記液体保持手段は前記液体収容容器の前記第1の面と異なる第2の面に設けられた中空体であることを特徴とする請求項1に記載の液体収容容器。
【請求項4】
前記液体収容容器の前記第1の面および前記第2の面のいずれとも異なる第3の面に電気基板が備えられていることを特徴とする請求項2または3に記載の液体収容容器。
【請求項5】
前記液体保持手段は、前記第3の面と異なる方向に液体を排出可能な排出部を備えることを特徴とする請求項4に記載の液体収容容器。
【請求項6】
前記液体収容容器に収容されている液体の量を検出する検出手段をさらに備え、前記電気基板は前記検出手段と接続することを特徴とする請求項4に記載の液体収容容器。
【請求項7】
前記液体保持手段は第2の液体保持手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の液体収容容器。
【請求項8】
前記液体受け部の内部に第3の液体保持手段が備えられていることを特徴とする請求項1に記載の液体収容容器。
【請求項9】
液体を吐出する液体吐出ヘッドに供給される液体を収容する液体収容容器と、前記液体収容容器を構成する第1の面に設けられ、液体を前記液体収容容器の内部へと注入可能な開口部と、
前記第1の面において前記開口部の周囲に設けられる壁部と、前記第1の面と、からなる液体受け部と、
前記液体受け部から液体誘導部により前記液体受け部の外へと誘導された液体を保持する液体保持手段と、を備えることを特徴とする液体吐出装置。
【請求項10】
前記液体保持手段は、前記液体の少なくとも一部を前記液体保持手段の外へと排出可能な排出部を備えることを特徴とする請求項9に記載の液体吐出装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、液体収容容器および液体吐出装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、インクを吐出する記録ヘッドへ供給されるインクを収容可能なインクタンクを備えたインクジェット式のプリンタ(記録装置)が知られている。このような記録装置には、ユーザがインクタンクに設けられた注入口からインクタンクにインクを注入してインクの注入を行うことが可能なものがあるが、注入口付近にこぼれたインクがインクタンクの視認面に付着しないように対策を講じる必要がある。特許文献1には、収容体誘導路により、注入口が設けられている注入口形成面に存在するインクを注入口形成面から視認面方向と異なる方向に誘導し、視認面にインクが到達することを抑制する構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許6554835号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら特許文献1の構成では、注入口付近から収容体誘導路を流れるインクが記録装置の姿勢変化や記録装置外からの衝撃によりインクタンクの外へと漏洩する虞がある。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、液体収容容器の外部への液体の漏洩を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る液体収容容器は、上記目的を達成するため、液体を収容する収容部と、第1の面に設けられ、液体を前記収容部の内部へと注入可能な開口部と、前記第1の面において前記開口部の周囲に設けられる壁部と、前記第1の面と、からなる液体受け部と、前記液体受け部から液体誘導部により前記液体受け部の外へと誘導された液体を保持する液体保持手段と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、液体収容容器の外部への液体の漏洩を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明に係る記録装置の内部構成の概要を示す斜視図である。
本発明に係るインク供給ユニットの斜視図である。
本発明に係る記録装置の外観斜視図である。
第1実施形態におけるインクタンクの分解斜視図である。
第1実施形態におけるインクタンクの側面図である。
第1実施形態におけるインクタンクの外観斜視図である。
第1実施形態において注入ボトルをインクタンクに装着した注入態様を示す図である。
第1実施形態におけるインクタンクに対する注入ボトルの装着手順を示す図である。
第1実施形態における注入ボトルをインクタンクから引き抜いた際の状態を示す注入ボトルとインクタンクのYZ断面図である。
第1実施形態におけるインクタンクのニードルの周辺の拡大図である。
第1実施形態におけるインクタンクを+X方向から見た概略図である。
第1実施形態における筐体の内部に配置されたインクタンクの周辺の概略を示す斜視図である。
第1実施形態におけるインクタンクを図11におけるB‐B線で切断し、Y方向から見た断面図である。
第1実施形態におけるインクタンクを図11におけるC‐C線で切断し、+Z方向から見た断面図である。
第2実施形態におけるインクタンクの斜視図である。
第2実施形態におけるインクタンクを図15におけるD-D断面で切断し、インク経路の周囲を拡大した断面図である。
第2実施形態において筐体の内部に配置されたインクタンクの周辺を+Z方向から見た斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(第1実施形態)
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。図1は本発明の第1実施形態に係る記録装置の内部構成の概要を示す斜視図である。本実施形態の記録装置100は、インクを吐出して記録媒体に記録を行うインクジェット記録装置であるが、本発明はインクジェット記録装置以外の各種の記録装置(液体吐出装置)にも適用可能である。図中、矢印X及びYは互いに交差する方向を示し、本実施形態ではこれらは互いに直交している。矢印Zは上下方向(重力方向)を示している。X方向は記録装置100の幅方向(左右方向、記録媒体の幅方向)である。Y方向は記録装置100の奥行方向(前後方向)である。
【0010】
なお、「記録」には、文字、図形等有意の情報を形成する場合のみならず、有意無意を問わず、広く記録媒体上に画像、模様、パターン等を形成する、又は媒体の加工を行う場合も含まれ、人間が視覚で知覚し得るように顕在化したものであるか否かを問わない。また、本実施形態では「記録媒体」としてシート状の紙を想定するが、布、プラスチック・フィルム等であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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