TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024050893
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-10
出願番号2024019569,2020105011
出願日2024-02-13,2020-06-18
発明の名称商品収納装置
出願人富士電機株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類F25D 19/00 20060101AFI20240403BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】フィルタ部材に付着した塵埃物を良好に除去すること。
【解決手段】ケース本体10の機械室15の前面開口15aを閉塞し、複数の通風孔161aが形成されたキックプレート16と、機械室15に設置され、正回転駆動する場合には通風孔161aを通過する外気を機械室15の内部に送出させ、逆回転駆動する場合には機械室15の内部の空気を前方に送出させる庫外送風ファン42と、キックプレート16と庫外送風ファン42との間に配設され、通風孔161aを通過した空気に含まれる塵埃物を捕集するフィルタ部材17とを備え、複数の庫外送風ファン42は左右方向に並設され、フィルタ部材17より塵埃物を除去する場合に一部の庫外送風ファン42を逆回転駆動させる制御部22と、各庫外送風ファン42とフィルタ部材17との間で空気を通過させる各風路を互いに区画する態様で形成する風路形成ユニット60とを備えている。
【選択図】図17
特許請求の範囲【請求項1】
装置本体の内部における機械室の前面開口を閉塞する態様で配設され、かつ複数の通風孔が形成されたキックプレートと、
前記機械室に設置され、正回転駆動する場合には、前記通風孔を通過する外気を前記機械室の内部に送出させる一方、逆回転駆動する場合には、前記機械室の内部の空気を前方に向けて送出させる庫外送風ファンと、
前記キックプレートと前記庫外送風ファンとの間に配設され、前記通風孔を通過した空気に含まれる塵埃物を捕集するフィルタ部材と
を備え、前記装置本体の内部において前記機械室と区画された収納庫に商品を収納する商品収納装置であって、
前記庫外送風ファンは、複数設けられて左右方向に沿って並設されており、
前記フィルタ部材より前記塵埃物を除去する場合に、複数の庫外送風ファンの一部を逆回転駆動させる制御部と、
前記庫外送風ファンのそれぞれと前記フィルタ部材との間で空気を通過させるための各風路を互いに区画する態様で形成する風路形成ユニットと
を備えたことを特徴とする商品収納装置。
続きを表示(約 750 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記フィルタ部材より前記塵埃物を除去する場合に、逆回転駆動させる庫外送風ファンを変更させることを特徴とする請求項1に記載の商品収納装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記フィルタ部材より前記塵埃物を除去する場合に、逆回転駆動させる庫外送風ファン以外の庫外送風ファンを駆動停止にさせることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の商品収納装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記フィルタ部材より前記塵埃物を除去する場合に、逆回転駆動させる庫外送風ファン以外の庫外送風ファンを正回転駆動させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の商品収納装置。
【請求項5】
前記風路形成ユニットは、各風路の前方開口であって各風路の断面積よりも小さい開口面積を有する通過口が形成された前壁部材を備え、
前記前壁部材は、対応する庫外送風ファンの回転軸部の前方域となる部分に空気の通過を規制する閉塞部が設けられたことを特徴とする請求項1に記載の商品収納装置。
【請求項6】
前記フィルタ部材は、前記通過口を閉塞する態様で、前記前壁部材に設けられたことを特徴とする請求項5に記載の商品収納装置。
【請求項7】
前記風路形成ユニットは、各風路の天壁を構成する天壁構成要素の前端部分が、前方に向かうに連れて漸次下方に傾斜して前記通過口の上縁部に近接していることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の商品収納装置。
【請求項8】
前記風路形成ユニットは、各風路の底壁を構成する底壁構成要素の前端部分が、前方に向かうに連れて漸次上方に傾斜していることを特徴とする請求項5に記載の商品収納装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、商品収納装置に関し、より詳細には、収納する商品を冷却する商品収納装置に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、収納する商品を所望の温度状態に冷却する商品収納装置が知られており、かかる商品収納装置は、装置本体の内部に収納庫及び機械室を備えている。
