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公開番号2024050340
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-10
出願番号2022157162
出願日2022-09-29
発明の名称車両用空調ダクト装置
出願人豊田合成株式会社
代理人弁理士法人 共立特許事務所
主分類B60H 1/00 20060101AFI20240403BHJP(車両一般)
要約【課題】車両用空調ダクト装置1の空調機能を更に向上させる技術を提供すること。
【解決手段】
座席の側方かつ前記座席に対して車両ドアの逆側に配置される筐体2と、
前記筐体2のうち、車室フロア上面93と前記座席の座面94との間の位置に設けられている吹出口3と、
内部に空調空気の流路40を有し、前記筐体2の内部に配置されて車両用空調装置と前記吹出口3とに接続されるダクト4と、を有し、
前記空調空気を、前記吹出口3から前記座席に対して斜め前方に吹き出す、車両用空調ダクト装置1。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
座席の側方かつ前記座席に対して車両ドアの逆側に配置される筐体と、
前記筐体のうち、車室フロア上面と前記座席の座面との間の位置に設けられている吹出口と、
内部に空調空気の流路を有し、少なくとも一部が前記筐体の内部に配置されて車両用空調装置と前記吹出口とに接続されるダクトと、を有し、
前記空調空気を、前記吹出口から前記座席に対して斜め前方に吹き出す、車両用空調ダクト装置。
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
少なくとも一枚のフィンを有し前記吹出口の内部に配置される風向調整要素を有し、
前記フィンは、前記吹出口に対して、後側かつ奥側から前側かつ座席側に向けて傾斜する斜め案内位置を含む回動範囲を回動可能である、請求項1に記載の車両用空調ダクト装置。
【請求項3】
前記風向調整要素は、前記フィンと前記フィンを回動させるための操作部、および/または、開閉ダンパと前記開閉ダンパを回動させるための操作部を有し、
前記操作部のうち乗員が操作するための入力部は、
前記吹出口の上側に配置され前記筐体の外側に露出する、請求項2に記載の車両用空調ダクト装置。
【請求項4】
前記筐体は前部または側部に傾斜面を有し、
前記吹出口は前記傾斜面に設けられている、請求項1~請求項3の何れか一項に記載の車両用空調ダクト装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の冷暖房を行うための車両用空調ダクト装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
一般的な車両には、冷暖房を行うための車両用空調システムが搭載されている。当該車両用空調システムは、車両用空調装置で得られた空調空気を、車両用空調ダクト装置を介して車両室内に供給するための装置ともいい得る。
【0003】
近年、車両室内の温度環境を乗員にとってより快適にすべく、車両用空調システムによって車両室内の様々な箇所に空調空気を供給することが提案されている。
例えば冬場には、乗員は自身の下半身、特に足元付近に寒さを感じることが多い。このため多くの車両には、座席に着座した乗員の足元を暖房するためのフット用車両用空調ダクト装置が設けられている。
【0004】
上記したフット用車両用空調ダクト装置は、そのフット吹出口をインストルメントパネルの下側に配置したものである。当該吹出口は、座席の下方、すなわち座席に着座した乗員の足先に向けて空調空気特に温風を供給する。
【0005】
ここで、乗員は車両室内においても靴を履いているのが一般的である。このため、当該乗員の足先は温風を受けても温まり難い。
例えば寒冷時において、車両の起動後に車両用空調装置の暖機が完了して温風が発生し、さらに、乗員が足元の温かさを感じるまでには、おおよそ10分程度が必要とされている。
【0006】
近年、乗員の足先だけでなく、当該乗員の足元付近の比較的広範囲を空調する技術が提案されている。
【0007】
例えば特許文献1には、リヤ前方吹出口2およびリヤ後方吹出口3を有する車両用空調ダクト装置が紹介されている。リヤ前方吹出口2は、車両における前部座席の下部に設けられ、後部座席に着座している乗員の足先に向けて温風を吹き出す。また、リヤ後方吹出口3は、後部座席の下部に設けられ、当該後部座席に着座している乗員の足元から膝へ向けて温風を吹き出す。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2000-79820
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
足先の温熱感向上のためには、乗員の身体のうち、太い血管がある部位および/または静脈やリンパ節のある部位を温めるのが有効である。この観点から、寒冷時においては乗員の脹脛付近を温めれば、乗員に迅速に温かさを知覚させることが可能と考えられる。
【0010】
上記した特許文献1に紹介されている類いの車両用空調ダクト装置によると、乗員の膝周辺を温めることができる。これにより、当該車両用空調ダクト装置によると、比較的迅速に乗員に温かさを知覚させ得ると考えられる。
(【0011】以降は省略されています)

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