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公開番号2024050511
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-10
出願番号2023168730
出願日2023-09-28
発明の名称チャットボット制御システム、チャットボット制御方法、及びプログラム
出願人株式会社リコー
代理人個人,個人
主分類H04L 51/02 20220101AFI20240403BHJP(電気通信技術)
要約【課題】作業効率の向上を図る。
【解決手段】実施形態に係るチャットボット制御システムが、ユーザとチャットボットとの間の対話を示したチャットダイアログを構成するメッセージの、送信及び受信のうちいずれか一つ以上を、前記ユーザが利用する通信端末との間で行う通信制御部と、前記通信端末に対する第1のチャットダイアログの開始の要求を示した通知を受け付ける受付部と、前記通信端末で第2のチャットダイアログが実行されている場合に、前記受付部が受け付けた前記通知に対応する前記第1のチャットダイアログを待機させる制御を行う待機制御部と、を備え、前記通信制御部は、複数の前記第1のチャットダイアログを待機させた状態で前記第2のチャットダイアログが実行されていないと判定された場合に、予め定められた優先情報に基づいて、前記複数の第1のチャットダイアログのうちいずれかを構成するメッセージを前記通信端末に送信する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザとチャットボットとの間の対話を示したチャットダイアログを構成するメッセージの、送信及び受信のうちいずれか一つ以上を、前記ユーザが利用する通信端末との間で行う通信制御部と、
前記通信端末に対する第1のチャットダイアログの開始の要求を示した通知を受け付ける受付部と、
前記通信端末で第2のチャットダイアログが実行されている場合に、前記受付部が受け付けた前記通知に対応する前記第1のチャットダイアログを待機させる制御を行う待機制御部と、を備え、
前記通信制御部は、複数の前記第1のチャットダイアログを待機させた状態で前記第2のチャットダイアログが実行されていないと判定された場合に、予め定められた優先情報に基づいて、前記複数の第1のチャットダイアログのうちいずれかを構成する前記メッセージを前記通信端末に送信する、
チャットボット制御システム。
続きを表示(約 2,400 文字)【請求項2】
前記チャットダイアログの開始となる開始メッセージと、前記チャットダイアログの終了となる終了メッセージと、を対応付けたチャットダイアログ記憶部をさらに有し、
前記通信制御部が、前記通信端末との間で、前記開始メッセージを送信又は受信した後、当該開始メッセージに対応する前記終了メッセージを送信又は受信し、
前記待機制御部は、前記第2のチャットダイアログである、前記開始メッセージを送信又は受信してから、前記開始メッセージに対応する前記終了メッセージを送信又は受信するまでの間、複数の前記第1のチャットダイアログを待機させる制御を行う、
請求項1に記載のチャットボット制御システム。
【請求項3】
前記通信制御部は、前記通信端末に表示された画面から選択されたボタンに対応付けられた前記メッセージを、前記開始メッセージとして受信する、
請求項2に記載のチャットボット制御システム。
【請求項4】
前記通信制御部が送信又は受信する前記メッセージに基づいて、前記通信端末において前記第2のチャットダイアログが実行されているか否かを判定する実行判定部をさらに備え、
前記実行判定部は、前記第2のチャットダイアログが実行されていると判定した場合、所定時間経過した後、前記第2のチャットダイアログが実行されているか否かを判定し、 前記待機制御部は、前記実行判定部によって、前記第2のチャットダイアログが実行されていないと判定されるまで、複数の前記第1のチャットダイアログを待機させる制御を行う、
請求項1に記載のチャットボット制御システム。
【請求項5】
前記チャットボット制御システムは、前記チャットダイアログを制御するチャット制御システムと、外部システムと連携する外部連携システムと、を有し、
前記チャット制御システムは、
前記受付部と、前記通信制御部と、を有し、
前記通信制御部は、さらに、前記第2のチャットダイアログ又は前記優先情報に基づいて、前記通知を待機させる旨を示した情報を、前記外部連携システムに送信し、
前記外部連携システムは、
前記待機制御部と、前記外部システムからの要求に基づいて前記チャット制御システムに対して前記通知を送信する外部側通信制御部と、を有し、
