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公開番号2024051270
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-11
出願番号2022157333
出願日2022-09-30
発明の名称制御装置、移動体、制御プログラム及び制御方法
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B60K 35/23 20240101AFI20240404BHJP(車両一般)
要約【課題】
虚像表示装置により表示される虚像が灯具により照射される光と重複することにより視認され難くなってしまう事態を回避すること。
【解決手段】
制御装置は、移動体に搭載されている虚像表示装置により表示される虚像に関する虚像データを取得する虚像データ取得部と、前記移動体に搭載されている灯具により光が照射される照射領域を示す照射領域データを取得する照射領域データ取得部と、前記虚像と前記照射領域とが重複する場合、前記移動体の運転者から前記虚像までの距離を維持しつつ、前記虚像の少なくとも一部と前記照射領域とが重複しないように前記虚像表示装置及び前記灯具の少なくとも一方を制御する制御部と、を備える。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
移動体に搭載されている虚像表示装置により表示される虚像に関する虚像データを取得する虚像データ取得部と、
前記移動体に搭載されている灯具により光が照射される照射領域を示す照射領域データを取得する照射領域データ取得部と、
前記虚像と前記照射領域とが重複する場合、前記移動体の運転者から前記虚像までの距離を維持しつつ、前記虚像の少なくとも一部と前記照射領域とが重複しないように前記虚像表示装置及び前記灯具の少なくとも一方を制御する制御部と、
を備える制御装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記虚像データ取得部は、前記虚像の形状、大きさ及び位置の少なくとも一つが経時的に変化することを示す前記虚像データを取得し、
前記制御部は、前記虚像の形状、大きさ及び位置の少なくとも一つが経時的に変化することが前記虚像データにより示されている場合、前記虚像を前記虚像データに従って経時的に変化させるように前記虚像表示装置を制御する処理と、前記照射領域の形状、大きさ及び位置の少なくとも一つを経時的に変化させるように前記灯具を制御する処理との少なくとも一方を実行する、
請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記移動体と異なる物体が検知されたことを示す物体検知データを取得する物体検知データ取得部を更に備え、
前記制御部は、前記物体検知データが取得された場合、前記移動体の運転者の視野において、前記照射領域から前記物体に向かう方向に位置し、前記物体よりも前記照射領域から離れた場所に前記虚像を表示するように前記虚像表示装置を制御する、
請求項1又は請求項2に記載の制御装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記虚像と前記照射領域とが重複する場合、前記虚像と前記照射領域とが重複しないように前記虚像表示装置及び前記灯具の少なくとも一方を制御する、
請求項1に記載の制御装置。
【請求項5】
前記移動体は、車両であり、
前記虚像表示装置は、前記移動体の運転者の視野に運転に必要な情報を示す前記虚像を表示し、
前記灯具は、前記車両の前方に光を照射する、
請求項1に記載の制御装置。
【請求項6】
虚像を表示する虚像表示装置と、
光を照射する灯具と、
前記虚像表示装置により表示される前記虚像に関する虚像データを取得する虚像データ取得部と、
前記灯具により光が照射される照射領域を示す照射領域データを取得する照射領域データ取得部と、
前記虚像と前記照射領域とが重複する場合、前記移動体の運転者から前記虚像までの距離を維持しつつ、前記虚像の少なくとも一部と前記照射領域とが重複しないように前記虚像表示装置及び前記灯具の少なくとも一方を制御する制御部と、
を備える移動体。
【請求項7】
移動体に搭載されている虚像表示装置により表示される虚像に関する虚像データを取得し、
前記移動体に搭載されている灯具により光が照射される照射領域を示す照射領域データを取得し、
前記虚像と前記照射領域とが重複する場合、前記移動体の運転者から前記虚像までの距離を維持しつつ、前記虚像の少なくとも一部と前記照射領域とが重複しないように前記虚像表示装置及び前記灯具の少なくとも一方を制御する、
制御プログラム。
【請求項8】
移動体に搭載されている虚像表示装置により表示される虚像に関する虚像データを取得し、
前記移動体に搭載されている灯具により光が照射される照射領域を示す照射領域データを取得し、
