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公開番号2024049999
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-10
出願番号2022156554
出願日2022-09-29
発明の名称センサ装置
出願人株式会社テイエルブイ
代理人個人,個人,個人
主分類G01L 19/06 20060101AFI20240403BHJP(測定;試験)
要約【課題】圧力センサの周囲温度の上昇を抑制する。
【解決手段】センサ装置1は、上下方向に延び、蒸気が上向きに流れる第1通路13、第1通路13の側部に接続され、第1通路13を通過した前記ガスの凝縮液を滞留させる第2通路16を有する本体10と、第2通路16の凝縮液に連通し、前記蒸気の圧力を検出する圧力センサ50とを備える。第2通路16は、凝縮液が第1通路13へ逆流することを抑制するように形成されている。
【選択図】図3


特許請求の範囲【請求項1】
上下方向に延び、ガスが上向きに流れる第1通路、前記第1通路の側部に接続され、前記第1通路を通過した前記ガスの凝縮液を滞留させる第2通路を有する本体と、
前記第2通路の凝縮液に連通し、前記ガスの圧力を検出する圧力センサとを備え、
前記第2通路は、前記凝縮液が第1通路へ逆流することを抑制するように形成されている
ことを特徴とするセンサ装置。
続きを表示(約 560 文字)【請求項2】
請求項1に記載のセンサ装置において、
前記第2通路は、前記凝縮液を滞留させ、前記圧力センサと連通する液滞留部と、前記液滞留部を前記第1通路の接続口に接続する接続通路とを有し、
前記液滞留部の最下部は、前記接続口よりも下方に位置している
ことを特徴とするセンサ装置。
【請求項3】
請求項2に記載のセンサ装置において、
前記接続通路および前記液滞留部は、前記第1通路に直交する方向に延びる互いに同軸の円柱状に形成され、
前記接続通路の径は、前記液滞留部の径よりも小さい
ことを特徴とするセンサ装置。
【請求項4】
請求項2に記載のセンサ装置において、
前記液滞留部は、前記第1通路に直交する方向に延びる円柱状に形成され、
前記接続通路は、前記液滞留部と同軸に形成され且つ前記接続口から前記液滞留部へいくに従って径が大きくなるテーパ状に形成されている
ことを特徴とするセンサ装置。
【請求項5】
請求項2に記載のセンサ装置において、
前記接続通路および前記液滞留部は、前記接続口から斜め下方に延びる互いに同軸の円柱状に形成されている
ことを特徴とするセンサ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示の技術は、センサ装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1に開示されているように、蒸気等のガスが流れる配管に取り付けられてガスの圧力を検出するセンサ装置が知られている。このセンサ装置は、配管からガスが流入するガス通路と、ガス通路に連通する圧力センサとを備えている。このセンサ装置では、ガス通路に流入したガスが外部と熱交換して凝縮液となる。そのため、ガス通路に流入したガスは、凝縮液を介して圧力センサと連通する。これにより、圧力センサは、高温のガスと直接に接することなくガスの圧力を検出することができる。そのため、耐熱温度の低い圧力センサを用いることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2015/105102号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述したセンサ装置が設けられる蒸気システムでは、例えば、ガスの圧力変動や運転停止によって配管の圧力が低下すると、ガス通路の圧力も低下して、ガス通路に蓄積されていた凝縮液が配管に流出する虞がある。その後、運転再開などがされると、再び、ガスがガス通路に流入して凝縮液となり蓄積される。こうしたことが短い時間で繰り返されると、圧力センサの周囲温度が徐々に上昇して耐熱温度を超えてしまう虞がある。
【0005】
本開示の技術は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、圧力センサの周囲温度の上昇を抑制することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のセンサ装置は、本体と、圧力センサとを備えている。前記本体は、上下方向に延び、ガスが上向きに流れる第1通路、前記第1通路の側部に接続され、前記第1通路を通過した前記ガスの凝縮液を滞留させる第2通路を有する。前記圧力センサは、前記第2通路の凝縮液に連通し、前記ガスの圧力を検出する。前記第2通路は、前記凝縮液が第1通路へ逆流することを抑制するように形成されている。
【発明の効果】
【0007】
前記のセンサ装置によれば、圧力センサの周囲温度の上昇を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、センサ装置の概略構成を示す断面図である。
図2は、本体の棒状部を拡大して示す断面図である。
図3は、本体の頭部を拡大して示す断面図である。
図4は、変形例1に係る本体の頭部を示す断面図である。
図5は、変形例2に係る本体の頭部を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、例示的な実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0010】
本実施形態のセンサ装置1は、蒸気システムにおいて蒸気が流れる配管に取り付けられて、蒸気の温度および圧力の2つを検出するものである。蒸気は、ガスの一例である。
(【0011】以降は省略されています)

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