前記待機制御部は、前記チャット制御システムから受信した、前記通知を待機させる旨を示した情報に基づいて、前記通知を、前記チャット制御システムに送信することを待機させる制御を行う、
請求項1に記載のチャットボット制御システム。
【請求項6】
前記チャットボット制御システムは、前記チャットダイアログを制御するチャット制御システムと、外部システムと連携する外部連携システムと、を有し、
前記外部連携システムは、
前記外部システムからの要求に基づいて、前記チャット制御システムに対して、前記通知を送信する外部側通信制御部を有し、
前記チャット制御システムは、
前記通信制御部と、前記受付部と、前記待機制御部と、を有し、
前記受付部は、前記外部システムから、前記外部連携システムを介して前記通知を受け付ける、
請求項1に記載のチャットボット制御システム。
【請求項7】
前記チャットダイアログの状況を示したパラメータと当該状況で前記ユーザにより入力された前記メッセージとの組み合わせに基づいて学習された学習済モデルを参照して、前記チャットダイアログの現在の状況を示したパラメータに基づいて、前記現在の状況に対応する前記メッセージを生成するモデル制御部を、さらに備え、
前記通信制御部は、前記モデル制御部により生成された前記メッセージを選択可能な態様で送信する、
請求項1に記載のチャットボット制御システム。
【請求項8】
ユーザとチャットボットとの間の対話を示したチャットダイアログを構成するメッセージの、送信及び受信のうちいずれか一つ以上を、前記ユーザが利用する通信端末との間で行う通信ステップと、
前記通信端末に対する第1のチャットダイアログの開始の要求を示した通知を受け付ける受付ステップと、
前記通信端末で第2のチャットダイアログが実行されている場合に、前記受付ステップで受け付けた前記通知に対応する前記第1のチャットダイアログを待機させる制御を行う待機ステップと、
複数の前記第1のチャットダイアログを待機させた状態で前記第2のチャットダイアログが実行されていないと判定された場合に、予め定められた優先情報に基づいて、前記複数の第1のチャットダイアログのうちいずれかを構成する前記メッセージを前記通信端末に送信する送信ステップと、
を有するチャットボット制御方法。
【請求項9】
ユーザとチャットボットとの間の対話を示したチャットダイアログを構成するメッセージの、送信及び受信のうちいずれか一つ以上を、前記ユーザが利用する通信端末との間で行う通信ステップと、
前記通信端末に対する第1のチャットダイアログの開始の要求を示した通知を受け付ける受付ステップと、
前記通信端末で第2のチャットダイアログが実行されている場合に、前記受付ステップで受け付けた前記通知に対応する前記第1のチャットダイアログを待機させる制御を行う待機ステップと、
複数の前記第1のチャットダイアログを待機させた状態で前記第2のチャットダイアログが実行されていないと判定された場合に、予め定められた優先情報に基づいて、前記複数の第1のチャットダイアログのうちいずれかを構成する前記メッセージを前記通信端末に送信する送信ステップと、
をコンピュータに実行させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、チャットボット制御システム、チャットボット制御方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
近年、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)等においては、ユーザ間でメッセージの送受信を行うメッセージサービスが普及する傾向にある。当該メッセージサービスによるメッセージの送受信は、ユーザ間で行われる手法に制限するものではなく、テキスト又は音声によって対話を自動的に行うプログラムであるチャットボットを相手としたサービスも普及する傾向にある。
【0003】
例えば、外部システムと連携を行うために、チャットボットを用いてユーザに対話(ダイアログ)を促す技術が提案されている。具体的な例としては、特許文献1に記載されているような、チャットボットが、外部システムから取得したデータに基づいて、ユーザと対話するためのメッセージを生成し、出力する技術が提案されている。チャットボットがメッセージを出力して、ユーザに対話を促すことで、外部システムに送信する情報を収集することを容易にしている。
【0004】
