TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024050247
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-10
出願番号2022156987
出願日2022-09-29
発明の名称トップシール用食品容器
出願人株式会社エフピコ
代理人個人,個人
主分類B65D 1/42 20060101AFI20240403BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】ヒートシール時のバケットへの嵌まり込みが良好なトップシール用食品容器を提供する。
【解決手段】底部10と、その外縁から上方に延びる壁面部11と、該壁面部上端から段差部18を介して外方へ膨出する第二壁部14と、その上端より外方へ延出するフランジ部13とを具備し、かつ、前記壁面部11の相対する位置にある少なくとも2カ所において、膨出部12を有し、かつ、該第二壁部の一部において内側に突出するスタック用リブ15が形成されている。
【選択図】 図1



特許請求の範囲【請求項1】
上部に開口するトップシール用食品容器であって、底部と、底部外縁から上方に延びる壁面部と、該壁面部上端から段差部を経て外方へ膨出する第二壁部と、該第二壁部上端よりトップシール可能な平坦面を持つフランジ部とを具備し、かつ、前記壁面部の相対する位置にある少なくとも2カ所において、壁面よりも内容物側から見て外側へ膨出しており、その下端が壁面に接合し、かつ、上端がフランジ根元に接合する膨出部を有することを特徴とするトップシール用食品容器。
続きを表示(約 400 文字)【請求項2】
食品容器が平面視矩形であって、少なくとも相対する2つのコーナー部に膨出部を有する請求項1記載のトップシール用食品容器。
【請求項3】
前記第二壁部が、容器本体の周方向に形成されており、該第二壁部の一部において内側に突出するスタック用リブが形成されている請求項2記載のトップシール用食品容器。
【請求項4】
前記膨出部の上端が、前記第二壁部の壁部と同一平面を成すように、前記膨出部が構成されている請求項3記載のトップシール用食品容器。
【請求項5】
ポリオレフィン系樹脂及び無機充填剤を含有する樹脂組成物から構成される請求項1~4の何れか一つに記載のトップシール用食品容器。
【請求項6】
前記無機充填剤が、平均粒子径(D50)が2~8μm、アスペクト比が30~50の範囲のタルクである請求項5記載のトップシール用食品容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、トップシール用食品容器に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
スーパーやコンビニエンスストアで販売される、お弁当やお惣菜を販売するための食品用包装容器は、近年、環境負荷軽減の観点からプラスチック製容器使用量の削減が社会的な要請となっており、更に食品の賞味期限を延ばし食品ロス削減のニーズが高まっていること、また、収容する食品鮮度を高く保持できる点から、所謂トップシール方式の蓋材を用い、容器本体に食品を収容後、容器本体のフランジに該蓋材をヒートシールするタイプの成形容器が広く用いられるようになってきている。
【0003】
かかる成形容器は、通常、運搬時や保管時には複数積み重ねた状態とされるが、その際、上下に積み重ねた容器同士が密着して取り外し難くなることを回避するために、容器壁面上部にスタックリブと言われる突起状の部位を設けるのが多く、例えば、特許文献1には、容器本体壁面の上端部近傍に一回り大きい壁面部とその下面に平坦部を設け、かつ、その壁面の一部を内側に突出させた凸部を設けることにより、該凸部をスタックリブとして機能させる技術が開示されている。
【0004】
しかしながら、フランジ根元近くに全周に亘って外方へ膨出させる膨出壁面を形成し、その一部を内側に突出させてスタックリブを形成する手段は、スタック性を発現させる点においては有効な手段であるもの、内容物を収容し、トップフィルムをシールする際には、容器本体をバケットに嵌め込む際には、前記膨出壁面がバケット上面に引っかかり、バケット内に綺麗に嵌め込むのが困難であり、都度、人手でバケットに嵌めなおさなければならない、という煩わしさがあり、作業性、生産性に劣るものであった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第695007号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
従って、本発明が解決しようとする課題は、トップシール用食品容器においてヒートシール時のバケットへの嵌まり込みが良好なトップシール用食品容器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者等は、上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、トップシール用食品容器の側面形状に着目し、壁面下方乃至上方の任意の位置からフランジ根元に至るまで、容器本体の相対する2カ所以上の位置において、側壁面よりも外方へ膨出した膨出形状をスロープ状に形成することにより、所謂スタックリブを設けながらも、ほぼ完全にバケットに嵌まり込むことが可能となることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0008】
即ち、本発明は、上部に開口するトップシール用食品容器であって、底部と、底部外縁から上方に延びる壁面部と、該壁面部上端から段差部を経て外方へ膨出する第二壁部と、該第二壁部上端よりトップシール可能な平坦面を持つフランジ部とを具備し、かつ、前記壁面部の相対する位置にある少なくとも2カ所において、壁面よりも内容物側から見て外側へ膨出しており、その下端が壁面に接合し、かつ、上端がフランジ根元に接合する膨出部を有することを特徴とするトップシール用食品容器に関する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、トップシール用食品容器においてヒートシール時のバケットへの嵌まり込みが良好なトップシール用食品容器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本発明のトップシール用食品容器の斜視図である。
図2は、本発明のトップシール用食品容器の平面図である。
図3は、図2におけるA-A端面図である。
図4は、図2におけるB-B端面図である。
図5は、本発明のトップシール用食品容器を、図2における下から上に向かって見た正面図である。
図6は、実施例におけるバケット嵌め込み試験の成功例を示す図である。
図7は、比較例におけるバケット嵌め込み試験の失敗例を示す図である。
図8は、本発明のトップシール用食品容器のもう一つの実施態様を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社エフピコ
食品包装容器
1か月前
株式会社エフピコ
トップシール用食品容器
1か月前
個人
包装体
8か月前
個人
構造体
2か月前
個人
包装体
8か月前
個人
パレット
8か月前
個人
衣類カバー
7か月前
個人
半蓋半箱筒
4か月前
個人
折り畳み製品
6か月前
個人
「即時結束具」
6か月前
個人
開封用カッター
27日前
個人
内容物排出装置
8か月前
個人
段ボール用キリ
7か月前
個人
荷物運搬補助具
8か月前
個人
テープホルダー
6か月前
個人
爪楊枝流通セット
5か月前
個人
収容ケース
8か月前
個人
粘着テープカッタ
6か月前
個人
チャック付き袋体
1か月前
個人
折りたたみコップ
1か月前
個人
ビニール袋開口具
8か月前
個人
パウチ容器
2か月前
個人
コード長さ調整器
5か月前
三甲株式会社
容器
5か月前
個人
プラスチックバッグ
3か月前
三甲株式会社
容器
6か月前
三甲株式会社
容器
4か月前
凸版印刷株式会社
包装袋
9か月前
三甲株式会社
容器
5か月前
個人
チャック付き保存袋
25日前
三甲株式会社
容器
8か月前
個人
穿孔紐通し結束器具
3か月前
凸版印刷株式会社
包装袋
8か月前
個人
伸縮するゴミ収納器
2か月前
三甲株式会社
容器
8か月前
日東精工株式会社
包装機
8か月前
続きを見る