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公開番号2024051285
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-11
出願番号2022157359
出願日2022-09-30
発明の名称間接照明構造
出願人大和ハウス工業株式会社
代理人個人
主分類E04B 9/00 20060101AFI20240404BHJP(建築物)
要約【課題】戸建て住宅やマンション等の居住建物での吸音に好適な間接照明構造を提供する。
【解決手段】間接照明構造1は、光出射側を上に向けて屋内の天井面11或いは天井面11および壁面12を照らす照明具2と、上記照明具2を隠す造作物3と、上記造作物3内に収容された吸音材4と、を備える。造作物3は、屋内の上部側の壁面12から離間して上記吸音材4の収容空間を横方向に形成する幕板部31と、上記幕板部31の下側に位置して上記吸音材4を支持する底部32と、上記吸音材4の上方側で上記壁面12と上記幕板部31との間に位置して上記照明具2を支持する支持部33と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
光を屋内の天井面および壁面の少なくとも一方に照射して間接照明を得る照明具と、上記照明具を隠す造作物と、上記造作物内に収容された吸音材と、を備えることを特徴とする間接照明構造。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
請求項1に記載の間接照明構造において、上記造作物は、上記屋内の壁面から離間して当該壁面との間に上記吸音材の収容空間を横方向に形成する幕板部と、上記幕板部の下側に位置して上記吸音材を支持する底部と、を備えることを特徴とする間接照明構造。
【請求項3】
請求項2に記載の間接照明構造において、上記幕板部は、吸音機能を有する吸音板または開口部を有することを特徴とする間接照明構造。
【請求項4】
請求項1に記載の間接照明構造において、上記造作物は、上記屋内の天井面から離間して位置し、当該天井面との間に上記吸音材の収容空間を形成するとともに上記吸音材を支持する下天井板部を備えることを特徴とする間接照明構造。
【請求項5】
請求項4に記載の間接照明構造において、上記下天井板部は、吸音機能を有する吸音板または開口部を有することを特徴とする間接照明構造。
【請求項6】
請求項1に記載の間接照明構造において、上記造作物は、上記屋内の壁面から離間して当該壁面との間に上記吸音材の収容空間を縦方向に形成する突出壁板部を備えていることを特徴とする間接照明構造。
【請求項7】
請求項6に記載の間接照明構造において、上記突出壁板部は、吸音機能を有する吸音板または開口部を有することを特徴とする間接照明構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、吸音機能を有する間接照明構造に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、建築物の天井面に設置される照明器具に、その外周を包囲するように吸音材製の筒状吸音体を装着した吸音型照明器具が開示されている。
【0003】
なお、間接照明としては、図5(A)の垂直断面図に示すように、天井面91或いは天井面91と壁面92を照明具93によって下から照らすようにしたコーブ照明、図5(B)の垂直断面図に示すように、壁面92を照明具93によって上から照らすようにしたコーニス照明、図5(C)の水平断面図に示すように、壁面92を照明具93によって横から照らすようにしたバーチカル照明が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実開平5-48113号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記従来の吸音型照明器具は、膜屋根を持つ野球場,サッカー場等のドーム建築物及び体育館等での使用には適するものの、戸建て住宅やマンション等の居住建物での使用には適さないという欠点がある。
【0006】
この発明は、戸建て住宅やマンション等の居住建物での吸音に好適な間接照明構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この発明の間接照明構造は、光を屋内の天井面および壁面の少なくとも一方に照射して間接照明を得る照明具と、上記照明具を隠す造作物と、上記造作物内に収容された吸音材と、を備えることを特徴とする。
【0008】
上記の構成であれば、間接照明に寄与する造作物を利用した吸音構造となるので、インテリアを損なうことなく、戸建て住宅やマンション等の居住建物で使用するのに好適となる。
【0009】
上記造作物は、上記屋内の壁面から離間して当該壁面との間に上記吸音材の収容空間を横方向に形成する幕板部と、上記幕板部の下側に位置して上記吸音材を支持する底部と、を備えてもよい。これによれば、間接照明として光を上向きに照射するコーブ照明を実現しつつ、吸音構造も実現される。
【0010】
上記幕板部は、吸音機能を有する吸音板または開口部を有してもよい。これによれば、より優れた吸音効果が得られる。
(【0011】以降は省略されています)

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