このようなチャットボットを用いた対話(以下、チャットダイアログとも称する)は、ユーザからのメッセージの入力に従って開始される手法の他に、外部システムからの要求に従って開始される手法も存在する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、外部システムからの要求に従ってチャットダイアログが開始されるプッシュ通知が行われた時、プッシュ通知の対象となるユーザが既にチャットダイアログを実行中の状況も存在する。チャットダイアログの実行中に別のチャットダイアログを開始するためのメッセージが新たに差し込まれる可能性がある。さらには、差し込まれるメッセージは複数存在する可能性がある。このような状況が生じた場合に、複数のメッセージについて、ユーザが効率的に作業を行えるよう制御する必要がある。
【0006】
本発明の実施形態は、上記課題に鑑み、チャットダイアログの実行中に、別のチャットダイアログが複数通知された場合に、チャットダイアログの優先度を考慮して制御を行うことで、作業効率を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決するために、本発明は、チャットボット制御システムが、ユーザとチャットボットとの間の対話を示したチャットダイアログを構成するメッセージの、送信及び受信のうちいずれか一つ以上を、前記ユーザが利用する通信端末との間で行う通信制御部と、前記通信端末に対する第1のチャットダイアログの開始の要求を示した通知を受け付ける受付部と、前記通信端末で第2のチャットダイアログが実行されている場合に、前記受付部が受け付けた前記通知に対応する前記第1のチャットダイアログを待機させる制御を行う待機制御部と、を備え、前記通信制御部は、複数の前記第1のチャットダイアログを待機させた状態で前記第2のチャットダイアログが実行されていないと判定された場合に、予め定められた優先情報に基づいて、前記複数の第1のチャットダイアログのうちいずれかを構成するメッセージを前記通信端末に送信する。
【発明の効果】
【0008】
本発明の実施形態によれば、チャットダイアログの優先度を考慮して制御を行うことで、作業効率を向上させる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、第1の実施形態に係る業務処理システムの一例を示した図である。
図2は、第1の実施形態に係るチャットクラウドサービス、業務管理連携クラウドサービス、日程管理連携クラウドサービス、及びアンケート連携クラウドサービスのハードウェア構成図である。
図3は、第1の実施形態に係るスマートフォンのハードウェア構成図である。
図4は、第1の実施形態に係る業務処理システムに含まれる各構成の機能ブロックを例示した図である。
図5は、第1の実施形態に係るチャットシナリオ記憶部が記憶するチャットシナリオの一部を示した図である。
図6は、第1の実施形態に係るスマートフォンにおいて表示される表示画面を例示した図である。
図7は、第1の実施形態に係る業務処理システムにおけるチャットボット制御を概念的に示した図である。
図8は、第1の実施形態に係る業務処理システムで行われる処理を示したシーケンス図である。
図9は、第1の実施形態に係るスマートフォンに表示されている、業務報告に対応するチャットダイアログの画面例である。
図10は、第1の実施形態に係るスマートフォンに表示されている、プッシュ通知に基づいた日程調整結果に対応するチャットダイアログの画面例である。
図11は、第2の実施形態に係る業務処理システムに含まれる各構成の機能ブロックを例示した図である。
図12は、第2の実施形態に係る業務処理システムで行われる処理を示したシーケンス図である。
図13は、第2の実施形態に係る外部システムとチャットクラウドサービス10との間で行われる処理を概念的に示した図である。
図14は、第3の実施形態に係る、AI制御システムが追加された業務処理システムに含まれる各構成の機能ブロックを例示した図である。
図15は、第3の実施形態に係るAI制御システムにおける学習済モデルを生成する際の処理手順を示したフローチャートである。
図16は、第3の実施形態に係る業務処理システムで行われる処理を示したシーケンス図である。
図17は、第4の実施形態に係る業務処理システムで行われる処理を示したシーケンス図である。
図18は、第5の実施形態に係る、音声変換システムを含んだ業務処理システムの一例を示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照しながら、本発明に係るチャットボット制御システム、チャットボット制御方法、及びプログラムを、業務処理システム適用した実施形態について詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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