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公開番号2024049404
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-10
出願番号2021025521
出願日2021-02-19
発明の名称スイッチ装置
出願人アルプスアルパイン株式会社
代理人個人,個人
主分類H01H 9/02 20060101AFI20240403BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】ラバーシートの基部の面積を十分に確保しつつ、基板の小型化を実現すること。
【解決手段】スイッチ装置は、操作力を受け付けるノブと、固定接点を有する基板と、可動接点を有し、ノブから伝達される操作力を受けて弾性変形することによって固定接点と可動接点とを接離可能に設けられるドーム部と、ドーム部の周囲に設けられドーム部を支持する基部とを有し、基板を覆って設けられるラバーシートと、基板およびラバーシートを格納する筐体とを備え、筐体は、上部筐体および下部筐体を有し、下部筐体の側壁部の上端面は、基板の上面と同じ高さ位置に形成され、基部は、平面視において基板と重なる第1領域と、第1領域よりも外側の第2領域とを有し、第2領域は、少なくとも一部が、上端面によって支持される。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
操作力を受け付けるノブと、
固定接点を有する基板と、
可動接点を有し、前記ノブから伝達される操作力を受けて弾性変形することによって前記固定接点と前記可動接点とを接離可能に設けられるドーム部と、前記ドーム部の周囲に設けられ前記ドーム部を支持する基部とを有し、前記基板を覆って設けられるラバーシートと、
前記基板および前記ラバーシートを格納する筐体と
を備え、
前記筐体は、上部筐体および下部筐体を有し、
前記下部筐体の側壁部の上端面は、前記基板の上面と同じ高さ位置に形成され、
前記基部は、平面視において前記基板と重なる第1領域と、前記第1領域よりも外側の第2領域とを有し、
前記第2領域は、少なくとも一部が、前記上端面によって支持される
ことを特徴とするスイッチ装置。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
前記基板は、前記下部筐体に格納されている
ことを特徴とする請求項1に記載のスイッチ装置。
【請求項3】
前記側壁部は、前記基板のなす平面方向と交差する方向に延設され、平面視において、前記基板の外周縁部を囲んで設けられている
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のスイッチ装置。
【請求項4】
平面視において、前記上端面は前記基板の外周縁部よりも外側に配置されている
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のスイッチ装置。
【請求項5】
前記側壁部と前記基板との間に隙間が設けられている
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のスイッチ装置。
【請求項6】
前記下部筐体は、
前記隙間よりも下方に排水口が設けられている
ことを特徴とする請求項5に記載のスイッチ装置。
【請求項7】
前記ラバーシートは、
第2領域の下面から下方に突出して設けられ、且つ、前記第2領域に沿って延設された弾性突起部を有し、
前記上部筐体は、
前記第2領域の上方から前記第2領域を押圧することにより、前記弾性突起部を前記上端面に押し当てる押圧面を有する
ことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載のスイッチ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、スイッチ装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、車両のパワーウインドウ等に使用されるスイッチ装置において、固定接点が設けられている基板と、可動接点と弾性変形可能なドーム部とを有するラバーシートと、を用いる技術が利用されている(例えば、下記特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-1557号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、ラバーシートのドーム部を設計通りに弾性変形させるためには、ドーム部と連続して設けられドーム部を支持するラバーシートの基部の面積を十分に大きくする必要がある。また更に、ラバーシートの基部と当接して基部を支持する支持面を基板の固定接点の周囲に設け、支持面の面積を十分に大きくする必要がある。しかしながら、従来のスイッチ装置は、ラバーシートの基部の全体を基板のみを用いて支持する構成だったため、基板の固定接点の周辺部の構成をスリム化することは困難だった。そのため、基板は小型化し難かった。なお、スイッチ装置の材料コストに対して、基板の材料コストが占める割合は比較的大きいため、コスト削減の観点から、基板を小型化するための技術が求められている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一実施形態に係るスイッチ装置は、操作力を受け付けるノブと、固定接点を有する基板と、可動接点を有し、ノブから伝達される操作力を受けて弾性変形することによって固定接点と可動接点とを接離可能に設けられるドーム部と、ドーム部の周囲に設けられドーム部を支持する基部とを有し、基板を覆って設けられるラバーシートと、基板およびラバーシートを格納する筐体とを備え、筐体は、上部筐体および下部筐体を有し、下部筐体の側壁部の上端面は、基板の上面と同じ高さ位置に形成され、基部は、平面視において基板と重なる第1領域と、第1領域よりも外側の第2領域とを有し、第2領域は、少なくとも一部が、上端面によって支持される。
【発明の効果】
【0006】
一実施形態によれば、ラバーシートの基部の面積を十分に確保しつつ、基板の小型化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
一実施形態に係るスイッチ装置の外観斜視図
一実施形態に係るスイッチ装置の分解斜視図
一実施形態に係るスイッチ装置のYZ平面による断面を示す斜視断面図
図3に示すスイッチ装置の一部拡大図
一実施形態に係るスイッチ装置が備える下部筐体の外観斜視図
一実施形態に係るスイッチ装置が備える下部筐体(基板が載置された状態)の外観斜視図
一実施形態に係るスイッチ装置が備える下部筐体(基板およびラバーシートが載置された状態)の外観斜視図
一実施形態に係るスイッチ装置が備えるラバーシートの下面側から見た外観斜視図
一実施形態に係るスイッチ装置が備えるラバーシートの下面図
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して、一実施形態について説明する。
【0009】
(スイッチ装置100の概要)
図1は、一実施形態に係るスイッチ装置100の外観斜視図である。なお、以降の説明では、便宜上、X軸方向を前後方向とし、Y軸方向を左右方向とし、Z軸方向を上下方向とする。但し、X軸正方向を前方向とし、Y軸正方向を右方向とし、Z軸正方向を上方向とする。
【0010】
図1に示すスイッチ装置100は、例えば、自動車等の車両に設置される車載装置(例えば、パワーウインドウ)の操作を行うためのスイッチ装置として利用することができる。スイッチ装置100は、傾倒操作可能なノブ120を備える。スイッチ装置100は、図1に示すように、ノブ120の中立状態において、スイッチオフ状態となる。また、スイッチ装置100は、操作者によってノブ120の前方(X軸正方向)または後方(X軸負方向)への傾倒操作がなされることにより、第1のスイッチオン状態または第2のスイッチオン状態に切り替わることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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