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公開番号2024050116
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-10
出願番号2022156750
出願日2022-09-29
発明の名称照明装置
出願人豊田合成株式会社
代理人弁理士法人平田国際特許事務所
主分類B60Q 3/12 20170101AFI20240403BHJP(車両一般)
要約【課題】長尺形状の開口部の形状を保持できる照明装置を提供する。
【解決手段】光源部10と、長尺形状の導光体であって、光源部10から入射された光を長尺形状の長手方向に光を導光し、長手方向と略直交する出射方向に光を出射するライトガイド20と、ライトガイド20に沿って設けられ、ライトガイド20から出射される光を透過させて外部に照射する長尺形状の開口部35を有するベゼル30と、を有し、ベゼル30は、開口部35において、開口部35の短手方向を繋ぐ少なくとも1つの橋部36を有して照明装置1を構成する。これにより、長尺形状の開口部35の形状を保持できる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
光源部と、
長尺形状の導光体であって、前記光源部から入射された光を前記長尺形状の長手方向に光を導光し、前記長手方向と略直交する出射方向に前記光を出射するライトガイドと、
前記ライトガイドに沿って設けられ、前記ライトガイドから出射される光を透過させて外部に照射する長尺形状の開口部を有するベゼルと、を有し、
前記ベゼルは、前記開口部において、前記開口部の短手方向を繋ぐ少なくとも1つの橋部を有して構成されている、照明装置。
続きを表示(約 450 文字)【請求項2】
前記ライトガイドは、前記長手方向に導光された前記光を前記出射方向に出射させるための光散乱部が前記長手方向に沿って複数形成され、前記光散乱部は、前記橋部の配置位置に対応して設けられている、請求項1に記載の照明装置。
【請求項3】
前記光散乱部は、前記長手方向において、前記橋部を前記ライトガイドの法線方向に投影した位置には配置しないように構成されている、請求項2に記載の照明装置。
【請求項4】
前記光散乱部は、溝形状に形成されたレンズカット部である、請求項2に記載の照明装置。
【請求項5】
前記ライトガイドから出射される前記光は、光拡散効果を備えたアウターレンズを通して前記開口部から外部に照射される、請求項1に記載の照明装置。
【請求項6】
前記ライトガイドは、車両の車幅方向に配置され、前記開口部から出射される前記光はインストルメントパネルに照射される、請求項1から5のいずれか1項に記載の照明装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、照明装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、車両の車室内の例えばインストルメントパネル等に装着される長尺状の照明装置が開示されている。(例えば、特許文献1参照)。この照明装置は、カバーパネルが、車両の車室内のインストルメントパネルに固定されるパネル本体と、パネル本体の内側に設けられた照明ユニットとを備える。パネル本体は、インストルメントパネルに取り付けられて固定される。パネル本体は、インストルメントパネルとの間に隙間を形成する開口部を有し、この開口部から照明ユニットの光を車室内へ照射するように構成されている。
【0003】
また、車両の車室内の例えばインストルメントパネル等に装着される長尺状の照明装置が開示されている。(例えば、特許文献2参照)。この照明装置は、車室前部のインストルメントパネルに導光性を有する照明部材を配置してなる車室内の照明装置であって、インストルメントパネルの照明部材の近傍部分には、実質的に透視可能なクリアカバー体が配設されている。照明装置には、車幅方向に延びるように形成された溝部内に照明部材が収容され、この照明部材を収容した溝部は、下部面に臨むように開口している。この開口部分は、実質的に透視可能なクリア部材としてのカバー体(クリアカバー体)で閉じられており、照明部材からの照明光は、開口部分から照射されるように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-184421号公報
特開2006-103373号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1の構成によれば、長尺形状の開口部は、長尺形状の長手方向に対して短手方向の剛性が小さく、開口部の形状が保持できないという問題があった。
【0006】
また、特許文献2の構成によれば、長尺形状の開口部に対して、別部材である実質的に透視可能なクリアカバー体を配設する必要があり、部品点数の増加、組み立て工数の増加等の問題があった。
【0007】
したがって、本発明の目的は、長尺形状の開口部の形状を保持できる照明装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
[1]本発明は、光源部と、長尺形状の導光体であって、前記光源部から入射された光を前記長尺形状の長手方向に光を導光し、前記長手方向と略直交する出射方向に前記光を出射するライトガイドと、前記ライトガイドに沿って設けられ、前記ライトガイドから出射される光を透過させて外部に照射する長尺形状の開口部を有するベゼルと、を有し、前記ベゼルは、前記開口部において、前記開口部の短手方向を繋ぐ少なくとも1つの橋部を有して構成されている、照明装置を提供する。
[2]前記ライトガイドは、前記長手方向に導光された前記光を前記出射方向に出射させるための光散乱部が前記長手方向に沿って複数形成され、前記光散乱部は、前記橋部の配置位置に対応して設けられてもよい。
[3]また、前記光散乱部は、前記長手方向において、前記橋部を前記ライトガイドの法線方向に投影した位置には配置しないように構成されてもよい。
[4]また、前記光散乱部は、溝形状に形成されたレンズカット部であってもよい。
[5]また、前記ライトガイドから出射される前記光は、前記ライトガイドから出射される前記光は、光拡散効果を備えたアウターレンズを通して前記開口部から外部に照射されてもよい。
[6]また、前記ライトガイドは、車両の車幅方向に配置され、前記開口部から出射される前記光はインストルメントパネルに照射されてもよい。
【発明の効果】
【0009】
本発明の照明装置によれば、長尺形状の開口部の形状を保持できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本発明の実施の形態に係る照明装置が装着される一例としての車両室内を示す立体斜視図である。
図2(a)は、本発明の実施の形態に係る照明装置の全体を示す立体斜視図であり、図2(b)は、図2(a)のA―A断面を示す断面図である。
図3は、照明装置の構成部品であるベゼルの全体を示す立体斜視図である。
図4は、図2(a)のB―B断面を示す拡大断面図である。
図5(a)は、本発明の実施の形態に係る照明装置におけるベゼルの開口部に形成された橋部とライトガイドのレンズカット部との位置関係を示す図であり、図5(b)は、比較例におけるベゼルの開口部に形成された橋部とライトガイドのレンズカット部との位置関係を示す図である。
図6(a)は、本発明の実施の形態に係る照明装置により図1に示した車両のロアインストルメントパネルの上部に配置されたアッパーインストルメントパネルが照明された状態を示す図であり、図6(b)は、比較例における照明装置により図1に示した車両のロアインストルメントパネルの上部に配置されたアッパーインストルメントパネルが照明された状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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