【0003】
収納庫は、商品を収納するものである。機械室は、収納室と区画されており、収納庫の内部雰囲気を冷却するための冷却ユニットを構成する凝縮器等の冷凍機器が設置されている。この機械室は、前面開口が装置本体に着脱可能に設けられたキックプレートに閉塞されており、庫外送風ファン及びフィルタ部材が設けられている。
【0004】
庫外送風ファンは、駆動する場合に、キックプレートに形成された通風孔より外気を取り込み、取り込んだ外気を凝縮器に送出することで、該凝縮器での熱交換を促進させるものである。フィルタ部材は、キックプレートと凝縮器との間に設置されており、上記通風孔を通過する外気の塵埃物を捕獲するものである。
【0005】
そして、上記商品収納装置においては、フィルタ部材に付着した塵埃物を除去するメンテナンス作業を容易なものとするべく、上記庫外送風ファンを逆回転駆動させて機械室の内部の空気を前方に向けて送出するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2019-115556号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、上記商品収納装置において、庫外送風ファンが複数設けられて左右方向に並設されている場合、これらすべての庫外送風ファンを逆回転駆動させると次のような問題があった。
【0008】
庫外送風ファンを逆回転駆動させることで、機械室の内部の空気を前方に向けて送出することになる。そのため、複数の庫外送風ファンのすべてを逆回転駆動させると、個々の庫外送風ファンの空気の吸込量が足りなくなり、結果的に、これら庫外送風ファンからフィルタ部材に対する送風量が低下し、該フィルタ部材に付着した塵埃物を除去することが困難になる虞れがあった。
【0009】
本発明は、上記実情に鑑みて、フィルタ部材に付着した塵埃物を良好に除去することができる商品収納装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するために、本発明に係る商品収納装置は、装置本体の内部における機械室の前面開口を閉塞する態様で配設され、かつ複数の通風孔が形成されたキックプレートと、前記機械室に設置され、正回転駆動する場合には、前記通風孔を通過する外気を前記機械室の内部に送出させる一方、逆回転駆動する場合には、前記機械室の内部の空気を前方に向けて送出させる庫外送風ファンと、前記キックプレートと前記庫外送風ファンとの間に配設され、前記通風孔を通過した空気に含まれる塵埃物を捕集するフィルタ部材とを備え、前記装置本体の内部において前記機械室と区画された収納庫に商品を収納する商品収納装置であって、前記庫外送風ファンは、複数設けられて左右方向に沿って並設されており、前記フィルタ部材より前記塵埃物を除去する場合に、複数の庫外送風ファンの一部を逆回転駆動させる制御部と、前記庫外送風ファンのそれぞれと前記フィルタ部材との間で空気を通過させるための各風路を互いに区画する態様で形成する風路形成ユニットとを備えたことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

大陽日酸株式会社
熱交換器
3か月前
富士電機株式会社
冷却装置
6か月前
株式会社カンファクト
冷却カバー
4か月前
富士電機株式会社
冷却装置
6か月前
富士電機株式会社
冷却装置
4か月前
シャープ株式会社
空気調和機
4か月前
アクア株式会社
冷蔵庫
9日前
アクア株式会社
冷蔵庫
6か月前
アクア株式会社
冷蔵庫
3か月前
シャープ株式会社
冷蔵庫
22日前
シャープ株式会社
冷蔵庫
4か月前
シャープ株式会社
冷蔵庫
8日前
シャープ株式会社
冷蔵庫
22日前
シャープ株式会社
冷蔵庫
1か月前
シャープ株式会社
冷蔵庫
1か月前
シャープ株式会社
冷蔵庫
4か月前
株式会社テクノコア
室外機用冷却装置
5か月前
シャープ株式会社
冷蔵庫
8日前
フクシマガリレイ株式会社
貯蔵庫
3か月前
能美防災株式会社
大空間降温装置
23日前
アイリスオーヤマ株式会社
冷蔵庫
1日前
アイリスオーヤマ株式会社
冷蔵庫
1日前
フクシマガリレイ株式会社
貯蔵庫
28日前
ホシザキ株式会社
冷却装置
3か月前
星朋商工株式会社
冷蔵庫ロック器具
1か月前
株式会社杉浦
飲料過冷却装置
4か月前
フクシマガリレイ株式会社
冷凍装置
2か月前
富士電機株式会社
二元冷凍機
4か月前
ホシザキ株式会社
製氷機
15日前
ホシザキ株式会社
製氷機
15日前
ホシザキ株式会社
製氷機
15日前
ホシザキ株式会社
製氷機
15日前
大和冷機工業株式会社
セル方式製氷機
2か月前
SMC株式会社
温調装置
3か月前
アクア株式会社
パネル式冷蔵庫
1か月前
ホシザキ株式会社
製氷機
15日前
続きを見る