前記虚像と前記照射領域とが重複する場合、前記移動体の運転者から前記虚像までの距離を維持しつつ、前記虚像の少なくとも一部と前記照射領域とが重複しないように前記虚像表示装置及び前記灯具の少なくとも一方を制御する、
制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、制御装置、移動体、制御プログラム及び制御方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
近年、自動車等の移動体には、多数の組込みソリューションが搭載されており、組込みソリューションに関する技術の開発が活発に進められている。例えば、組込みソリューションの例として、ヘッドアップディスプレイ(HUD:Head-Up Display)、アダプティブハイビームシステム(Adaptive High-beam System)及びオートマチックハイビームシステム(Automatic High-beam System)が挙げられる。
【0003】
ヘッドアップディスプレイは、自動車に搭載されている虚像表示装置により運転者の視野に運転等に必要な情報を示す虚像を表示する技術である。アダプティブハイビームシステムは、前方を走行している他の自動車、反対車線を走行している自動車等の運転者の運転を妨げないようにする目的のために、前照灯により光を照射する領域を調整する技術である。オートマチックハイビームシステムは、同様の目的のために、ハイビームとロービームとを自動的に切り替える技術である。
【0004】
また、例えば、特許文献1には、車両のヘッドライト及びヘッドアップディスプレイを制御する制御装置が開示されている。この制御装置は、取得部と、送光制御部と、表示制御部とを備える。取得部は、車両の前方に存在する物体に係る情報を取得する。送光制御部は、物体の位置に基づいて、ヘッドライトの送光態様を制御する。表示制御部は、車両の前方を見たときに、物体の位置を示す注意喚起画像が、実際の物体の位置と重畳又は隣接する位置に視認されるように、ヘッドアップディスプレイに注意喚起画像を表示させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2020-93766号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、上述した制御装置は、ヘッドライトにより送光される領域と、注意喚起画像が表示される領域とが重複してしまい、注意喚起画像が視認され難くなってしまうことがある。
【0007】
そこで、本発明は、虚像表示装置により表示される虚像が灯具により照射される光と重複することにより視認され難くなってしまう事態を回避することができる制御装置、移動体、制御プログラム及び制御方法を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上述した課題を解決するために、本発明の制御装置は、移動体に搭載されている虚像表示装置により表示される虚像に関する虚像データを取得する虚像データ取得部と、前記移動体に搭載されている灯具により光が照射される照射領域を示す照射領域データを取得する照射領域データ取得部と、前記虚像と前記照射領域とが重複する場合、前記移動体の運転者から前記虚像までの距離を維持しつつ、前記虚像の少なくとも一部と前記照射領域とが重複しないように前記虚像表示装置及び前記灯具の少なくとも一方を制御する制御部と、を備える。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、虚像表示装置により表示される虚像が灯具により照射される光と重複することにより視認され難くなってしまう事態を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態に係る虚像表示装置、灯具及び制御装置の例を示す図である。
虚像領域及び虚像の例を示す図である。
虚像領域及び虚像の例を示す図である。
実施形態に係る虚像が経時的に変化しない場合に制御装置により実行される処理の例を説明するための図である。
実施形態に係る虚像が経時的に変化しない場合に制御装置により実行される処理の例を説明するための図である。
実施形態に係る虚像が経時的に変化しない場合に制御装置により実行される処理の例を説明するための図である。
実施形態に係る虚像が経時的に変化する場合に制御装置により実行される処理の例を説明するための図である。
実施形態に係る虚像が経時的に変化する場合に制御装置により実行される処理の例を説明するための図である。
実施形態に係る制御装置により実行される処理の例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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